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gibson4のレビュー・評価・感想

デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
7

アクションRPGソフト感想

1994年にカプコンから発売されたスーパーファミコン専用のアクションRPGゲームで、カプコンの看板タイトルの一つである「魔界村」に登場する敵キャラ・「レッドアリーマー」を主役としたスピンオフの3作目にあたる作品です。
ストーリー的には赤き魔物と呼ばれる主人公レッドアリーマーを操作し、タイトルにある紋章が刻まれた魔石を取り戻しながら、因縁の敵ファランクスに復讐を遂げるといったシンプルなダークストーリーとなっていて、過去に発売された所謂レッドアリーマーシリーズとは異なる世界観となっています。
本作の特徴としてはゲームを進めていく毎にアイテムの紋章を獲得していき、その紋章の効果でレッドアリーマーが様々な姿に変身する事で、外見だけでなく、それぞれの能力を生かしたステージ攻略が求められる進め方になっているのが印象的でした。
例えば通常形態では届かない高いエリアに関しては飛行に優れた形態になったり、水中では入り続けるとダメージを受け続けるから進めるには水中専用の形態をといった具合に各エリア毎に形態を使い分けるのも攻略の大きな一手になっていました。
また、セーブはパスワード形式のため、事前に書き記さなければならないとか、特殊な方法で使えるパスワードで挑戦できるラスボスの実力が途方もなかったりなど、全体的に挑戦的な姿勢が強い作風が印象に残りました。

17歳のカルテ / Girl, Interrupted
8

アンジェリーナの役がいい。

若い人たちが入る精神病棟が舞台の作品です。とてもためになる映画でした。原作者の実話だという話です。
思春期に精神的におかしくなる子は多いと思います。まあ、入院まで必要になるかはわかりませんがあのころはイライラしたりシクシクしたりしたものでした。そこから立ち直るため、世俗から離れることは必要なのかもしれません。いろいろ制約もあるし、イライラする人もいるし、そこから出てきてまた元に戻っちゃう人もいるし、最悪の結果になる人もいる。とても現実的で悲しい話だと思いました。あの場面は見ていて涙が出てきます。
あと、アンジェリーナがやっている役がとても切なかったです。病院でも自分らしく楽しそうだし、リーダー格ぽいけど、実は治す気がないだけと主人公に言われてしまいます。たしかに彼女は結局、病院でしか生きられない人なのかもしれません。だから焦りもないし、どれだけ違反してもオーケーというか、またプログラムやり直しでもヘラヘラできるのでしょう。それは切ないことだなと思いました。アンジェリーナは金髪で若くて今の彼女と雰囲気が違っていて、興味深いです。主役のウィノナー・ライダーも線の細いかんじが、精神的に疲れた役に合っていてよかったです。

pop'n music peace
9

今作のテーマは原点回帰

人気アーケード音楽ゲームポップンミュージックシリーズの最新作でシリーズ20周年記念作品

評価点
・原点回帰というテーマに沿いゲーム内の楽曲解禁イベントで過去シリーズをフューチャーした楽曲が多数登場。またイベント画面では過去作の選曲BGMが流れるオマケ付きで往年のファンを喜ばせた。
・長らく楽曲提供の無かった人気アーティストの復活(Sana、くまのきよみなど)。
・賛否両論あったラピス絵(ポップンミュージックラピストリアから続いていたキャラクターの画風)の廃止。今作よりラピストリア以前のようなデフォルメキャラに戻った。
・前作までの隠し曲が一部を除き全て無条件解禁された。
・2019年7月に行われたアップデートでネット対戦が実装された。

賛否両論点
・楽曲解禁イベントの「ポップンタイムトリップ」は楽曲解禁分のスタンプを貯めるまでひたすらクレジットを積むだけとなっており貢ゲー感がある。
・前作より続いてる難易度のインフレ。早い段階でレベル50(ゲーム内最高難易度)の楽曲が2曲登場。レベル49の楽曲も多数登場。

総評
シリーズとしての面白さは健在。今作は原点回帰ということもあり過去作ファンへのサービスが充実している。また版権曲やイージー譜面も充実しているため新規プレイヤーも参入しやすいのではないかと思われる。