メロエッタのキラキラリサイタル

メロエッタのキラキラリサイタルのレビュー・評価・感想

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メロエッタのキラキラリサイタル
8

夜空のリサイタルを皆の力で成功させる

ピカチュウやミジュマル、キバゴ、ニャース、ソーナンスなどのポケモンたちが、ダンスや歌が得意なポケモンメロエッタの歌声を聞きに集まりました。
メロエッタが木の周りをクルクル回り、歌を盛り上げるメロディーツリーとメロディーを成長させ歌が始まりました。
メロエッタの歌を聞きニャースの気分が盛り上がり、地層を背負っているようなポケモンイワパレスの上で、ザリガニが爪とぎをしていました。怒ったイワパレスがポケモンの技砂嵐を起こし、メロディーベリーをどこかに飛ばしてしまいました。
朝になり、メロエッタが1つだけ拾ったベリーを持ったまま、とても悲しんでいました。ピカチュウたちは、残りのメロディーベリーを探しに森に行きました。「果たしてメロエッタのリサイタルはできるのか」という物語です。
敵、味方の関係なく、さまざまなポケモンが協力して頑張るところが見所です。
サトシやコジロー、ムサシなどの人間が出てくる本編では、敵、味方に分かれたポケモンたちが、バトルやショーを繰り広げます。一方、ポケモンだけが出てくるのが短編映画のよいところです。
ほかのポケモンを主にピカチュウがまとめ、メロディーベリーを集めました。足場に水鉄砲を使うなどのあまり本編では見ない多くの技の使い方が出てきました。
わからないポケモンの言葉は、話せるロケット団のニャースが雰囲気を教えたり、状況をナレーションが教えてくれたり、わかりやすかったです。
身振り手振りを交え、ポケモンと話すピカチュウが可愛かったです。
短編では、アニメシリーズごとに異なるポケモンが新、旧関係なく登場するため、大人も子どもも一緒に楽しめるうえ、バトルシーンがなく楽しく見られるのも魅力です。ぜひ好きだったポケモンを探してみて下さい。