金田一少年の事件簿

金田一少年の事件簿

原案、原作:天樹征丸、作画:さとうふみやによる少年マンガ。シリーズ中盤まで原作:金成陽三郎。
金田一耕助の孫である高校生・金田一一(きんだいち はじめ)が事件を解決していくミステリー推理マンガ。
テレビアニメやドラマ化もされ、1992年(平成4年)から連載されており一度完結している。2013年から「金田一少年の事件簿R」として連載が始まった。

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金田一少年の事件簿
8

名探偵作品のスピンオフ漫画

公式か非公式かは不明ですが、ドラマ化などもされてたミステリー小説の名探偵キャラクターである金田一耕助、その孫の金田一はじめが主人公の、金田一耕助作品スピンオフといえる名探偵漫画です。
彼は一見だらしのない見た目と女性に弱いスケベな男性ですが、祖父の知能を受け継いだのか高いIQを持っていてその能力は様々な難事件を次々と解決します。
金田一少年はただ推理力が高いというだけではなく、「呪われているのでは?」と感じるほどに事件に偶然巻き込まれたりします。警察がくることもありますが、時には嵐に遭い陸の孤島に取り残されるなど、実質的な密室に犯人らと共に閉じ込められることも多々あります。作中でも「死神」という不名誉な呼ばれ方をしたことがあるのも無理はありません。
事件に巻き込まれる時には、必ずといっていいほど幼なじみヒロインの美幸や刑事の剣持と一緒に旅行に行っていたりすることが多く、ラブコメ要素あり、セクシーシーンあり、引き立て役のポンコツ刑事ありという、各種コメディ要素がある探偵物としての王道を作り上げた作品といった印象も強くあります。
事件に使われるトリックや、それを見抜き自分で再現する金田一少年の狂気なまでの知能と実行力は、シリアスとしてもギャグとしても楽しむことができます。