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7eazusa0611のレビュー・評価・感想

福寿草(韓国ドラマ)
10

ドロドロの愛憎劇!次々と降りかかる裏切りと陥れるワナ

ドロドロの愛憎劇を見たいなら「福寿草」をおすすめします。濡れ衣を着せられた主人公ヨナが復讐に燃えていく様子と、次々と降りかかる裏切りと陥れようとするワナにぶつかっていく、とてもハラハラ・ドキドキ・イライラ・スッキリといった飽きないストーリー展開です。
何といっても、見ている人をイライラMAXにさせるのが悪女のチェ・ユラ。もう天才的にイやな女を完璧に演じています。ヨナをひき逃げの犯人という濡れ衣を着せ、恋人の前では思いっきり猫をかぶり、どうにかしてヨナを陥れようと次から次へと悪知恵を働かせる様子はイライラを通り越して清々しささえ感じる悪女っぷりです。どんどん話が進むにつれ、「もうこれは悪女ではなく病気だな」と確信するほどです。
そんなユラと真逆なヨナは誠実で健気で、ドラマを見ながら「がんばれ!!」と声が出るほどです。困難に立ち向かっていく姿にきっと虜になることでしょう。
そんな二人に関わるキャストも、とても魅力的です。振り向いてもらえなくても心からヨナを愛し、利用していいからと自分を投げ出すガンウク。とってもイケメンでいい人なのに、亡くなってしまうシーンはティッシュが箱で必須でしょう。
韓国でも大ヒットとなった「福寿草」は結構長いので、次が気になって寝不足になる危険性が高いので注意です。
韓国ドラマあるあるの尾行したり、偶然通りがかるシーン、絶対見えてるでしょっていう場面があります。運転していて急にUターンする場面など定番のシーンもあります。
最後には絶対見て良かったと思える作品だと、自信を持っておすすめします。

スウィングガールズ / Swing Girls
8

スウィングガールズ

スウィングガールズは、2004年に公開された日本の映画です。
東北地方の田舎町が舞台となっているので、ほのぼのとした気持ちで見られる映画でした。
そして、ウォーターボーイズで、人々に感動と笑いを提供した矢口史靖さんが監督をつとめたことでも話題になりました。
そして、この映画には、上野樹里さんや貫地谷しほりさん、元仮屋ユイカさんなどが出演しています。
この映画で一番感心できることは、スウィングガールズのメンバーたちが、本当に自分たちで演奏して、映画を撮り進める中で、徐々に上達していく過程が描かれる、まさにドキュメント映画であることです。
簡単なあらすじは、落ちこぼれ女子たちが夏休みに補修を受けていたときに、ひょんなことから高校野球の応援演奏に行っている吹奏楽部の人たちのお弁当を届けることになりますが、届ける途中腐らせてしまって、吹奏楽部員が全員食中毒でダウン。
その代わりに、女子たちが演奏を練習するようになります。
徐々に上達するたびに演奏の魅力にのめり込んでいくスウィングガールズたち。
最終的には、県の大会に出場を果たし、観客をオールスタンディングするほど感動させるという話です。
この映画を見ると、ジャズの楽しさがよくわかりました。
そして、教師役の竹中直人さんの演技もとても面白かったです。
何より、彼女たちが本当に自分で演奏して、これだけの素晴らしい演奏ができるようになったことに感動しました。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
10

独創的なジョジョワールド

この漫画は最初は週刊少年ジャンプに連載されていました。
週刊少年ジャンプとは思えない重めの絵とストーリー。
その後に月間、ウルトラへと移動していくのですが、ストーリーが重いので1回の掲載でページの多い方が向いているので良かった思います。
冒頭は石仮面の針に頭を貫ぬかれても死なないという始まりなのに、数ページ後は青春ストーリーとなりジョジョの家にディオが住むことになってから、彼女のエリナにちょっかい出されたりと冒頭の意味が分からず頭の中にクエスチョンマークが有りながら読み進めていくと、父親がディオに毒を盛られているところからストーリーは急転します。
ディオが吸血鬼になり、ジョジョがそれに対抗しうる技術である「波紋」を覚えて対決して、無事に終わったと思ったところが実はストーリーの始まりでした。
今までは1部ということで、2部は最初の主人公の孫であるジョセフ=ジョースターもジョジョと呼ばれていて、因縁は終わってなかったという続き方でした。
そして、ジョセフ=ジョースターの孫である空条承太郎が3部の主人公になったところから波紋ではなくスタンドと呼ばれる特殊能力が出てから、このマンガはフューチャーされるようになりました。
ディオが生きていたため、ジョースター家にもスタンドが使えるようになってディオを倒す旅のストーリーになりました。
そして、ここら辺から主人公のジョジョが段々と無理矢理になってきます。
空条承太郎の真ん中を取ってジョジョ、4部では東方仗助の名前がジョウジョと読めるのでジョジョ、5部はイタリアでジョルノ=ジョバーナでジョジョ、余談ですがそれまではジョジョの表記が「JOJO」だったのですが5部はイタリアなので「GIOGIO」になってます。
6部は空条徐倫の真ん中でジョジョ、7部はジョニィ=ジョースターですがストーリー的にツェペリの方がメインでないかと思うような感じで最後にディオも出てくるという斬新さ。
8部は東方定助は記憶喪失と毎回ストーリーの仕込みが脅威です。
6部のラストでパラレルワールドに入ってしまって、7部や8部は何でもありになったのですが、その何でもありを逆に付いてくる作者の狙いが面白いです。
絵の好き嫌いがハッキリするタイプの画風なので、絵が苦手な方もいらっしゃるとは思いますが、ここまで壮大なストーリーのマンガにはなかなか出会えないと思いますので読んでみて損はないと思います。