kaede37249@kaede37249

kaede37249
kaede37249
@kaede37249
4 Articles
6 Reviews
0 Contributions
0 Likes
kaede37249

kaede37249のレビュー・評価・感想

ラブ&ジェラート
7

ラブ&ジェラート

高校最後の夏に母が亡くなってしまいます。
そんな母と生前、2人でスペインに行く予定でしたが母がいなくなり、1人で行くことになりました。
主人公のリーナは真面目で少し堅いところがあります。
スペインの母の親友の女性から母の日記を受け取り、母が愛したハワードからはカメラを受け取ります。
リーナはスペインで生きた母の足跡と思い出を巡り、お金持ちの男の子と恋に落ちます。
男の子にオペラに誘われてあまり乗り気ではなかったけれど、それでも綺麗なドレスを身に纏い、
真っ赤なリップとヒールの靴を履き、しっかり身支度を整える姿はとても可愛くて美しかったです。
2人がオペラ会場から抜け出して、追いかけっこをするシーンは思わずキュンとしました。
美しいスペインの街並みや美味しそうな食べ物はどれも魅力的で、ぜひ訪れてみたいと思いました。
昼間の街並みも綺麗でしたが、石畳の道とオレンジ色に光る灯りの中を、バイクの2人乗りで走り抜けるシーンや、
看板の無いベーカリーの絶品マリトッツォを夜の街で頬張るなど、ときめくポイントが沢山ありました。
リーナが大きな口でパクっと頬張り、口にクリームをつけながら食べていてとても愛くるしかったです。
初めはスペインに行きたく無いと言っていたリーナが最後には自分の意思で、1年滞在を延長します。
スペインでの彼女は今まで経験したことの無いことの連続で彼女自身がスペインの地で変化していく姿を観ながら、サクッと楽しめる映画でした。

アオアシ
10

サッカーの奥深さを教えてくれる今までと全く異なるサッカー漫画!

アオアシは他のサッカー漫画とは全く異なる漫画です。
1つは、Jリーグのユースチームを舞台に描いていることです。サッカー漫画のほとんどは高校サッカーを描いているので、それまでユースとはどんな環境なのか知らなかったので、とても新鮮味があります。
もう1つは、主人公が技術だけでなく、サッカーの戦術や組織的な守備などを学ぶことで活躍することです。ほかの漫画は主に技の習得や技術面の成長等、個の力で活躍することが多いため画一的です。アオアシは、他の漫画では全く出てこない戦術、言語化、コーチングなどのキーワードがたくさん出てきます。また主人公の葦人が成長するその理由に具体性があり面白いです。戦術について理解し、葦人が活躍する姿はとても痛快で、葦人が一体どこまで成長していくのか、ワクワクします。
また各試合で様々な戦術を用いて挑みますが、何故その戦術が効果的なのか、その1プレイにどんな意味が込められているのか、詳しく描かれています。
サッカーIQや戦術理解度といった言葉がある程、複雑で難しいサッカーが、アオアシを見ることで、サッカーって奥が深いんだなぁと思いましたし、サッカー観戦がより面白くなりました。
サッカーがどんなスポーツなのか知りたい読者には超おすすめです。

ゆるキャン△ / Laid-Back Camp / Yuru Camp
10

女子学生が繰り広げる絶妙な世界観が見どころ

女子学生たちがだんだんとキャンプの良さを知っていき、キャンプにのめりこんでいく姿が魅力的な作品です。
なんといってもイラストがとても可愛く、キャンプならではの景色の良さなども堪能できます。
知らなかったご当地情報や、実在するおすすめのキャンプスポットなども知ることができ、キャンプ好きとして見るのも楽しい1作品です。
全員で楽しむキャンプも可愛い女の子たちが四苦八苦しながら慣れないキャンプをしているので楽しめますが、主人公の女の子がする一人キャンプも見ていて楽しく、こちらまですぐにでもキャンプに行きたくなる内容です。はじめは主人公の女の子のキャンプ好きから始まり、キャンプ部の同級生たちと一緒に学校生活を楽しんでいく話です。
キャンプ経験の浅い私でも、最後まで見終わる頃にはキャンプに少し詳しくなってしまうくらい豆知識なども豊富なアニメになっています。
絵柄としては、ゆるめの可愛い絵柄のアニメが好きな人におすすめです。内容としては普段忙しく疲れている方が見ると癒されるかもしれません。
日常系のアニメなのでゆっくりと分けて見たい方にはうってつけだと思います。
キャンプの楽しみのキャンプごはんに関しても、マネしたくなるような美味しそうなごはんが出てくるので、これからキャンプに行きたい方はぜひ見てみて欲しいです。

ちはやふる / Chihayafuru
10

2009年マンガ大賞を受賞した作品です。

ちはやふるは小倉百人一首を使って行う競技かるたを題材にした作品です。話は主人公綾瀬千早が小学6年生の時に競技かるたに出会うところから始まります。千早が通っていた小学校で福井からの転校生である綿谷新と出会いその新がやっていた競技かるたに出会い、千早の同級生であった真島太一の三人で原田秀雄が指導する府中白波会に入会し本格的に競技かるたを始めます。千早・新・太一の三人で「チームちはやふる」を結成し団体戦の大会に出場するも敗北してしまいます。その後新の祖父が倒れ福井に帰り小学生編が終わります。その後舞台は高校に移り千早は東京の瑞沢高校に進学したところから始まります。その瑞沢高校で小学生の頃の同級生だった真島太一と再会し太一とともに瑞沢競技かるた部を設立するために動き出します。その瑞沢競技かるた部に古典オタクで呉服屋の娘でもある大江奏を弓道部から引き抜き、「肉まんくん」こと西田優征を入部させた。この西田優征は小学生のときに団体戦で対戦経験もあり敗れており小学生かるたで全国2位だった人だ。その後「つくえくん」こと駒野勉を勧誘し入部させた。この駒野は学年2位(学年1位は太一)の成績で秀才だ。この5人で全国高等学校選手権大会団体戦優勝に向かっていく話です。

アダムス・ファミリー2 / Addams Family Values
9

サマーキャンプ

アダムス・ファミリーは、1より2の方が好きです。ウエンズデイと兄が、企みのあるベビー・シッターにより、サマーキャンプに追いやられるのですが、その話がとてもおもしろいです。私は人とうまく付き合えないし、アメリカのサマーキャンプという習慣は、一番嫌な習慣だなと思っていました。この映画では、サマーキャンプというのが、勝ち組の、カースト上位のためのものであり、下のやつらのことなんて、何も考えてないことが、大げさに、嫌味たっぷりに描かれていて、やっぱりアメリカに住んでなくてよかったと思い知らされます。そして、ウエンズデイたちのサマーキャンプでの逆襲はすごく爽快で、見ていて気持ちいいです。あと、メインの話は、お父様の兄の結婚話なのですが、それもおもしろいです。カマトトぶるベビーシッターとそれに気がつかない兄との会話がおもしろいし、肉欲に負けるところとか子供も見る映画なのに、ブラックユーモアが効いていていいなと思います。また、このファミリーの話が見たいけど、ウエンズデイといえば、もうクリスティーナ・リッチしか無理だと思うし、あの母親もあの役者さんしか無理だと思うし、他の人もそうなので、もう新作は無理かなと思います。それほど、いいキャスティングの映画だったと思います。

勇者が死んだ! 村人の俺が掘った落とし穴に勇者が落ちた結果。
8

漫画『勇者が死んだ!』村人と美少女達のちょっとエッチな冒険ファンタジー

タイトル通り、一話目から世界を救った勇者シオン・ブレイダンが死んでしまいます。
死んでしまった原因は、平凡な農夫でフトモモフェチである少年トウカ・スコット(主人公)が作った、竹串つきの落とし穴に落ちてしまったからです。トウカは村人達を脅し、村全体で勇者が死んだ事実を隠すことにしました。次の日トウカが目覚めると、鏡の向こうに映るのは村人トウカの姿ではなく勇者シオンの姿だったのです。
勇者の体を埋める際、その姿を勇者の仲間である屍術師(ネクロマンサー)アンリ・ヘイズワースに目撃されてしまっていました。アンリは屍術でトウカの精神をシオンの体に移し、再び訪れている世界の危機に立ち向かうよう脅迫します。トウカは、アンリと自身の幼馴染ユナ・ユニスと共に、世界を救うため旅立ちます。

村人であるトウカはフトモモ好きのエッチな少年ではありますが、生き抜く力が強く、ただの村人からフトモモ大好きな本物の勇者へと成長していきます。頭を使った作戦で勝っていくことが多かったですが、強敵と出会った際にはフトモモフェチの力をもってハダカニーソダッシュを繰り出し、勝利を掴んでいきます。シリアスな展開になってもギャグ感を一切崩さずに話が進んでいき、最終回まで一挙読みしてしまう程の作品です。