ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 / Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 / Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』とは2022年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ3作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法界を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚の第3弾。主人公ニュートらに協力を要請し闇の魔法使いグリンデルバルドの陣営に対抗するチームを作ったダンブルドア。魔法界を支配しようとするグリンデルバルドの企みを阻止するため、寄せ集めの凸凹チームが魔法動物と共に戦いに挑む。ダンブルドアの過去が明かされる物語。

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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 / Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore
10

ダンブルドアの謎が明らかに

ファンタスティック・ビーストシリーズの第三作目の今作は、第一作・第二作で生まれた疑問がスッキリする作品です。特に、ダンブルドアに関して新たな事実が明らかになります。クリーデンスがアルバスの弟アバーフォースの息子だったのです。さらに、アルバスの妹アリアナがオブスキュリアルであることも明らかになりました。アリアナという謎に満ちた存在や、アルバスやグリンデルバルドの青春時代について明らかになったことで、その後のハリーポッターシリーズにおけるアルバスの行動までの筋道が通ります。
また、今作では戦闘シーンが比較的多く魔法使いの本気を感じられます。ファンタスティック・ビーストでは、登場する魔法使いのほとんどはMACUSAや魔法省、そして闇の魔法使いという一流の魔法使いですので、ハリーポッターとは一味違う本気の戦いを見ることができます。
さらに、今作ではゲラート・グリンデルバルド役がマッツ・ミケルセンに変わりました。前作までのジョニー・デップのカリスマ性溢れるグリンデルバルドとは違って、狂気と迫力のあるグリンデルバルドという印象です。今作はグリンデルバルドのシーンが多く、マッツ・ミケルセンならではの色気と品を感じることができますので非常におすすめです。