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kaede3724g0のレビュー・評価・感想

Dr. MARIO / ドクターマリオ
7

シンプルだが思考力が必要

任天堂の数あるマリオゲームの中の、ヒット商品の1つといっても過言ではない。内容的には『テトリス』とほぼ同じだが、マリオという人気キャラクターがゲームへの好奇心をかき立てる。
ドクターに扮したマリオが容器に薬を投げ込むので、プレイヤーがその薬の色や向きをリモコンで操作して、容器の中のウイルスと連結させてウイルスを消していくというシンプルなゲームである。
レベル調節機能があるので、ハイレベルを目指してプレイするのも良し、対戦機能で他のプレイヤーと戦うのも良しだ。

ハイレベルになるとマリオが薬を投げ込むスピードがはやくなり、焦燥感がでてくるので、ついつい声がでてしまう。容器の上まで薬がたまってくると追い詰められている感でいっぱいになる。
リモコン操作のテクニックも必要だが、いわゆるパズル的思考が必要となってくるので、ゲームを楽しみながら思考力が鍛えられる。年配者にとっては認知機能の訓練にも一役買うだろう。

対戦ゲームは盛り上がって楽しさが増すが、自分と相手とのレベル差によりすぐゲームが終わってしまう可能性もある。強敵相手には個人プレイ機能で密かに練習してレベルアップしておき、いつの日にか相手を打ち負かすのも醍醐味と言えよう。

ドラゴンボール / Dragon Ball / ドラゴンボールZ / Dragon Ball Z / ドラゴンボールGT / Dragon Ball GT / ドラゴンボール改 / Dragon Ball Z Kai / ドラゴンボール超 / Dragon Ball Super / ドラゴンボールDAIMA / Dragon Ball DAIMA
10

30年以上経っても続く名作

連載開始から30年以上愛され続ける名作。

子どものときは、かっこよさや技にあこがれで真似をしたりした。
しかし、大人になって読むと、シンプルな台詞や展開だがそこに熱さをとても感じる。
説教臭さが一切ないのが逆に何かを考えさせられる。
可愛くもかっこいいキャラたち。主人公から脇役まで個性があり、憎くかったり、嫌いなキャラはいないほど、魅力的。

そして、先生の画力の高さは漫画界最高。
バトル漫画だと絵がわちゃわちゃしがちになるが、ドラゴンボールは違う。
ひとつひとつのコマの中でどんな技がでているかがわかり、コマわりもわかりやすいので、
コマの流れに沿って行けばバトルの流れもわかる。長時間読んでも疲れない。
バトルの描写が何をしているのか分かりやすい上に迫力があるし、動きもある。
メカの描き込みも凄く、何気ない山々とかの自然の風景もきれい。

自分はとっくに大人になってしまいましたが、今もたまに読み返しては読み終わる場所がなく、
どんどん引き込まれていき、気づけば全巻読んでしまう。
自分の子どもには何も言わずドラゴンボールを1巻から渡しても問題なく読めるだろう。
ドラゴンボール超という続編もあるので、ぜひ、最初から読んでどんどんハマって、続編まで楽しんでほしい。

漫才ギャング
5

芸人がいっぱい

芸人さんがいっぱい出ていておもしろかったです。宮川大輔さんの借金取りとかすごく似合ってました。でも、火花は漫才師の片方のほうを芸人とか元芸人にしていたけど、今回はそうしてないので、漫才のところはちょっとだったかなって感じです。佐藤隆太さんも上地雄輔さんもどちらも個性的だし、かっこいいし、いいのはいいのですが、やっぱり間とかはなあと思います。
あと、気になったのは飛夫と恋人のイチャイチャが多かったことです。そのあと、なんかけんかするとか売れないやつなんてって振られるとか険悪にあるなら意味あると思うのですが、ただいい人でずっと飛夫のことを応援しているので意味のないイチャイチャでした。いや、人のラブラブなのは、見なくていいとちょっとイライラでした。
芸人の世界のことは知りませんが、今まで売れてなかったのに急に売れてきた人とかいるし、飛夫のように夢を持つ人は多いのかもしれません。もう少し、漫才の試行錯誤とかしている描写があったらよかったかなとも思いますが、まさにネタ作りのところだし、芸人でもある品川さんはそこをくわしく書く気にはならなかったのかもなと感じました。サクセスストーリーでできすぎ感はありますが、おもしろかったです。

孤狼の血
8

全編を通して主人公の成長を感じられる作品

この作品をみて面白さを感じる点は、助演である松坂桃李演じる新人刑事の成長ぶりである。最初は主演である役所広司が演じるヤクザとのつながりを持つ独特な雰囲気を持つ刑事の捜査手法などに疑問などを感じていたが作品の終盤にかけて、今までその刑事が見せてくれていたことや教えてくれていたことをもとに成長していく様子を見ることが出来るので見ごたえのある作品でもある。そして、次第にその新人刑事が“全き善”から“善と悪を両方を兼ね備えた”刑事としては異質な存在へと成長を遂げていく様子も描かれており、そこも興味をひかれる作品である。また、この作品は元々小説が原作だが、作品の制作にあたって時代背景や当時あったヤクザなどの抗争などをきちんと踏まえて作りこまれているので、そういったことを学びながら作品の世界の中に入り込むことができるのもまた面白い点の一つである。暴力的な要素なども含まれてはいるが、それを踏まえた上でも物語に引き込まれる魅力がある。この作品の続編が出たとしても、きっと納得のいく面白さのものになると期待している。