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furina99b6のレビュー・評価・感想

ルーンファクトリー4 / Rune Factory 4 / ルンファク4
10

ファンタジーの世界で料理、鍛冶、栽培、飼育、冒険!

「ファンタジー世界でスローライフを体験できるゲームは?」と聞かれたのならば、まずはこの「ルーンファクトリー4」をお勧めしたい。
このゲームでできることは実に様々だ。

作物の栽培、料理、鍛冶、モンスターの飼育、そして冒険。
ファンタジーの世界でやりたいことは大体できるゲームといえる。

敵と戦うアクション要素があるのだが、こちらに関しては操作が簡単で、普段アクション要素のあるゲームをやらない人達でも楽しくプレイすることが可能だろう。
また、どちらかというとこのゲームは、レベルやプレイングスキルよりも、いかに強い武器が作れるかが重要となっている。武器によっては、雀の涙程しか敵の体力を削れない場合もあるが、強力武器を作成すれば、どんな敵相手でも一方的な戦闘が期待できるだろう。

勿論アクション要素に慣れており、物足りないと言った人向けの難易度も選択できるようになっている。
その他にも2週目以降のオプションとして、レベルが上がらないように設定もできる為、実に様々な楽しみ方ができると言えよう。

このルーンファクトリー4はニンテンドー3DS向けに発売したソフトだが、追加要素を加えたニンテンドーswitch向けの、「ルーンファクトリー4SP」も発売している為、switchを所持している方はこちらがお勧めだ。

バケモノの子 / The Boy and the Beast
8

少年の成長!出会いと別れ。細田守監督の代表作【バケモノの子】全ての世代におすすめします!

【魅力】
実在する街並みと架空の街並みの融合。私たちが住むのとは別世界で少年はどう成長していくのか。
成長した主人公に近づく影、私たち誰しもが抱える心の問題を鮮明に突き付けられるクライマックス。
【あらすじ】
現実世界で母親を失くし、父親とも離れ離れになった主人公の少年はバケモノたちの町に迷い込んでしまう。新たな世界での出会いと少年の成長が現実世界も巻き込み壮大な物語を生み出します。
この映画には私達が住む現実の世界、主人公が迷い込み成長していくバケモノたちの暮らす世界という二つの世界が描かれます。
現実世界はよりリアルに、バケモノたちが住む世界は壮大で幻想的に描かれています。一人の主人公が行き来するこのあまりにも対照的な二つの世界は映画の中でも大きな意味を持っています。
私たちの住む世界の中で天涯孤独になってしまった少年が、人間のいない異世界でどのように成長していくのかに注目です。同監督の作品である「おおかみこどもの雨と雪」にも共通性が見られます。個人的にこの描き方は細田守監督の真骨頂だと思います。
主人公はバケモノたちの世界で立派に成長します。しかし…!
元々異世界から迷い込んだ主人公はこのままバケモノたちの世界で暮らし続けるのでしょうか。
ここから一気に私たちにとって身近でノンフィクションな世界に突入していきます。
他にも私が注目してみてほしいポイントをいくつか紹介します。
主人公と2つの世界で出会うキャラクターたち・主人公の本当の居場所は?・それぞれのキャラクターたちの成長や変化。
この映画は何度も見ることで捉え方や感動ポイントが変わってくると思います。大人から子供までぜひ見てほしい作品です。

であいもん
8

であいもん・和菓子を通した家族愛

2016年から連載されている浅野りんによる和菓子屋漫画。京都の老舗和菓子屋を舞台に、父親に捨てられた娘と夢やぶれた男が菓子を通して心を通わせていくハートウォーミングストーリー。

ュージシャンを志して上京した納野和だったが、東京に出て10年目にしてバンドが解散。そんな折、実家の和菓子屋から父親が入院したとの手紙が届く。急いで実家に戻った和だったが、そこには元気な姿の父と、実家に居候中の少女・雪平一果がいた。家を継ぐつもりで戻った和に対し、冷たく接する一果だったが、、、。
2022年4月からアニメ化もされている本作品。ミュージシャンの夢が破れた中年男性と訳も分からず父親に捨てられた小学生の女の子という、中々に重めのバッググラウンドを持つ2人がメインのお話だが、主人公の和の緩さとポジティブさのお蔭でほぼ全く暗い雰囲気にならず、段々とお互いを理解していき、血が繋がらないながらも親子のようになっていく様が描かれている家族愛が主題の作品。
基本的にグルメ漫画であるので、周りで何か問題が起こる→そのトラブルに絶妙に合った菓子が登場、というのが大体の話の筋ではあるが、菓子一つで全て解決、までの強引な展開にはならず、各話に紹介される菓子が和菓子らしくそっと話のお供に添えられる塩梅が非常に良い。
育児放棄、和を巡る三角関係などなんとも話がドロドロしそうな要素が含まれているにも関わらず、全くストレスにならず、むしろついつい頬が緩むストーリーなので読んでいてストレスにならない。
とにかくイライラしたり落ち込んだりした時は、甘いもん食ってであいもん読めば大体元気になる、という作品なので一読推奨。

スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望
5

RPGソフト感想

2000年にバンプレストからプレイステーション用ソフトとして発売されたRPGソフトで、様々なヒーローキャラクターがコラボする「スーパーヒーロー作戦」シリーズの2作目にあたります。
本作では、前作で賛否両論だったシナリオ面やシステムの全面的な見直しが行われ、前作からガンダム系のキャラクターは不参加となり、代わりに仮面ライダーシリーズ等を参戦させ、あくまで特撮ヒーローに絞られる形となり、演出やBGMなど、原作のものをアレンジした曲を大量に導入し、元ネタの番組の雰囲気づくりを再現している点は印象的でした。
一方で本作は全4章からなるシナリオになり、最終章ですべてのヒーローが集結する流れになってはいるのですが、前作のやや強引なコラボからの指摘からか、例えば第1章はこの時点で最新のヒーローであるウルトラマンガイアの章となるのですが、ほとんどがガイアのストーリーをそり、時たま宇宙刑事が参戦しますがあまりストーリーに影響がなかったりなど、コラボを全面に押し出しながらも基本的には元ネタの番組のストーリー再現が中心になるあまり、ヒーロー同士のクロスオーバー感が大幅に欠けてしまった感は否めず、看板に偽りありという形になってしまったのが残念な作風になってしまいました。