名探偵コナン ベイカー街の亡霊

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名探偵コナン ベイカー街の亡霊
10

コナン映画屈指の名作

主人公は高校生探偵、工藤新一。怪しげな取引現場を尾行中に襲われ怪しげな薬を飲まされたことで小学1年生の身体になってしまい、江戸川コナンと名乗り生活しています。この作品は名探偵コナンシリーズの第6作目の映画タイトルです。
仮想体感ゲーム「コクーン」の制作発表・体験会に参加したコナンたちは突然会場で起こった殺人事件に巻き込まれます。そこにあった血の付いたキーボードの文字を見てロンドンに実在した殺人鬼・ジャックザリッパーに関係があると推理しコクーンのロンドンを舞台にしたゲームの参加を決めます。
しかし、この体験会が始まった直後、「ノアズアーク」と名乗る謎のシステムにコクーンの制御を奪われてしまい、無事に体験会を終えるためには、ゲームをクリアしろと要求してきます。
そのため、コナンは体験会で起こった殺人事件の手がかりを探しながら、ゲームクリアの条件であるジャックザリッパーの逮捕を目指す事になります。
傷を負えばゲームオーバーという極限状態の中で、コナンはもちろん、蘭や少年探偵団達と共に、現実の事件解決、そして、実際には迷宮入りとなった難事件、ジャックザリッパーによる殺人を解き明かしていくという内容に息つく暇がないほど内容の濃い作品となっています。
コナンがコクーン内で事件の手がかりを集め、現実でコナン(工藤新一)の父である優作が謎を解いていく親子の共演もこの映画ならではの展開になっています。