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enunoheyaa9のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
10

クレヨンしんちゃんシリーズで1番泣ける映画

ぎっくり腰になった野原ひろしがエステに行くと体は治ったもののロボットにされてしまい、元の体のひろしを助けに行くという家族の絆を描いた映画です。家族内での父親の立場が低い中、ロボットになったことで疲れることなく、子供と遊び、家事や庭の掃除をして父親の立場も高くなり家族全員が喜びました。しかし、そこに愛はなくロボットではないひろしを求めるようになります。

特に感動する場面が2つあります。
1つ目は最後の腕相撲で本当の父親を決めるところです。父親としてのプライドのぶつかり合い、そして家族からの応援。どちらかのひろしを必ず失うという悲しい状況で、みさえは愛する夫のために応援し、しんのすけもロボットのひろしに気持ちがありつつも、本当のひろしを応援する姿に心が熱くなりました。ロボットのひろしは何も悪くないのに家族を失わなくてはならないというのもとても悲しくなります。

2つ目はしんのすけが無理やりピーマンを食べさせられている場面です。そこでひろしが「強制としつけは違う、自分からやるようにしないと意味がないんだよ!」と言い、子供を思いやる気持ちや子供を守る気持ちが感じられました。
普段立場が低いですが、いなくなってからわかる父親の存在、最後は能力やスペックではなく愛や絆、そして思い出を選んだ野原一家。感動し、考えさせられる素晴らしい映画になっています。

ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III
8

伝説になった国民的RPG

1988年2月10日にエニックス(現スクウェア・エニックス)から、FCのゲームソフトとして発売されました。発売日、店舗前に行列が出来り、RPGというジャンルを認知させた作品です。「抱き合わせ商法」や「ドラクエ狩り」など社会現象となりました。良い意味でも、悪い意味でも伝説になったので、ある意味、発売された時点で既に伝説になっていたのかもしれません。

主人公の名前を決めるところから物語は始まります。1996年12月6日に発売されたリメイク版(SFC)では性格という概念が存在するので、性格を決めるイベントが発生します。性格によって成長度が異なるので、新たな楽しみが追加されています。ドラゴンクエストシリーズでは初めて、4人パーティーで仲間キャラを自分で作ることが出来るようになりました。仲間キャラは名前と職業を決めることができます。友達や他のゲームやアニメのキャラクターの名前を参考にした方も多いと思います。職業も戦士、武闘家、商人、僧侶、魔法使いと、遊び人と賢者(転職のみで可能)、盗賊(リメイク版から登場)と様々でプレイヤーの考えでパーティーを作ることができるので、自由度があります。なお、ストーリーが進むと転職したり、名前を変更できる(リメイク版から採用)ので、パーティーを再編成することができます。

ストーリーは船を入手するまではほぼ一本道です。地形が現実の世界と形が似ている点は親近感があります。ドラクエシリーズでお馴染みとなったカンダタもこの作品で初登場します。何故か、それぞれの国で君主(?)に化けているヤマタノオロチとボストロール、ゲーム開始時はラスボスだと思っていたバラモスなど中ボスも個性豊かです。特にバラモスを倒して「これでゲームクリアだ」と思った後の展開は絶望感があります。バラモスを倒すと裏の世界に行けるようになります。裏の世界は「ドラゴンクエスト(ドラゴンクエストⅠ)」と同じです。「ドラゴンクエスト」で竜王の城があったところにラスボスであるゾーマの城があります。ゾーマ戦のBGMである「勇者の挑戦」はラスボスと戦う緊張感を感じさせる名曲です。エンディングでスタッフロールが流れた後、「to be Continued to DRAGON QUEST Ⅰ・Ⅱ」と表示されて、サブタイトルが回収されます。

終末のワルキューレ / Record of Ragnarok
10

神々VS人類のラグナロク

歴史好きなこともあり購入しました。
ゼノムコミックス『終末のワルキューレ』。
1度開かれる「人類存亡会議」にて、万物の創造主である神々は、誕生から700万年が経過しても進歩の兆しがない人類を見限り、終末を与えようとしていた。
全会一致で滅亡が決まろうとしたその時、ワルキューレのブリュンヒルデがその決議に待ったをかけ、超特別条項神VS人類最終闘争「ラグナロク」により、人類の行く末を決めてはどうかと提案する。
当初はその申し出を相手にしなかった神々だったが、ブリュンヒルデの挑発にプライドを傷つけられたことでラグナロクの開催が決定。
かくして、天界が誇る最強神と、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う、最強の人類「神殺しの13人」による、13番勝負の幕が上がる。
神々の代表もゼウス、ポセイドン、ヘラクレスと言った神から釈迦、毘沙門天と言ったアジア地域の神々まで登場して世界規模の神々が登場。
対する人類代表も世界、時代を超えアダム、始皇帝、沖田総司と言った強者ぞろいいよいよ始まった人類最終闘争「ラグナロク」決着はいかに。
本当に終末わむかえてしまうのか。
神対人類のガチンコバトルは手に汗握るワクワク感がたまらない。
歴史好きにも、そうでない方にもぜひ見てもらいたい漫画です。