僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

『僕のヒーローアカデミア』とは、堀越耕平が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、及びそれらを原作とするアニメ、ゲーム作品。舞台は多くの人が超常能力「個性」を持つことが当たり前の世界。そこでは個性を悪用する敵(ヴィラン)を取り締まる「ヒーロー」が憧れの存在となっていた。ヒーローを夢見る少年、緑谷出久は何の能力を持たない「無個性」だった。これは出久が「最高のヒーロー」になるまでの物語である。

cocobaby5のレビュー・評価・感想

レビューを書く
僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
9

ヒーローになりたい学生たちの熱い物語

”個性”という能力を持った人たちで構成された世界。そこではヴィランという敵から街の平和を守るため、個性を持つ者の中でもより力を持つヒーローと呼ばれる存在がいる。そんな世界で能力がない人間として産まれた”無個性”の主人公・緑谷出久。周りからも無個性であることを理由に虐められ、木偶の坊の「デク」とけなされていた。周りの人を助けたい…それなのに自分は個性がない無力な存在…そんな風に生きてきたデクだったが、オールマイトと呼ばれるヒーローの中でもみんなから一目置かれる存在に出会い、個性を継承する形で強い力を手に入れ、そこから人生が変わっていく。デクの「みんなを助けて守れる存在になりたい」という気持ちにオールマイトが継承者としてデクを認めた時は感動してないだが止まらなかった。見始めた時は無力な少年が可哀そうと不憫に思うだけだったが、個性に頼るだけでなく、強くなるための努力する姿勢や周りの人間・仲間を大切にする姿に胸がとても熱くなった。ヴィランとの戦闘は命懸けだが、ヒーローはみんなを助けて敵に勝つ存在、という信念を常に持ち続けていつところがかっこよくて素敵だと感じた。自分の人生の背中を押してくれるような、大切なものに気づかせてくれるような作品だと思う。