あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 / あの花 / Anohana: The Flower We Saw That Day

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 / あの花 / Anohana: The Flower We Saw That Day

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』とは、A-1 Pictures制作による恋愛やファンタジーを題材としたオリジナルテレビアニメ作品である。2011年4月から6月までフジテレビのノイタミナ枠でアニメが放送された。その後、漫画化、劇場化、実写ドラマ化されている。死んだはずの本間 芽衣子こと「めんま」が、主人公の宿海 仁太こと「じんたん」の前に現れる。めんまの死によってバラバラになってしまった幼馴染の5人の、過去の傷や葛藤を描いた物語である。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 / あの花 / Anohana: The Flower We Saw That Day
10

涙腺崩壊アニメ「あの花」

アニメ好きな方に"泣ける神作品"と聞くと、まず真っ先に挙がる「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、略して「あの花」。
2011年にノイタミナ枠にてオリジナルアニメ作品として放送され、翌年の2012年に漫画化、2013年には劇場公開。更に2015年には実写ドラマ化されヒロイン、めんま役を人気女優の浜辺美波が演じました。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの作品で根強い人気を誇ります。今回はその"泣ける神作品"あの花を紹介していきます。

「お願いを叶えて欲しい」
舞台は自然溢れる埼玉県・秩父。過去に大きなトラウマがあり、引きこもりで不登校、宿海仁太(じんたん)の前にトラウマの元凶、小学生時代に事故で亡くなったはずの幼馴染、本間芽衣子(めんま)が姿を現し、"とあるお願い"をされることで物語がスタートします。

そのお願いを叶える為、小学生時代に同じトラウマを抱え、散り散りになってしまった幼馴染6人組グループ「超平和バスターズ」の仲間を再結成し、全員でめんまの"お願い"を叶える為、奮闘する作品となっています。

「あの花のここがすごい!聖地巡礼!経済効果!」
ドラマやアニメの実際の舞台になった街や場所に赴くことを聖地巡礼と言います。
あの花の舞台となった埼玉県・秩父。赴いてみると画面で見ていた街並みが実際に広がっており、それを目当てに数々の観光客が秩父まで足を運んでいます。

あの花でラッピングされたバスが走っていたり、レンタルサイクルができる秩父観光情報館ではあの花の聖地巡礼スポットをまとめたパンフレットが無料で貰うことができたりします。

劇中に何度も登場した定林寺の絵馬掛けはあの花柄になっており、聖地巡礼に来たであろう方々が超平和バスターズのみんなに対するメッセージを書き残していたりと、街がとても賑わっています。

数々の人の涙腺を崩壊させるだけではなく、子供の頃を思い出し懐かしい気持ちにさせてくれるアニメ、「あの花」。
最初から最後まで涙が止まらず、人々の足を聖地まで運ばせる作品、是非お楽しみ下さい。