東島丹三郎は仮面ライダーになりたい

東島丹三郎は仮面ライダーになりたいのレビュー・評価・感想

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東島丹三郎は仮面ライダーになりたい
7

40歳おじさんの正義活動

作者の柴田ヨクサルは、格闘技をテーマにいくつかの作品を描いています。
本作は年を重ねた40歳のおじさんが、世の中に暗躍しているショッカーに出くわしてしまい、お祭りで売っていたお面を被り、憧れている仮面ライダーになり切って戦う漫画です。
当初1人で戦っていましたが、ショッカーの存在を知った仲間が増えてくると、大掛かりな事件に発展しました。
偽物のショッカーの戦闘員が、コンビニ強盗を起こしているうちに、強化改造された本物の戦闘員と改造人間に出くわしました。
段々怪人たちに勝てなくなってしまった、ショッカーの存在を知った仲間の主人公たちが、肉体を強化するための特訓を経て成長していきます。
敵の本物の怪人たちに敵わない、ただ鍛えただけの人間の主人公たちが、格闘家やプロレスラーに師事し、強くなっていく物語です。
そんな主人公たちが何とか撃退した怪人たちも負けてはおらず、大規模なテロを起こしたほか、人間の技を取り入れて強化を図っていきます。
これからどんな展開が待ち受けているのかわからない中、ストーリーのテンポがよいこの漫画は読みやすいです。
読みやすく、高い好感度が持てるこの漫画の今後の展開がとても楽しみです。仮面ライダーに興味がある方、好きな方も楽しめるお勧めの漫画です。