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ka_yururi01y3のレビュー・評価・感想

ダイヤのA / ダイヤのA actII
10

情熱的な主人公が甲子園を目指す涙ありの王道野球漫画

甲子園を目指す王道野球漫画、『ダイヤのA』。情熱的で努力家の主人公が、困難にぶつかっても諦めずに一歩一歩進んで成長していく、感動的な作品です。
主人公・沢村栄純はくせのあるムービングボールを武器に様々な強敵と戦いますが、バディであるキャッチャーの御幸一也を信じて投球。色んな葛藤や自分のフォームなど実際のピッチャーの役割や不安などの描写がしっかりと表現されていて、読み進めると息を飲むシーンもあります。
ライバルの降谷暁とのやりとりも、この漫画の熱いポイントです。剛速球投手の降谷暁は1年で早々にスタメン入り。圧倒的な差を見せつけられても、主人公は遅くまでタイヤダッシュ、投げ込みなどを怠らず最後のテストでぎりぎり20名のベンチ入りを果たします。
始めは興味がなかった降谷暁も、徐々に沢村栄純を認めていくのです。ライバルとして2人の掛け合いは涙なしでは語れません。
『ダイヤのA』は主人公だけに焦点を当てた漫画ではありません。チームメイトも個性豊かで、面白い掛け合いは熱い野球とのギャップを感じることができます。
試合に負けたら引退という野球に欠けてきた3年生の熱い思いや、最後の最後でベンチ入りできなかったメンバーの葛藤といったリアルな気持ちの描写が細かく、心にぐっと刺さる漫画です。

IZ*ONE / アイズワン
10

今後の彼女らからも目が離せない。

「IZ*ONE」は日韓合同の12人組女性アイドルグループである。韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』のオーディションで選ばれた韓国人9名と日本人3名で結成され、2018年10月29日から2021年4月29日までの2年6か月の期間限定で活動したグループである。
当初「PRODUCEシリーズ」と「AKB48グループ」がコラボすると発表された際、大きな反感を買った。しかしレッスンに対する姿勢や、与えられた課題をこなして失敗しても止まらずに踊り続ける日本人参加者の姿に、オーディションのトレーナーだけでなく多くの視聴者が感心した。

グループ名の「IZ*ONE」は世界のファンに公募を行い採用されたもので、「IZ」がメンバーの人数である「12」に見えることから、「12種の色彩を持ったそれぞれの星たちが1つになるよう、すべてが1つになる瞬間」という意味が込められている。

ほかのガールズグループとは少し違う曲調や、一糸乱れぬダンスなどで人気を博したが、『PRODUCE 48』の投票操作疑惑報道を受け1か月もの間活動を休止した。
その後も人気を集めていたが、コロナウイルスの影響でラストコンサートすらも無観客での開催となってしまった。その後は個々の活動に進んだが、お互いのデビューを祝うなどSNSでの絡みは続いている。またいつか彼女らがそろっている姿を見れる日が来ることを祈っている。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
9

ギネスにも認定されたことのあるおススメ少女漫画

ギネスに認定されたこともある少女漫画の紹介です。『フルーツバスケット』という作品です。私が実際学生の頃とってもハマった少女マンガです。
2007年に「世界でもっとも売れている少女マンガ」としてギネスブックに認定されました。『フルーツバスケット』愛読者の私からしたら納得です。

1998年から2006年まで連載されていました。テレビアニメとしても放送されています。『フルーツバスケット』というのは遊びの「フルーツバスケット」からきています。
主人公の「本田透」は小学生のころ、男の子たちからいじめを受けていました。そしてクラス行事で皆とフルーツバスケットをすることになり、そのフルーツ決めの時に「本田はおにぎり!」と意地悪を言われてしまうといったストーリーがあります。そこが作品名との大きな繋がりなのではないかなと思っております。
大人になって読み直してみましたが、このシーンは子を持つ親からしたらかなり切ないですよね。

あらすじを少し説明しますと、草摩家の分家宅に居候することになった本田透と、動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描く「ホームコメディ」です。コメディ要素多数なのですが前述のようにいじめやネグレクトといった虐待の話が多く大人になって読み直すとかなり切ない気持ちになりました。
ですが、透の芯の強さと優しさと母性にとても心が洗われます。切ないあとは必ず心温まるので是非読んでみてください。

バイオハザード:ヴェンデッタ / Biohazard: Vendetta
8

魅力的なキャラとCGによるリアルな映像がいい

個人的にバイオハザードシリーズは好きでほとんどの作品を見ているのですが、この作品は多分皆さんがイメージしているミラ・ジョボビッチさんが主演の作品ではなく、CGで作成されています。アリアスという結婚式の最中に飛行機から爆弾を落とされて、最愛の人をはじめとして家族や知人など親しい人を亡くすという悲惨な事件にあった国際指名手配犯が主な悪役として登場します。
アリアスに対して対バイオテロ組織「BSAA」のクリス・レッドフィールドとエージェント組織「DSO」所属のレオン・S・ケネディの二人を中心にバイオテロを起こすアリアスに対して立ち向かっていくというストーリーなのですが、まず初めのアリアスが用意したゾンビ集団と対バイオテロ組織「BSAA」のソルジャー達の戦闘がCGで繰り広げられていて、とてもドキドキしました。
その後ソルジャー達は全滅させられてしまうのですが、なんとかクリスは生き残り、アリアスの復讐を阻止しに行きます。
クリスとレオンは性格が対照的で、クリスはバイオテロ組織の中で前線で戦うソルジャーということもあり、熱血漢という感じですが、レオンはどこか冷めていて、戦闘においてもクールで色々戦略を立てて戦うところが対照的で印象に残りました。

ちょんまげぷりん
8

シングルマザーのことも描かれてていい。

江戸時代からきた安兵衛が、ケーキコンテストに出るというコメディです。
シングルマザーの生活の大変さとかが描かれていて、コメディだけど、きちんと社会のことも描いてるなって感じでした。仕事もして、家事もして、そんな全てがうまくできるわけがありません。安兵衛は武士だし、その生き方がわからないところがあったと思うけど、それを受け入れているのがすごいなと思いました。

また、クスっとできる場面も多く、すごく面白くて笑いました。
まず、ちょんまげをほどくシーンがあるのがおどろきだし、プリンという題材がいいです。私も好きだし、みんな好きであろうぷりん。おじゃる丸も驚いていたし、昔の人にはびっくりなのでしょう。
そして、ケーキを作り出すってのがすてきです。タイムスリップものなので、最終的には悲しい終わりになるのはわかってました。でも、安兵衛がいなくなったときはほんとに悲しかったです。3人の間には絆があって、それを思い出せるものもあるから、そこまで悲しいことではないのかもですが、それでも悲しかったです。

キャストもすごくよくえ、ともさかりえさんの戸惑い演技は最高だと思います。また、福くんがかわいかったし、錦戸さんは言わずもがなでした。
ほっこりして笑えて泣ける良作でした。