DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は、堀井雄二(監修)、三条陸(原作)、稲田浩司(作画)による日本の漫画およびアニメ作品である。
主人公は孤児として流れ着いた孤島でモンスター達に育てられながら勇者にあこがれる少年ダイ、そんなダイの相棒であり未熟な魔法使いから大魔導士へと成長するポップ、二人の師匠で元勇者のアバン、かつてのアバンのかつての仲間の娘でもあるマァム、アバンに師事するも彼を養父の仇と思い込んで魔王軍に加わっていたヒュンケル、一国の王女であり正義の心と広い度量を持ったレオナ。そしてそんな彼らと熱い絆で結ばれた仲間達が大魔王に挑む王道ファンタジーである。
類型発行部数は4700万部を誇る週刊少年ジャンプの王道少年漫画だが、当初はタイトル通り、スクウェア・エニックスの人気RPGゲーム『DRAGON QUEST』のバックアップの為に週刊少年ジャンプで企画された読み切り漫画だった。それが読者の熱い支持で連載に至り、二度のアニメ化、ゲーム化などもはたしている。
スピンオフに『勇者アバンと獄炎の魔王』などがある。

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DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
10

アニメ、ダイの大冒険について

今から30年以上前平成の初め頃に初めてジャンプで読んでハマった作品が、令和になって再度アニメ化すると知って楽しみで仕方ありませんでした。主人公は勇者ダイですが、自分は魔法使いのポップの成長の物語だと思っています。作品を通りして一番成長したキャラだと思います。最初は口だけの軟弱男で、クロコダイン戦では戦いから逃げたす根性のなさでがっかりさせられるかもしれませんが、物語が進むうちに心も使える魔法もどんどん強くなっていきます。ベタンやメドローアを覚えたところなどはとてもカッコいいです。バランに記憶を消されたダイのために、仲間に嘘をつき、一人で戦いに挑むシーンなどは何度読み返しても涙が出そうになります。最終的には大魔王バーンとの戦いもダイとポップの二人になり、大魔王のカイザーフェニックスを手で裂くところなどは30年前に単行本で読んだ光景が忘れられません。子どものころからすっと好きだった「ダイの大冒険」。アニメ化され作画もよく、戦闘シーンなどキャラがヌルヌルと動くのでとても迫力があります。まだ見たことのない人は是非見てください。間違いなく面白いです。最初から見ると結構な長さになるので夏休みなどの長期休暇に見ることをお勧めします。