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comarockf3のレビュー・評価・感想

二月の勝者-絶対合格の教室-
10

中学受験経験者には刺さりまくります…!

中学受験経験者です。ドラマ版を視聴し、原作もリアルタイムで追いかけるようになりました。
数ある作品の中でもかなりリアリティの強い作品だと思います。漫画の世界だからちょっと都合よくしてしまおう…的な展開は、この作品にはこれまでほぼないと言っていいと思います。

この作品の見どころやすごい所は本当にたくさんあるのですが、全体を通して思うのは「誰ひとりとしてモブキャラが存在しない!」という部分だと思います。
学園・塾モノは成績上位者の難関校への挑戦や、最底辺の成績の子が下克上的に成績が上がっていく、というような展開が多いですが、この作品はミドルな中間層の子達のこともじっくりと描いています。

・明らかに中間層なのに親が激推しするレベルの高い理想の学校を狙わされる子
・そもそもどこへ向かって勉強しているのかわからない子
・勉強しても勉強しても成績の上がらない子
・成績が上がらないばかりに周りの子を邪魔する子

他にもいろいろありますが、ミドルな子達ほど中学受験で問題を抱えやすいのかもしれない…と非常に思いました。

もちろんミドルな子達ばかりがそうというわけではなく、成績上位の子でも家庭が荒れていたり、常に自分の中で葛藤して自分と戦い続けていたり、なんでも出来てしまうがゆえに自分に伸びしろを感じなかったり。受験戦争を勝ち抜こうとする、小学生たちの気持ちや努力がふんだんに詰め込まれた作品になっています。

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

バレーボールと青春

高校に入り、バレーボールをする少年たちの夢と努力が描かれています。作者もバレーボール経験者ということでものすごくわかりやすい説明があったのでこの作品を追っていたら試合がわかるようになりました。青春に涙します。

アニメ4期目では、全国大会である春のバレーボール大会、いわゆる春高までの主人公を中心にした高校の一チームがどう動いていくかが描かれています。前回まででは小学生の頃からバレーボールにあこがれ、中学では人数が足りずバレー部になれなかった主人公の日向くんが地方大会でのちにライバルとなる影山くんと対戦。そして高校からあこがれていた烏野高校バレー部に入り、強豪校である青葉城西高校に負けてしまって悔しくてむせび泣きから立ち上がるファーストシーズン。その宿敵である青葉城西高校に負けてしまったことを受け入れ、もう一度勝負を挑むために費やした東京での夏合宿が中心のセカンドシーズン。宿敵青葉城西を倒して地方大会を勝ち上がり、もっとも強いといわれていた白鳥沢学園を破っていく試合でのサードシーズン。そして今回は強豪である全国大会である春高にむけて戦っていくシーンが描かれていました。努力の上に強くなっていく姿に感動します。

幽☆遊☆白書 / 幽遊白書 / 幽白 / Yu Yu Hakusho
10

みんな大好き!

大好きな作品です。
私はアニメから本作に入った派ですが、漫画だと霊界探偵編も結構長くて面白いです。お爺さんと狸の話なんか泣けてしまいます。その後、暗黒武術会、魔界の穴、魔界統一トーナメントと話が進みますが、全部面白いです。最近ではとぐろ兄弟がCMに出たりしてまた注目されていて、嬉しいです。
本作の魅力は、やっぱり主役の4人が全員かっこいいことかなと思います。幽助と桑原はある意味お笑い要員だけど、決めるとこは決めるし、不良だけどいいやつです。幽助の戦いの時に発する言葉とか、おおーと思います。蔵馬と飛影は見た目も違う種類のかっこよさがあるし、女子の人気を2分したキャラだけど、よくよく考えるとツッコミどころがあって面白いやつらです。この4人がいつも仲良しこよししてるわけでもないんだけど、本当は仲が良い感がよく出ていて、ああ、この4人をずっと見てたいなと思いました。他のキャラも可愛いし、いろんな妖怪も出てきて、わくわくします。
私が好きなキャラは蔵馬でした。彼の見た目とか喋り方も好きだし、彼の戦いが結構派手なので好きです。妖力を抑えられたり、爆弾魔に好かれたり、妖狐に変化したり、魅力的な戦いが多いキャラだなと思いました。
単行本19冊で、そんなに長くないので一気に読めてしまうと思います。おすすめです。