50回目のファーストキス / 50 First Kisses

50回目のファーストキス / 50 First Kisses

『50回目のファースト・キス』とは、2004年にアメリカで公開されたロマンティックコメディ映画である。主演はアダム・サンドラーとドリュー・バリモアが務め、監督はピーター・シーガルが務めた。2018年には『50回目のファーストキス』のタイトルで日本によるリメイクが行われた。
物語はハワイで暮らすヘンリーという男性が、記憶障害を抱えるルーシーと出会い、彼女に毎日アプローチして彼女を魅了しようとする様子を描いている。なお、ルーシーは毎朝起きると前日の出来事を覚えておらず、彼女の日常は毎日新しいものとなる。ユーモアと感動を織り交ぜながら、ヘンリーがルーシーに心を通わせようとする姿や、彼女の症状に対する理解と包容の過程がみどころとなっている。
本作は、ユニークな設定と2人のキャラクターの愛らしさ、そしてハートウォーミングなメッセージが観客に共感を呼び起こし、多くの人々に愛されている。

euon16のレビュー・評価・感想

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50回目のファーストキス / 50 First Kisses
10

感動だけでなく、面白い

作品名的にはヒロインが寝てしまうとある一定の日の記憶までしか残らなく、毎日同じ日を過ごすという悲しさのある作品というイメージを持ちながら見ました。イメージ通り病気という面で悲しさもありました。しかしその病気に立ち向かうヒロインと、それを支える恋人を中心とした家族、常連のお店の店員などがいました。記憶が毎日無くなっていく中でもヒロインの人生は進んで行って、ヒロインだけが毎朝取り残されてしまう。だけど、そんなことのないように恋人がDVDを作成をし、遂に結婚、出産までになったのです。病気を抱えている人が不幸なのではなく、そう思ってしまうことが不幸なんだ、その病気を抱えた上でどのように過ごしていくかが大切だと考えさせられました。また、日常生活を描いていく中で、それ以上に面白さが多く目立ち映画館でも声を出して笑い出しそうになってしまうこともありました。舞台がハワイだということもあり、とても羨ましかったり、こんな場所で暮らしてみたいという憧れも感じられる作品になっています。またこの作品を福田監督が務めたこともあり、福田組と言われる俳優(山田孝之さん、ムロツヨシさん、佐藤二郎さん)なども出演していました。それぞれの俳優が持ち前の面白さを持っていてそらがすごく発揮されている映画になっていたと感じました。