名探偵コナン 緋色の弾丸

0nkagetan0430のレビュー・評価・感想

レビューを書く
名探偵コナン 緋色の弾丸
7

公開から1年待った待望の新作は期待を裏切らないアクション満載

2020年の公開延期から1年経ち、とうとう2021年4月に公開された映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」。
前作から引き続き、アクション満載の映画となっており、映画ならではの派手な演出がふんだんに散りばめられている。

今作のキーパーソンは、FBI捜査官で射撃の名手の「赤井秀一」、プロ棋士で六冠王の「羽田秀吉」、毛利蘭の友人で女子高生探偵の「世良真純」、イギリスの諜報機関に所属する「メアリー」の4名で、「赤井一家」が勢揃いとなっている。
テレビや漫画でも一堂に会する機会のない4人だが、今作では腹のさぐりあいだけでなく、殴り合いもあり、見る者をハラハラ・ドキドキさせてくれている。

ちなみに、赤井秀一がスナイパーで撃つシーンは少なく、その一つが今作では見られる。
そして、それが神業過ぎて、「そんなことできちゃうの!?」と驚かされてしまう。
ぜひその神業をスクリーンもしくはBlu-rayで見ていただきたい。

タイトルにもある、アクションについては、物語のキーアイテムでもある「真空超電導リニア」が犯人の操作により暴走してしまうのだが、その臨場感は手に汗握るシーンが盛りだくさん。
実際に自分がその場にいたら、何もできず、座して死を待つのみだが、コナンくんは何とかして「真空超電導リニア」の暴走を止めようと試行錯誤する姿は尊敬である。

完全なネタバレになってしまうが、この「真空超電導リニア」は暴走の末に、スタジアムに突っ込んでしまうのだが、このシーンのスケールの大きさに、映画館でなければ声を出して笑っていたくらいだ。