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4ihotcaramelのレビュー・評価・感想

憂国のモリアーティ / 憂モリ
10

探偵系・頭脳系アニメが好きな方必見!

憂国のモリアーティはイギリスを舞台とした頭脳派アニメ!原作はコナン・ドイル氏の「シャーロック・ホームズ」シリーズ、シャーロックの最大の宿敵である天才数学者モリアーティ教授からの目線で描かれたアニメである。
舞台は全盛期のロンドン。生まれながらにして身分が決まり、生き方が決まる階級制度を終わらせることで「ロンドンは美しい国へとなる」と言い、裏で悪事を働く貴族を次々と完全犯罪で殺害していく”犯罪卿”モリアーティと、犯罪卿を追う探偵シャーロック・ホームズの物語。
天才と呼ばれたシャーロックの行動すらも計画のうちとし、あり得ない状況下での完全犯罪を成功させていく犯罪卿。彼の行動に違和感を感じたシャーロックは、彼の本当の目的に気づくも、圧倒的な頭脳を持った犯罪卿を捕まえることができずにいた。そんなシャーロックに近づき、誰も追い詰めることの出来なかった犯罪卿を捕まえるために協力をする者たち…。
合理的で冷酷な犯罪卿が時折見せる”人間らしい”シーンや、犯罪卿を捕まえようとしながらも時に計画に協力するシャーロックの姿に、どこか儚く、胸を締め付けるようなシーンが魅力的ともいえるでしょう。
そして、自称ミステリー好きな私でも、予想することが出来ないラストでした。
幼い頃から超人的な頭脳を持つモリアーティと、名探偵シャーロックの頭脳戦は、目を離すことが出来ません!天才vs天才。頭脳vs頭脳。そして忘れてはいけないイケメンvsイケメン。頭脳派アニメにもかかわらず、圧倒されるほどの戦闘シーンと情緒的なストーリーに、想像できない程の感動を与えられました。
探偵物や戦闘物が好きな方だけでなく、泣けるアニメが好きな方にも超オススメなアニメです!
是非1話だけでも、ご覧ください。
モリアーティの策から抜け出せなくなること間違いなしです。

Diner / ダイナー
6

いい人たちたちが合わさった。

思ったよりお話自体はよくある話でしたが、登場人物は奇抜でおもしろかったです。一番はもちろん、藤原竜也演じるオーナーで、元殺し屋でシェフだなんて、なんてかっこいい設定なんだあと思いました。実際、見た目もかっこいいし、声も素敵だし、ハマってしまいます。女の子ちゃんはいかにも何も考えてない感じのだめ子ちゃんぽかったけど、あのオーナーのもと、やっていけるんだから実は芯は強い子だったのかもしれません。そのほか、出てくる殺し屋が個性的な人たちで、ちょっとしか出ない人もその人のストーリーを知りたいなと思えました。設定は漫画ぽいもので、三次元で描くのは難しいのかなと思いましたが、みんな、それっぽく仕上がっていた感じです。見た目の不自然さも演技でカバーしてました。殺し屋を、いい役者さん、実力のある役者さんで固めたことの勝利だと思います。キッドとか一番難しいですよね。顔は大人だったなと思いました。演出はさすが、蜷川実花さんと言う感じです。彼女のなんとも言えない色使いとか派手すぎるところとか得意ではないのですが、あの世界観には合っていたのかなと思います。すごくいい役者と言い演出家が出会ったというか、ダイナーの世界をうまく表現できてました。

ラビット・ホラー3D
4

映像にこだわっている

映像はすごかったけど、話は2の次だった印象です。映像にこだわるのもいいけれど、話が一番だろうと感じました。まあホラーはそれでいいのかもしれませんが。いや、ホラーこそこだわってほしいです。一見怖くないウサギが怖い存在ってのはいいけど、ストーリーの荒さが気になって怖さが半減しました。着ぐるみは表情が変わらないからそれなりには怖かったんですけどね。ウサギがモチーフってドニー・ダーコみたいだなとも思いました。日本でウサギがホラーになるのは珍しい気がします。満島ひかりさんは声をなくした役なのに、彼女の声でナレーションがあって、それが気になりました。喋れないことが際立たなくないか?と思いました。他の人もエキセントリックなことをするし、話は「ん?」って感じるところが多かったです。でもお化け屋敷みたいで、アトラクション好きな人は楽しめると思います。3Dを上手く使っている作品といっていいのではないでしょうか。手が本当にそこにある気がしてよかったです。それに香川照之さんもでているし、どんな脚本でも彼が演技しているともうそれだけでおもしろいです。彼が出ているシーンは妙に締まって見えました。この映画を見ればウサギが怖くなること、請け合いです。