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次世代のスポーツ漫画「メダリスト」について
「メダリスト」はアフタヌーンにて、つるまいかだ先生が執筆されている、スポーツ漫画です。
本作品はフィギアスケーターの夢破れた青年・司と見放された小学生・いのりが、コーチと選手としてタッグを組み、オリンピックを目指していくという物語です。
スポーツ漫画としては珍しいフィギアスケートを題材にした作品であり、氷上の優雅なスポーツという一般的なイメージとは裏腹に、選手のいのりがコーチの司と共に才能と努力を武器にライバルたちと渡り合い、目標であるオリンピック選手を目指していくという王道の熱いスポ根が持ち味のストーリー展開になっています。
次にくる漫画大賞2022でコミックス部門1位に輝いたこともあり、注目度の高い作品ではありましたが、アニメ化が決定したことにより、さらに今後も注目度と人気が増していく作品だと思います。
そんな話題作「メダリスト」、筆者のおすすめポイントとしては司といのりのどこまでも前向きなやり取りと姿勢にあります。
通常スポーツ漫画における、コーチと選手の関係はコーチが選手をたくましく導く師弟関係を思い浮かべると思います。
しかし司といのりの関係性は一言で表すなら「戦友」。もちろん司がコーチとしていのりを導くシーンは多くありますが、それよりも二人で一緒に成長し喜びを全力で分かち合うという印象が強く、戦友のような関係が近いのではないかと感じました。
そんな前向きな二人を見ているとどこまでも元気がもらえる、「メダリスト」と他のスポーツ漫画の差別点はフィギアスケートという題材ではなく、戦友としての二人の在り方ではないかと思います！
間違いなく話題になる作品「メダリスト」、今から読んでも損にはならないおすすめの作品です。