あたしンち / 新あたしンち

あたしンち / 新あたしンち

『あたしンち』とは1995年6月からけらえいこ原作で朝日新聞より連載が開始された日常コメディ漫画。その後メディアファクトリーよりコミック化される。母、父、長女のみかん、弟のユズヒコの4人家族「タチバナ家」の日常が繰り広げられる。みかん・ユズヒコの学校生活や友達とのやりとり、母の友好関係、父の仕事などからリアルな描写が描かれている。他にも個性的なキャラクターが多く登場。アニメ化や映画化もされており長年根強いファンを獲得している。

un_festivalのレビュー・評価・感想

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あたしンち / 新あたしンち
10

クスっと笑える面白いマンガ

おかあさんのキャラがとても強く、独特の世界観を持っているのがとても面白くて、一話一話「あはは」と声を出して笑いながら読んでしまいます。私生活で落ち込むこと、嫌なことがあってもこのマンガを読めば「大したことなかったな」と気持ちを切り替えられる良書です。マンガとアニメで少しストーリー展開などが変わりますが、どちらと面白いことには変わりありません。笑いあり、時に涙ありの「あたしンち」。時間を忘れた読んでしまうのが難点でもありますが、日々の生活の中に、ちょっとした笑いを取り入れるのにおすすめです。家族それぞれのキャラクターも特徴があり、家族の生活、趣味なども描かれていますので、毎回飽きることがなく読み進められます。それぞれの立場に沿って描かれているので、年代ごとに共感しながら楽しめると思います。気づいたら、マンガの世界にドップリハマること間違いありません。繰り返し読んでいるのでストーリーは知っていますが、毎回同じ場面で笑ってしまいます。嫌味のないキャラクター設定も、共感を生む理由なのではないかなと思っています。新刊が出たら思わず買ってしまいます。