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as0pas0mas0-_084のレビュー・評価・感想

50回目のファースト・キス / 50 First Dates
10

陽気で、切なく、爽やかで、泣けて、1度はこんな恋がしてみたいと思わせる最高のラブコメディ

ハワイを舞台に繰り広げられる、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが共の交通事故に遭って以来、"前日起こったことを全て忘れてしまう"という短期記憶喪失障害を抱える、元学校教師のルーシー(ドリュー・バリモア)。地元のダイナーでそんな彼女を見かけた水族館の獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)が一目惚れするところから、物語はスタートします。

陽気なヘンリーは可愛らしいルーシーにすぐに声を掛け、早速いい感じになります。しかし、翌日同じダイナーで再会するとルーシーはすっかりヘンリーのことを忘れていました。短期記憶喪失障害という重いテーマながら、毎日独特で笑える方法で愛を伝えるヘンリーの健気で、笑えるシーンの数々に思わず明るい気分にさせられます。

ダイナーの夫婦やルーシーの家族など、ルーシーの周りにいる温かく優しい人たちのサポートを受けながら、毎日恋におち、毎日ファースト・キスをする2人。そんな2人が描く未来がとても幸せで、こんな現実、あればいいなと思わせられる幸せな映画です。

映画が終わった頃には、劇中に出てくるビーチボーイズの"Wouldn’t it be nice"を思わず口ずさんで、心地いい余韻に浸れるでしょう。

さだまさし
10

現役バリバリのシンガーソングライター

私は両親が勧めた映画次郎物語を見ても感動することはありませんでしたが、最後のエンディング曲で、こんな歌の上手い歌手がいるんだと感激しました。そこから情報収集して調べると、さだまさしが歌っていることがわかりました。それから年月が経ち、友人たちが当時人気絶頂だった浜崎あゆみさんやMr.Childrenに熱狂していたとき、私はさだまさしさんの歌に熱狂していました。きっかけが何だったのか、これもはっきりと覚えていないのですが、ふと手に取ったさださんのベストアルバムをレンタルしたのが、私の音楽生活を大きく変えることになりました。そこで話は前述に戻るのですが、「次郎物語」のエンディングを歌っていたのがまさしくさださんの「男は大きな河になれ」だったのです。スメタナの「モルダウ」という管弦楽曲にさださんが歌詞をのせた曲でした。子どもの頃、名も知らぬ人の歌に魅了された私が、大人になったいま、同じ人の歌に魅了されている…言うなれば、子どもの頃から「さだファン」だったのです。すごい奇跡だと感動しました。
コンサートは4400回以上、これまでに発表した曲は567曲という、驚異的な記録を持つさださん。それこそ名曲は数えきれないほどあるのですが、ここでは「償い」という曲をおすすめします。さだファンにとってこの曲は名曲中の名曲、「当たり前だろう」と突っ込みを入れられるでしょうが、未試聴の方へ、ぜひ一度聴いてほしい作品として紹介します。

「償い」は、悲しい過ちを犯してしまった“ゆうちゃん”の物語。実話だと言われています。
ひとは過ちを犯してしまう生きものです。でもそれが、贖いきれないほどの重い罪だったとしたら。

償いのかたちはひとによって違うでしょう。刑務所に入ったから償いは終わった、と考える人。真摯に反省して償いを考える人もいれば、償うことから逃げる人もいます。そして“ゆうちゃん”のように「何もかも忘れて働いて働いて 償いきれるはずもないが せめてもと 毎月あの人(被害者の奥さん)に仕送りをしている」(歌詞より)という人も。

2002年2月、被害者男性に暴行を加え死亡させた加害者少年ふたりの裁判で、山室惠裁判長は「君たちは、さだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか」と問いかけました。自分たちの犯した罪の重大さに気づかず、ぽかんとするふたりに「この歌の歌詞だけでも読めば、君たちの反省の弁がいかに人の心を打たないか分かるだろう」と述べました。
裁判官が具体名を出した発言をするのは異例で、当時マスコミにも大きく取り上げられています。

“ゆうちゃん”の償いはおそらく、彼の命が尽きる日まで続くのでしょう。こんなにやさしい人もいる、だからこそ哀しいんです。「何だかもらい泣きの涙がとまらなくて」(歌詞より)、こちらももらい泣きの涙が止まりませんでした。

さださんの歌う「償い」は聴いているのがとてもつらいです。しかし、本当に大切なことを教えてくれる歌だと思っています。未試聴の方、ぜひ“ゆうちゃん”の償いを見届けてあげてください。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン / Violet Evergarden
10

絶対に目頭が熱くなる、ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ヴァイオレット・エヴァーガーデンについて
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは暁佳奈さんの小説が原作の、2018年に京都アニメーション制作でアニメ化され、大ヒットした作品です。

あらすじ
「感情を持たない道具」として命令を遂行するだけの日々を過ごしていた少女、ヴァイオレット。ヴァイオレットは大切な人が残した「愛している」を知るために彼女は軍人を辞め、自動手記人形サービス、通称“ドール”という代筆の職に就くことになります。
戦争から唯一生きて帰ってきた兄に送る手紙や、遠く離れた国の王子へ送る王女の恋文、余命が短い母から娘へ送る手紙など、様々な人の想いの手紙を代筆するヴァイオレットはその過程でたくさんの人と交流していき、様々な愛があることを知ります。兄弟愛、好きな異性への愛、母から子供への愛。様々な愛の形を代筆し手紙にしたためることで、ヴァイオレット自身も大切な人が残した「愛している」の意味を理解していくのでした。

その中でも一番注目すべきは第10話。
重い病を患う母親からこれからを生きる幼い娘に宛てて代筆した多くの手紙。そこに込められた母親からの愛に、頬を濡らさずに見ることができません。
また、それ以外にも注目してほしい点は京都アニメーションの描く作画のクオリティの高さ。オープニングだけを見ても、水面の光の反射や金属の光沢。宝石の輝きなど、京アニの本気を感じることができます。

ゴジラ(1954年の映画) / Godzilla (1954 film)
9

特撮邦画感想

1954年に公開された東宝制作の特撮映画で、この1作で後に「特殊撮影」を駆使した作品の需要を高め、なおかつ今や巨大モンスターものの代名詞となっている「ゴジラ」の記念すべき1作目となっています。
水爆実験の影響により、太古の生物が現代に蘇り、やがて東京を蹂躙する流れで、図らずも水爆以上の危険な物質を生み出してしまった科学者の苦悩やゴジラに蹂躙されていく人々の恐怖が描かれます。
公開当時は戦後間もなかった事もあり、(また監督を担当した故・本多猪四郎氏の原体験も踏まえて)劇中東京を破壊していくゴジラの姿は戦争の影が色濃く残っていた当時の人々にとっては文字通り他人事ではない恐怖だったといえます(よくシン・ゴジラは震災を経験した人達にとってはリアルな恐怖と語られますが、あれは民間人の描写も少なく、ゴジラとも言えないクリーチャーの存在が説得力に欠けてると思えてなりません)。
また、劇中破壊の限りを尽くすゴジラもその誕生過程が水爆実験とこちらも戦争の影を色濃く残す一方で、劇中生物学者の山根博士が語るようにゴジラもまた人間の身勝手の犠牲者といえる存在で、その悲劇性がゴジラをただの脅威ではない存在として今なお多くのファンに愛される要素ではないかと思われます。
次回作以降は怪獣対決もの路線となり、娯楽色が強まっていく中(個人的にはこちらの路線も好きなんですが)すっかり世界的アイコンとなったゴジラの最初のテーマが「反戦」「平和への祈り」だった事も忘れてはならない事と思えますね。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
8

楽しいバトルロワイヤルゲーム

本作品は、PUPGやFortniteなどと同様のバトルロワイアルゲームとなっています。
バトルロワイアルゲームは、課金で強くなるものではなく、操作者の力量により勝てるものであるため、練習さえすれば強くなれるのが魅力です。
また、バトルロワイアルゲームの多くが無料でプレイできることも大きな魅力です。

本作品は、他のバトルロワイアルゲームより、キャラの体力が高く即死が少ない作品となっているため、初心者でも楽しくプレイできます。
始めるハードルとしては、3人1チームで行うゲームのため、遠慮がちな日本人には、ここがハードルとなる可能性があります。
慣れてくれば、キャラコン等を駆使して、競技性の高いランクマッチに参加し、同レベルのプレイヤーと切磋琢磨し、上達していくことが可能です。
また、アップデートの頻度も高く、イベントも定期的に開催されるため、飽きずに遊び続けられます。
競技性も高く、大会等も開催されるほど注目されています。
ぜひインストールして、ゲームを始めてもらえればと思います。
プレイ可能プラットフォーム:PlayStation®4、PlayStation®5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC(Origin、Steam)