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Seeyye6

Seeyye6のレビュー・評価・感想

キングダム / KINGDOM
10

The 歴史漫画

友達からの勧めで読み始めました。
長いから買ったら大変になるし、厳しい目で判断しようと思い、試しに読んだらハマりました。

キャラクター1人1人に命があるみたいに生き生きとしています。
マンガ好きの人と話しても同じキャラが好きということはあまりなく、自分だけのキャラクターを見つけることができます。

一緒に戦国時代を生きて、その軍に所属しているような臨場感があり、ワクワクドキドキが止まりません。
戦争の漫画なので首が吹っ飛んだり、体が真っ二つになったりと、グロテスクな描写が非常に多いです。
特に桓騎将軍の行為は完全にぶっ飛んでいます。
しかし、彼がその行為をするには深い意味があり、目的を遂行するなら手段は問わないといった性格に私は惚れています。
ほかにも、頭が悪すぎる愛らしいキャラクターや、性格がうざすぎるキャラクターもいて、どれも魅力的な人物です。自分と似てるキャラクターと応援したくなるキャラクターが見つかります。
とにかく登場人物が皆魅力的なので、戦闘シーンの大義が理解でき、伏線となる人間ドラマも本当に引き込まれます。

また、戦争漫画というくくりではなく、ビジネス書としても読むことができます。
参考にできるリーダーと参考にしてはいけないリーダー。将軍がメインになっているので、社会人の場合は彼らが上司に見えるでしょう。学生の場合は、先生に見えてきます。
「この将軍はうちの上司そっくりだ!」「こっちの将軍は○○先生に似ている!」などといった会話をこの漫画を通じて考えることができます。
理想の上司像、リーダー像を学ぶことができ、一石二鳥です!

コンビニや書店に行った際に、ヤングジャンプを手に取ってぜひ読んでみてください!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか / ダンまち / Is It Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon?
9

幼少期に読んだ本がきっかけで、英雄に憧れる少年の活躍を描くファンタジー。

舞台は「迷宮都市オラリオ」、そしてこの街には謎の塔「ダンジョン」が存在し、この世界では、西洋や東洋などの神話として伝わる神々が、娯楽を求めて下界に降りてきた、というシナリオを元に展開される。
神は、この世界に住む、ヒューマン・パルーム・アマゾネス・ドワーフといった種族と契約を交わすことで、「神の恩恵(ファルナ)」を与える。神の恩恵により、戦闘での経験値からのステータス上昇やランクアップが可能になる。また、同一の神と契約した人々で構成される集団を「眷属(ファミリア)」と呼ぶ。

以下 ネタバレ有

物語は、ダンジョンを探索中に、上位モンスターであるミノタウロスに襲われる主人公「ベル・クラネル」が、オラリオ屈指の腕を持つ美少女「アイズ・ヴァレンシュタイン」に助けられ、一目惚れするという描写から始まる。この一目惚れこそが、今後のストーリー展開に密接に関係していく。
主人公ベルは、冒険者になるという目標を元にオラリオへやってくるも、誰からも相手にされなかった。そこに1人の女神が手を差し伸べた。その女神の名は「ヘスティア」。これにより、ベルは冒険者になることができたのであった。

ベルがアイズに一目惚れをした日の夜、女神ヘスティアはベルにあるスキルが目覚めたことを知る。「情景一途(リアリス・フレーゼ)」というもので、このスキルの発現により、ベルの成長速度が途轍もなく早くなっていく。アイズへの憧れや思いがベルを突き動かすのである。

今後のストーリーでは、ベルが自身の成長を重ねつつ、問題を抱える人を助けていく「英雄」の象徴としてベルが描かれていく訳だが、この作品の視聴者としては、幼少期にウルトラマンやスーパー戦隊に憧れた人には大変響く作品である。是非一度参照してみてはいかがだろうか。