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abcdeu3のレビュー・評価・感想

Official髭男dism / オフィシャルヒゲダンディズム / ヒゲダン
10

テンポのいい曲が好きな方におすすめ

Official髭男dismは2012年から活動している、ドラマやアニメの主題歌などを数多く歌っている4人組バンドです。
私の好きなアニメ「東京リベンジャーズ」のCry Babyやドラマ「silent」の主題歌Subtitleなどが私のおすすめです。
他にも名曲が数多く存在します。2023年1月11日に発表されたアニメ東京リベンジャーズ2期の主題歌ホワイトノイズは聞くだけで朝からハイテンションになれます。
ボーカルの藤原さんは東京リベンジャーズの原作ファンだそうで歌詞からも熱意が伝わってきます。
それからアニメ「スパイファミリー」の主題歌ミックスナッツなども大ヒットしました。登場人物アーニャの可愛らしさが出ている素敵な曲です。
2019年に発表されたPretenderなども歌詞にすごく感情移入ができるような曲になっています。ちなみに私はPretenderが一番好きな曲です。
バンド名の由来なのですが、名付け親は楢﨑で「とにかくインパクト大だったから、これにしようってなった」「耳で聞いたときのインパクトもそうだし、漢字とローマ字の組み合わせも珍しいから、視覚的にも覚えやすいんじゃないかなって」という理由でつけられました。また「Official」については、「特に意味はありません!」「本当に何もないんです(笑)。髭男dismだけだと、なんかちょっと違うなって思って。Officialをつけた方が僕(楢﨑)の中では美しいなって思っただけなんです」と述べています。
なお、あとづけで「髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けていきたい」という意味が込められました。
のちに楢﨑は、「正直、ちょっとふざけてつけたというのもあって。でも、気がついたら今日まで来ちゃいましたね」「でも最終的には、さっき言ったような『髭が似合うような~』の意味を込めることができたし、今のスタイルのままバンドを続けていきたいって4人ともが思えているから、これでよかったんだなって」とコメントしています。

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman
10

まさにグレイテストなショー

実在した人物、P.Tバーナムがモデルのショービジネスを題材にしたミュージカル映画。

ミュージカル映画が好きな方は、誰もが好きになるはずです。とにかく曲が良いので、見ていて飽きません。
盛り上がるまで時間がかかったり、中だるみしてしまうような映画はよくありますが、最初から最後までおもしろく、あっという間に見終わっていました。

ヒュージャックマン演じる主人公のP.Tバーナムはハラハラするような行動が多々ありますが、ザックエフロン演じるフィリップが片腕として支えてくれて、見ている側としては安心感がありました。

そして、作中のショーで歌われた「Never Enough」は、歌のうまさと曲の良さだけで涙が出ました。
特に感動する流れではないシーンでしたが、ただただ歌声に感動して泣いてしまうという経験が初めてだったので、とても印象に残っているシーンです。

フリークショーをやる事で、出演者たちが受けた差別や疎外感は見ていて心苦しい場面でしたが、誰もがそれぞれの個性に自信を持って良いんだなと思わせてくれる映画です。
主人公とその家族、ショーの出演者たちみんなが幸せになった素晴らしいラストでした。
私にとっては、何度も繰り返し見たくなる特別な映画になりました。

いまを生きる / Dead Poets Society
10

厳格な進学校の新任教師と生徒たちの心のふれあいと悲劇

素晴らしい教師である。一番多感な高校生に生きていく上で何が必要か身を持って教えていく。映画の端々に人間の真実が描かれている。名門校という理由で、学業で成績を収める事だけを望み、誕生日プレゼントには去年と同じ文具セットを送ってくる親、親が進路を決め、子供の意志など関係なくそれを押し付ける親。どこの国でも教育について生徒と親の抱えている問題というのは同じだなあと思った。自分が将来何に興味を持ち、何を職業として生活を営んでいくか、それは生徒の自由である。ただ親としては、子供の生活の安定や高収入で裕福な暮らしを望むが故に、リスクを負って生徒が興味あるものに好きなように取り組んでごらんと言う親は少ない。生徒のニールは学業も優秀で親は医者を期待しているのだが、演劇への興味が強く芝居でシェイクスピアの真夏の夜の夢の妖精パックを演じ好評を博すが、父親の逆鱗に触れ軍の学校に転入させられることになってしまう。絶望したニールは死を選ぶ。まさに悲劇だが、もう少し長い目で見て、大学は演劇の勉強をさせ役者で身を立てる見込みが立たなかったら、それから医者への道を考えても良かったのではないか。大学で本格的に演劇を勉強し様々な舞台に立ちオーディションにも受けていく過程で、自分の演劇への情熱が単なる高校生の興味だったのか役者を志すほどのものなのかも見極められるはずだ。ほんとに子供の将来を考えているのはキートン教師であり、父親ではなかった。責任をとってキートンは辞職になってしまうが、彼が撒いた種は生徒の中にしっかり植え付けられ育っていたのであった。人間本当に自分が何をやりたかったか、また、精神的な自由を得るのは人生の後半にわかる場合もある。人生の生き方の答えのうち一つがこの映画の中にあるのではないだろうか。

寄生獣 / Parasyte
9

人間の価値観を考えさせられるSFヒューマン漫画屈指の名作

寄生獣は1988年から1995年まで岩明均によって描かれたSF青年漫画です。緻密なプロットで無駄の無い展開、しかも10巻完結なので休日の一気読みにはオススメです。しかし、バトルではグロいシーンも登場するので、苦手な方はあらかじめ心の準備をしておきましょう。
物語は人間の脳に寄生する謎の生物がある夜、大量に降り注ぐ場面から始まります。主人公である高校生・泉新一は、謎の生物からの進行を右手で食い止め、寄生されてしまいます。右手に寄生した生物を「ミギー」と名付け、共同生活をスタートさせます。しかし、不完全な寄生をはたした新一とミギーに対し、寄生に成功した謎の生物が次々と襲いかかります。新一の通う学校への襲撃、新一の母の死など次々と事件は起こります。寄生生物との戦いで深手を負った新一は、傷口をミギーの一部と同化することにより異変が訪れます。人間以上の身体能力、人間らしい感情の欠如など徐々に変化していく新一。その姿にガールフレンド・村野里美も離れていってしまいます。自身の変化に戸惑い悩む新一ですが、寄生生物のある策略を知ります。それは寄生生物による街の侵略でした。この計画を阻止する為、新一は謎の生物と最後の闘いを決意します。知的な寄生生物・田村玲子や最強寄生生物・後藤などクセの強い寄生生物から新一は人間社会を守れるのか。本作では、人間と寄生生物、異なる価値観をバトルや語りを通じて「生きるとはなにか」という普遍的テーマを投げかけてきます。読み終えたときには、自身の価値観について考えさせてくれる名作です。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
10

「ダイの大冒険」で人生観が変わった

結論からいうと、ダイの大冒険はめちゃめちゃおすすめです。理由は主に3つあります。
一つ目は、ドラゴンクエスト好きにはたまらないストーリー設定になっています。ドラゴンクエストに出てくる武器や魔法をマンガで見ることができるのはとてもうれしかったです。
二つ目は、ストーリーの構成がほんとうによくできている点です。原作担当の三条さんがライターということもあって、どの巻も面白くて飽きることなく読み終えることができました。
最後の三つ目は登場人物が非常に魅力的だということです。僕はポップというキャラがとても好きです。ポップは主人公であるダイのパーティーにいる魔法使いの男の子です。
このポップは物語の初期のころは、弱くて臆病な性格で強敵を目の前にするとダイを見捨てて逃げ出すようなどうしようもないやつでした。しかし、物語がすすむにつれて戦闘力が上がっていきました。そして一番成長を感じたのがどんな強敵を目の前にしても逃げなくなったところでした。読者からすれば、あれだけ弱かったポップがそれだけ強く成長した姿を見るととてもうれしくなりました。以上のことからダイの大冒険はほんとにおすすめです。僕が大好きなマンガなので興味を持ってもらえたらとてもうれしいです!