メンタリスト

メンタリストのレビュー・評価・感想

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メンタリスト
8

作品の魅力について

「メンタリスト」は、サイキックを装って活動していた男ジェーンが、ある日凶悪犯レッドジョンに家族を惨殺され、
次々に起こる事件解決に協力しながら復讐を目指す1話完結型のドラマである。
ジェーンはコンサルタントとしてCBIに所属し、相棒のリズボンと協力しながらレッドジョンの正体を暴き、シーズン6で遂に復讐を遂げる。
その後はFBIへ場所を移し、そこでジェーンとリズボンのロマンスが描かれ物語はハッピーエンドで終末を迎える。
この作品の魅力的なところは、毎回何人もの容疑者が浮かび上がり、ジェーンの少し型破りで奇抜な作戦により犯人が発覚するラストシーンである。
また、視聴者自身もドラマの中に隠されている様々な違和感を発見し、一緒に犯人を推測しながら楽しめる内容となっているのも魅力の1つである。
その中で、突如レッドジョンに関連した事件が発生し、ジェーン対レッドジョンの頭脳戦が始まると、たちまち目が離せなくなる。
シーズンが進むにつれて、レッドジョンとの攻防も激しくなり、正体が分かるまで全く予想が出来ないそんな側面も持ち合わせている作品である。
身近な所で起こる可能性がある各回の事件と共に、このドラマ特有の復讐劇が描かれており、
シーズン7もあった事を感じさせない程あっという間に見終わっていたそんな作品であった。

メンタリスト
10

天才的頭脳と観察眼で犯人を追い詰める

カリフォルニア州捜査局で犯罪コンサルタントとして捜査に協力している主人公が、観察力、記憶力、話術(たまに催眠術)で殺人事件など犯人を追い詰めていくアメリカのドラマです。

元々はインチキ霊能者だった主人公が、殺人鬼に妻と娘を殺されてからは犯人を捕まえたい気持ちから捜査に協力するようになります。
子供の頃から生まれ持った天才的な頭脳と観察力を駆使して、常人とは違った切り口で事件を解決していく爽快感がたまりません。
人を小馬鹿にしたり、わざとイラつかせたり、相手を心理的に操るテクニックが本当に最高で、まさに「メンタリスト」です。
主人公役のサイモン・ベイカーは金髪に青い瞳、爽やかな笑顔でとても魅力的な方なので女性ファンもとても多いです。

基本的には1話完結で見れますが、シーズンを通して出てくる犯人やラスボス的なキャラもいます。
登場人物もそこまで多くないですし難しい話もそんなに出てこないので、アメリカの海外ドラマの中では比較的初心者向けのドラマかと思います。残酷描写もそこまでではないです。

霊能者、詐欺師、新興宗教などあらゆるテーマに絡めた事件も出てくるのですが、主人公が次から次へとトリックを暴いていくので「人を簡単に信用してはいけない」と改めて思わせてくれるドラマでもあります。