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7uYAMA88のレビュー・評価・感想

グローランサーIV / GROW LANSER IV -Wayfarer of the time-
8

グローランサーシリーズ最高傑作

グローランサーはゲーム会社アトラスの制作するファンタジーシリーズです。
その中でもシリーズ最高傑作と言わざるを得ないのが今作グローランサーIVです。
PS2の頃のゲームですが、その完成度は高く、初代グローランサーから続くグローランサー2や3といった作品の続編でもありません。
完全に本作(もしくはリメイク)のみで完結するシナリオです。
とはいえ、初代のグローランサーはそれだけで完結しているので、そちらをおすすめしても良いのですが、今回は個人的に大好きで、何周も何周もしつこいくらいに周回した本作グローランサーIVをおすすめします
おすすめできる点はまず、シナリオの重厚感。
最近のゲームと違い、完全にレールに乗っているだけでは本作の魅力は体験できません。
本編シナリオと休暇だけではイベントは回せず、キャラクター攻略においてすら、イベントを回収するために色んな街や村を回ったり、戦闘をこなしたりしなければなりません。
それに加え、フェイトシステムなるものもあります。それは、本作をただレールに乗ってクリアするだけでは悲しい運命を迎える人たちを助けたり、仲間にしたりと、そのキャラクターたちの運命を変えるシステムになります。1周目で助けられなかったキャラクターを2周目で救えると感無量です。
そういう意味ではフェイトする対象の増えたリメイク版が個人的にはおすすめです。
アトラス作品の例にもれず、このゲームも最近のゲームと比べるとかなり難しい部類に入るかと思います。
ただ、手応えの感じられるゲームの作りになっており、俗に言う詰んだ状態にはなりにくいです。
戦闘システムもドラマティックシミュレーションRPGの名に恥じぬ出来になっており、戦闘はリアルタイムで戦略を練っていくタイプの、どちらかというとストラテジータイプです。
早く終われば終わるほど報酬も良くなるので、頑張る価値があります。
以上、もっと触れたい点はありますが、このレビューが参考になれば幸いです。

FRINGE/フリンジ
8

Amazon primeのアメリカドラマ

結構グロテスクなシーンもあるので、見る人を選びますが内容は最高です。
まず、主人公は女性FBIというまぁよくありそうな設定です。
科学者の協力を得ながら事件を解決していくのですが、私が特に面白いなと感じたのは、それぞれの登場人物のキャラクターです。
科学者という真面目そうな職業なのに、ここで出てくる科学者は少し頭のネジのゆるいおじいちゃんです。
ゆるキャラのような、ふわふわとしたキャラクターです。
代わってその助手は、非常にしっかりものでその2人のやり取りがコミカルで面白いです。
最初のシーズン1までは、怪事件を科学の力で解決の繰り返しですが、途中から少しSFのような要素が入って来ます。
時間の移動や別の宇宙が存在する説など、ありがちな話ですが、なんせ科学に基づきつつ作られているストーリーなので、「よくある話だな。あり得ないし。」と鼻で笑いたくなる場面でも、「ふんふん」と気づけばつい相槌を打ちながら見てしまいます。
あまりとっぴすぎる話は好きじゃないけど、少し意外性やワクワク感が欲しいという人にはぴったりなドラマだと思います。
Amazon primeに加入していない人は見にくいと思いますが、シーズン5ぐらいまでたっぷり楽しめるのでおすすめです。

青楼オペラ
8

少女漫画の時代劇にしては最高!

少女漫画の時代劇はリアルさがイマイチだと思っていましたが、青楼オペラはその点合格だと思います。
遊郭で働く女性の日常や行事などが丁寧に描かれていて、とても好感が持てました。
主人公の朱音が武家の娘で遊郭で働くことになるという、ともすれば重いシチュエーションから始まるのですが、さすがに少女漫画だけあってえぐい部分は描かれていないので、レディースコミックや青年漫画にありがちな、読後に暗い気分になることもありません。
朱音がだんだん強くなっていく様子や惣右助のツンデレで一途な感じなど、キャラクターがとにかく魅力的に描かれています。
朱音と惣右助の恋がどうなるのかといった少女漫画的なラブストーリーの部分もさることながら、登場人物のバックグラウンドもよく作りこまれていて、ミステリー要素もしっかりしていますので毎回ハラハラして読んでいます。
脇役の男性キャラクターもいろいろなタイプのイケメンが登場するので、絶対に自分の好みのタイプのキャラクターが見つかると思います。
個人的には10巻のくだりで収束するかと思いきや、まだまだこの先がある展開になってきたのでまだまだ目が離せません。
コミックスで読んでいるので次の巻の発売が楽しみです!!