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casinox8のレビュー・評価・感想

Nissy / 西島隆弘
10

ファン想いのギャップ人間!

AAA不動のセンター西島隆弘ことNissy。

【西島隆弘】
・1986年9月30日生まれ
・血液型O型
・身長170センチ
・2005年AAAのメンバーとしてデビュー
・2013年Nissy名義でソロデビュー

基本情報はこんなところです。

Nissyの魅力といえばなんといってもあの歌唱力でしょう。
甘いマスクから繰り出されるあの美声に虜になってしまう人も多いはずです。

歌声を聞いてみたい!という方は2016年のAAAドームツアー「Miss you」という曲を聴いてみてください。アカペラのシーンがあるのですが、度肝を抜かれます。

そんなNissyですが、実はある人に音楽をやめて違う世界に…と言われたことがあるそうです。

それはあの蜷川幸雄さん。
蜷川幸雄さんに「お前ははやく音楽をやめて、俳優の世界に来い」と言われたことがあるそう。

ここまでの音楽の才能がありつつ、その音楽をやめて俳優の世界に来いと言われるほどの演技力も兼ね備えているなんて完璧すぎますね。

Nissyについてファン目線だと何が良いのかというのを記したいと思います。Nissyのことをまだ知らない、気になり始めたばかりという方は是非参考にしてくださいね。

・なんと言ってもあの顔、あの歌声

・コロナ禍でライブができない中インスタライブで、「ファンのみんなに会いたい」と涙ながらに言うファン想いな姿

・歌っている時とMCの時のギャップが凄まじい(アーティストのライブであんなに大爆笑したのはAAA・Nissyが初めてです)

・変顔のクオリティが高いところ(笑)

キリがないのでこれくらいにしておきます。
AAAの西島隆弘もソロのNissyもたまらなくかっこいいのでご注目ください!

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 / The Curious Case of Benjamin Button
10

年を重ねるたびに若返る男の生涯

デヴィッド・フィンチャー監督が『グレート・ギャツビー』で知られるF・スコット・フィッツジェラルドの短編を映画化した2000年代の名作です。
醜い姿で生まれたベンジャミンは養老院の看護師クイニーのもとで育ちます。彼は成長するごとに若返っていくのですが、それゆえに多くの別れを経験しなければなりませんでした。運命の人デイジーとの恋愛を軸に一人の男の数奇な人生を描いた傑作です。
デヴィッド・フィンチャー監督は『セブン』や『ファイト・クラブ』といった暗い作風が特徴ですが、本作では感動のドラマを元の作風を残しつつ、極めて重厚に描いています。ベンジャミンは姿形は若返っても、内面はほかの人と同じように年を取るのです。そのような難しい役どころをブラッド・ピットは見事に演じています。特殊メイクで70代を演じている場面では、のんびりとした仕草で若々しく、素顔では老人を演じているのです。ケイト・ブランシェットやティルダ・スウィントンの助演も作品に花を添えています。ここまで素晴らしい演技の後に、80代のベンジャミンを演じた子役はさぞ荷が重かったのではないでしょうか。
因みに本作は老いたデイジーによる回想という形式で物語が進行しますが、その構成で初めて作られた作品は『市民ケーン』。オーソン・ウェルズの傑作です。この作品はフィンチャー監督に多大な影響を与え、2022年には『市民ケーン』の脚本家の人生を描いた『マンク』を撮っています。

ファイト・クラブ / Fight Club
9

オシャレで、かっこいい

ちょっとわけのわからないところもありますが、かっこよくて大好きな映画です。エドワード・ノートンが家具が好きって設定もなんか好きだし、ブラット・ピットの汚らしい格好も全て計算し尽くされているなと思ってしまいます。もともとこの監督は細かい人らしいのですが、その細かい設定とか撮り方がとてもうまく作用している映画だなと思いました。
ブラピの役は頭のおかしいぶっ飛んだ役です。彼の作ったファイトクラブは女の私からしたら、意味のわからないクラブですが、この映画に憧れて、喧嘩してえ、とか思った男性も多かったと思います。予告編では、なんかそのファイトする奴らみたいなことしかわからなかったので、初めてこの映画を見たときは、サスペンス的要素もあって面白いなと思いました。
そして、その謎で観客を最後まで引っ張っておいて、最後は小馬鹿にしたように終わるところもオシャレだし、かっこいい映画だなと思います。ブラピがすごい体のいい男役なので、エドワード・ノートンはヒョロ男っぽく映りますが、エドワードも実はなかなかいい男だし、映画の中で鍛えていって、体もよくなるし、素敵です。男くさく、なんやねんと思う場面も多いですが、いい体の男たちが見れるのもこの映画の魅力の一つかなと思います。

ゼルダの伝説 スカイウォードソード
7

ゼルダの伝説・始まりの物語をSwitchで

このソフトのオリジナルは2011年にWiiで発売されたものですが、NintendoSwitchに移植されるにあたり画質の向上に加えて大きな追加要素としてモーションセンサーを使用しないコントローラーのみでの操作も可能となりました。
オリジナル版はモーションセンサーにより剣での戦いなどを体感する楽しさがありましたが、同時に抵抗感なども生み出したり操作方法による難易度の上昇を感じてしまうこともありました。
本作のコントローラー操作ですが、ボタンへの落とし込みに少々無理を感じる部分もありますが、上記の抵抗感や難易度を抑え、携帯モードで気軽に遊べるようになったことなどかなり嬉しい追加要素だと思います。
Switchではゼルダの伝説シリーズの「あたりまえ」を見直した最新作「ブレス オブ ザ ワイルド(以下、BOTW)」がシリーズ未経験者も引き込んだ大ヒットを記録していますが、この作品はレビュータイトルにもある通りゼルダの伝説シリーズの時系列の中ではじまりの物語であり、最新の時系列であるとされるBOTWの中でもマスターソードの設定やとある建造物などで繋がりが示唆されていたり、BOTW続編の紹介動画で本作の舞台でもある空に行けることが判明しているなど、かなり結びつきが強い2作であると言えます。
BOTWで見直された「あたりまえ」が多くあり、難しく感じる箇所も多いかもしれませんが同ハードでの発売でもある、BOTWからゼルダシリーズに触れた方に是非プレイしてほしい作品です。

メメント / Memento
8

真実とは?

血が繋がっていても、相手の心は分からない。親交を深めた友人でも、相手の考えはわからないー-。
人との関わりにおいて、誰もがぶつかる壁であると思います。「他者の心や考えが分からなければ、自身にとっての真実と他者にとっての真実が同一であることは確認できない」ということでもあります。
この映画は「真実の客観性」について深く考えさせられるものです。
どんなに猟奇的な殺人鬼であっても、法廷では身の潔白を証明しようと足掻きます。どんなに悲惨な事件の被害者であっても、加害者を責め立てる姿には悪意を感じることがあります。人は、本当に心の底から信じるもののためであれば、真実を都合よく解釈するのです。
『メメント』の主人公は、10分しか記憶を保てない男「レナード」です。ショッキングな事件の被害者であり、その犯人を探し出そうともがく様が描かれています。写真、メモ、タトゥーなど様々な方法で記録を残そうとしますが、記録を残すのは「自分」。しかし、文字や画像でしか情報は伝達されない。つまり、「記録を残す瞬間の自分」と「記録を確認する自分」は、心も考えも分からない「他人」であるのです。この映画では、そんな「他者との壁」を描き出しているように見えます。
ぜひとも一度、視聴してみてはいかがでしょうか。

YUKI
9

いつの時代も女の子とともに

35歳以上の方には『元ジュディアンドマリーのボーカル』と言えば伝わると思います。
ジュディアンドマリー解散後、一人エッチを想像させるPVが話題となった『the end of shite』で、衝撃のソロデビューを果たしました。
YUKIさんの書く歌詞は、いつの時代も女の子の持つ「女の子の核」のような部分にスーッとしみこんでいきます。
その女性像は時に幼い少女のようであったり、成熟した大人の女性であったり、ご自身が結婚出産を経験されてからは、強くたくましい母親の目線を含んでいたりと、様々ではあるのですが、そのどんな時にでも『女の子』としての歓びや楽しみの部分が必ず入っていて、忙しい日々の中で忘れてしまいそうな女性として生きる喜びを、YUKIさんは気付かせてくれるのです。
そして、YUKIさんの書かれる歌詞は、いつもとてもポジティブです。
落ち込む事もあるけれど、必ずまた楽しい事は起きる。
「何もなくたって笑っていれば楽しくなるよ」という事を教えてくれます。
元気でいる事、健康でいる事、笑顔でいる事、アクティブでいる事、それが幸せじゃないの!
歌って踊って体を動かして、大きな声を出して、生きてるってサイコーでしょ!と、YUKIさんはあの小さな体全身を使って、長年、私達に訴えかけてくれているように思うのです。