Bloodborne / ブラッドボーン

『Bloodborne』とは、2015年3月26日にFromSoftwareによって開発された、クトルゥフ神話を彷彿とさせるアクションRPGである。
19世紀ビクトリア時代の特別な治療を行う奇妙な街ヤーナムを舞台に「未知との遭遇」「バトルの死闘感」「ユニークなオンライン」がポイント。主人公は医務室のような場所で治療をうけている場面から始まり「青ざめた血を求めよ」とだけ言われ物語が始まる。
血と獣の病、宇宙との接触、生まれや血統といったテーマが交じり合い深く物語に没入することができる。
同じFromSoftwareから発売された同系統の『デモンズソウル』や『ダークソウル』と世界観やファンタジー性の方向は同じだが、大きく異なった点がある。従来のゲームには盾を用いた戦闘が一般的だったが、今作において盾の概念は存在せず、回避行動に重きを置かれている。「リゲイン」という仕様が本作から採用されてるため、被弾後のリカバリーのため、より攻撃的なプレイが求められる設計である。そのため戦闘のスピード感が増しており本作のコンセプトである「バトルの死闘感」を強く演出している。

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Bloodborne / ブラッドボーン
8

入門に最適!日本が世界に誇るアクションゲーム!

2021年11月に『ゴールデンジョイスティックアワード』にてフロムソフトウェアの作品である『DARK SOULS(ダークソウル)』が"歴代最高のゲーム"という栄誉に輝きました。
ゴールデンジョイスティックアワードは39年もの歴史を持つ世界最大のゲームアワードです。

このBloodbornは同社フロムソフトウェアがソニー・コンピュータエンタテインメントと共同開発したいわゆる"ソウルライク"とも呼ばれるDARK SOULSシリーズの血筋と言える作品の一つです。
DARK SOULSと同じメーカーの開発した作品のために直系と呼んでも差支えのない存在となっています。

アクションゲームが好きな方はDARK SOULSという名前はどこかで聞いた事があるでしょう。
そして"死にゲー"とも呼ばれる何度もゲームオーバーを繰り返しながら試行錯誤を繰り返す高難易度のゲームであるという評判も耳にした事と思います。

ゴールデンジョイスティックアワードで話題になった事でDARK SOULSに興味が沸いたけれど難しくて自分にあわないかもしれない、と不安に思っている方も沢山いらっしゃる事と思います。

そんな方にBloodbornはとてもオススメできる作品となっています。
ゲームシステムそのものは色々と違いはあるもののDARK SOULSシリーズにとても近しい形になっているのでソウルライク系の作品に触れたい方にとって最適と言えるでしょう。

ですが、最大のオススメポイントはそこではありません。
実はこの作品、公式のプレイステーションストアで不定期に開催されるセールにて非常に安価で購入できるのです。
ソフト単品で1000円前後となる事も多く(筆者は800円ほどで購入しました)、ダウンロードコンテンツである『Bloodborne The Old Hunters』とセットになった状態で2000円ていどで購入できるタイミングもあります。

これを機にソウルライク作品に触れてみませんか?

ひとつ注意点があるとするならば、この作品はゴシックホラーと呼ばれるタイプの雰囲気を持った作品です。
ホラー系の作品が得意でない方は公式の紹介映像などをまず最初に確認すると良いでしょう。
そして何より高難易度のゲームです。
多少、人を選ぶ傾向のある作品でもあります。
この2点を考慮して点数は10段階中の8点とさせていただきました。