銀魂 / Gintama

『銀魂』とは、空知英秋が手掛ける『週刊少年ジャンプ』(集英社)の漫画である。『週刊少年ジャンプ』(集英社)では2004年2号~2018年42号、『ジャンプGIGA』ではvol1~vol3、そして『銀魂公式アプリ』にて連載し、完結した。テレビアニメでは、2006年よりスタートし、2018年まで367話分が放映された。
主人公坂田銀時をはじめとして、志村新八、神楽の三人で「よろず屋」を営み、困ったことがあればなんでもするというコンセプトでさまざまな事件、相談を解決していくというものになっている。基本スタイルとしてはギャグ系であるが、内容が進むにつれバトルシーンなど、シリアスモードに移行していくこともある。
時代背景としては、鎖国時代が終了した江戸時代終盤が舞台だが、「天人」と呼ばれる者たちにより江戸が支配されたことでテクノロジーが進歩したものとなっている。その結果人々は江戸時代の様相のままだが、江戸の街はビルが立ち並んだりなど、まるで現代の東京のような風景となっている。

01009moonのレビュー・評価・感想

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銀魂 / Gintama
9

沢山笑いました。

この映画は、主人公が突然現れたタイムマシンによって5年後の未来に飛ばされてしまうというもので、自分の墓と無残に荒廃した江戸の町が舞台です。
5年後の未来に白詛(びゃくそ)と呼ばれる死病が蔓延していることや、攘夷戦争時代に倒した敵である魘魅(えんみ)がその死病にかかわっていることを知ります。
潜伏する魘魅を探し当てて倒した主人公が、それが5年後の自分であるという驚愕の事実に直面します。
魘魅の正体はナノマシンであり、物語本来の時間軸の10年前である攘夷戦争時代には既に主人公に寄生していたのです。いずれ自分自身が白詛の発生源となり世界を荒廃させてしまうことを知った主人公は、止めようとする仲間たちを振り切り、白詛を断つために“時間泥棒”を使ってただ1人攘夷戦争時代にタイムスリップします。過去の自分自身を殺すことで世界を救おうとする主人公。その瞬間から、笑うしかないようでいてどうにも胸を打つ大逆転が始まります。
仲間たちも5年後の姿なので皆変わってしまい、また違う一面が見られます。
毎回ボケとツッコミが激しく、お腹を抱えてしまうほどです。
登場人物も個性豊かです。
可愛かったりかっこよかったり、笑いあり涙ありなので、何回見てもまた見たいアニメです。
『銀魂 THE FINAL』という映画も気になるので見てみたいです。