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6qmirapika

6qmirapikaのレビュー・評価・感想

SING/シング / Sing
9

なんだかんだで歌がいい。

歌が素晴らしかったです。吹替も歌唱力もちゃんと考えて選んでいて、でも演技も下手じゃないし、最高でした。ゴリラ、ぶた、はりねずみなど、いろんな動物が出てくるけど、その動物がこういうジャンルの曲を歌っていたらおもしろいなってジャンルの曲を歌っていた感じです。私が個人的におもしろかったのはやはり、トレンディエンジェルの斎藤さんかな。ブタのグンター役で造形は全然違うんだけど、すごく斎藤さんに似ているキャラでした。あと、長澤まさみさんが意外に歌が上手でした。山寺さん、MISIAさんという歌唱力には折り紙付きの方の歌も聞けましたし、大満足です。話的にも、大切な劇場を立て直そうとオーディションを開催するというもので、コアラがどれだけ劇場を大切に思っているかわかったし、一筋縄ではいかなくてハラハラしました。劇場がもうだめかもってとき、洗車の仕事をするんだけど、そこもちょっといい感じでした。哀愁が漂ってました。ちょっと自分勝手だなってとこもある主人公ですが、彼の一生懸命さに応援したくなります。曲もみんなが知っているような有名なものですし、ノリもいいし、お子さんと見るのにおすすめです。あまりミュージカルとかを見ない人でもポップミュージックなんですごく気に入ると思います。

メッセージ / Arrival
7

悲しい未来が見えるなんて

異星人が来て、彼らとのコミュニケーションをはかるためには、まず言語を理解しなければならないというのはもっともな話で、
今までの宇宙人って翻訳こんにゃく的なものを持ってるか、有無も言わさず攻撃してきてたから、当たり前のことをしている本作がとても新しい感じがしました。
こういう仕事を頼まれるのは言語学者なんですね。
意味不明な音から、言語を導き出すなんて、すごいなと思います。
でも、彼女が仕事に就く過程がちょっと荒唐無稽というか、政府関係者がなんで彼女のところに来たのか、そして、なんであんな上から目線なのかよくわかりませんでした。
もう少しスムーズに話に持って行けよと思いました。
そして、本作はその異星人との話がメインというより、彼女に与えられた運命の話がメインみたいなところがあったと思います。
彼女は異星人から未来が見える能力をもらうのですが、そのせいで自分の悲しい未来を知ってしまうのです。
知っていることなのに、回避したらいいのに、それでも娘に会いたいと思う母心に泣いてしまいました。
あれは反則だと思います。地球のため、あんなに尽力した彼女がなんでこんな目にと悲しくなってしまいました。
ちょっと強引なところはありましたが面白かったです。