堂本剛 / ENDRECHERI

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堂本剛 / ENDRECHERI
9

ソロ20周年

1979年4月10日生まれの堂本剛。
1987年堂本直宏の名で子役デビューし、ドラマや舞台で活躍。その後、小学5年生の時に子役活動を終了した。

1991年(小学6年生)頃にジャニーズ事務所入所。
1993年KinKiKids結成、ドラマなどで活躍した。
代表作には『人間・失格〜例えばぼくが死んだら〜』、『金田一少年の事件簿』、『若葉の頃』、『僕らの未満都市』などがある。

1997年7月21日KinKiKidsとして、CDデビューを果たした。因みにCDデビューをする前に日本武道館でファーストコンサートを行なっている。デビュー曲はミリオンセラーを達成した「硝子の少年」。
ここから現在までオリコン初登場1位を記録し、ギネスにも認定されている。

2002年5月29日シングル『街/溺愛ロジック』で、堂本剛名義でソロデビュー。
2002年8月アルバム『ROSSO E AZZURRO』を、2004年8月アルバム『si:』を発売。

2005年TOKIOの国分太一と共に期間限定ユニット「トラジ・ハイジ」でも活躍した
この時の映画『ファンタスティポ』が2018年Blu-ray化している。

2005年12月プロジェクトENDLICHERI??ENDLICHERI始動した。2008年244ENDLI-x、2009年剛紫として新プロジェクト「美 我 空」を、2011年SHAMANIPPON始動。その後、2017年にENDRECHERIへと名前を変更している。

しかし、2017年6月に突発性難聴を発症し、入院。この年念願のフェス出演が決まっていたが、全て辞退する事になった。翌年2018年「SUMMER SONIC」「イナズマロックフェス」に出演している。

2021年4月10日Instagramを、2022年8月ENDRECHERIのYouTubeチャンネルを開設。
2022年9月THE FIRST TAKE 出演した。

ソロ20周年を迎えて活動を広げ、海外からも注目されるようになってきた堂本剛。
年代やジャンルを超えて彼の歌が多くの人に聞かれる事となるだろう。

堂本剛 / ENDRECHERI
8

ぜひ穏やかな心で迎えていただきたい

KinKi Kids の堂本剛氏が新たに発足したソロプロジェクトです。元々本人名義で曲を出すこともあればコンセプトが変わるごとに名義を変えたりしていました。ある時はロックを意識し、ある時はテクノを取り入れたりしていましたが、今回のプロジェクトでは初心者でもわかりやすい王道と評してもいいファンクミュージックが多数収録されており、思わず体を動かしたくなる曲に、韻を踏んだ歌詞や、そもそも歌詞と言っていいのかすらわからない甘党の脳内をそのまま文字化した妙な楽曲など、幅広く取り揃えてあるのでどのアルバムも心地いいリズムを感じられます。
近年では楽曲提供の仕事も抱えているだけあり、ファンク以外だたバラード曲一つとってもソロ初期のものから比べると言葉の使い方のレベルが格段に上がっており、若い青年の叫びから大人の語りという印象を感じました。
番組の企画で始めたギターでの作曲がきっかけとなった堂本剛氏の音楽制作。本人の感性や芸能生活で培った経験が生んできた作品の数々。彼が何を思い葛藤し、どう世間に伝えていきたいのか、その結果たどり着いたスタンスがこのプロジェクトには込められています。ぜひとも彼の曲、彼の言葉に耳を傾けていただきたい。