目次

  1. 『魔法陣グルグル』作品概要
  2. グルグルという魔法
  3. 使い手:ククリ
  4. トカゲのしっぽ
  5. ツチヘビ
  6. 長い声のネコ
  7. ベームベーム召喚
  8. さっぱり妖精召喚
  9. ヨンヨン召喚
  10. ヘビいちご
  11. 夢の回転木馬
  12. わかれのウインク
  13. すてきなおようふく
  14. 回復の魔法陣
  15. れんがのおうち
  16. ミグミグげきじょう
  17. プチ惑星
  18. じいさん大活躍
  19. 番犬
  20. 恋するハート
  21. まとめ

『魔法陣グルグル』作品概要

『ドラゴンクエスト』を発売したエニックス刊行の『少年ガンガン』に連載されていた漫画です。主人公ニケの通称が「勇者」であることをはじめ、コマ(アニメでは画面)コマンドによる状況説明、経験値という単語や数値によるレベルの表現など『ドラゴンクエスト』を意識した作りの変わった漫画ではありました。しかし、「グルグル」という魔法や、「勇者」という名称に関する解釈などに独自のものも見受けられます。

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初期の絵柄です。

ニケの適正職業は「盗賊」。「勇者」というのは世界を救った者に与えられる称号であって、職業ではないそうです。しかしそんなニケが勇者となるには「盗賊」としての才能が必要だったという展開に。それ即ち、「勇者の剣」ともされる「キラキラ」という剣を扱うため、自然の四大元素を「盗む」(力を借りる)というスキル。この段階でもタダゴトでないのに、物語に大きく関わる「グルグル」という魔法がありました。

グルグルという魔法

グルグルというのは魔法陣とも称される特殊な召喚魔法を指します。ミグミグ族という一族伝来の杖により地面に円を描くのが基本。内部に描かれる模様は様々で、突くことでそのグルグルが持つ力を発揮。しかし危険を伴う魔法でもあるためか、各地に特殊な方法で封印されるように、ひっそりと伝えられていました。力の源は使用者の「ハート」。それも純粋な子供のハートでなくてはならないのです。

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「失敗」すると妙なものも出ます。

精神状態が作用するだけに「失敗」することもあります。大概よく分からないものが現れて数日で消えますが、復活した魔王ギリが「300年間封印された」として、勇者並びにグルグル使いの手配書を出すほど。

使い手:ククリ

初登場時12歳。ミグミグ族の生き残りにより、ジミナ村の「魔法オババ」に預けられてひっそりと育てられました。純粋で世間知らずではあるものの、いつか現れる「勇者様」との旅を夢見る辺り、ベクトルは変わっていても普通の女の子と言えます。「かわいい」か否かで物を判断する傾向にあり、便利な道具であっても「かわいくない」と捨てようとしたり、「かわいい」というだけで高額のローブを買おうとしたこともありました。

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トカゲのしっぽ

LV.1
炎のシンボルである三角マーク(トーラという)を円に描き、円周上部に一本ずつ斜めの線(「とびもののマーク」)を入れることで完成。ヘビや龍の姿をした炎で敵を焼くグルグルです。ククリが初めて成功させたもの。初歩的とはいえ、レベルアップしてもなおククリ自身の得意技として使用されることとなります。ニケは名前をうろ覚えしていて「トカゲの一郎」と言いました。

Magic01

トカゲの一郎、じゃなくてとかげのしっぽです。

ツチヘビ

LV.1
トカゲのしっぽのトーラ部分を縦に分けるように直線(土に潜る)を加えたもの。炎が地に潜って、敵モンスターの足元から現れる魔法です。ククリ曰く「威力はトカゲのしっぽと同じ」とのことですが、複数攻撃が可能という利点があります。

Magic02

魔物の足音を聞き分けるそうです。

長い声のネコ

LV.3
上二つよりレベルは高めで、魔法を無効化する力を持ちます。現れるのは「長い声」をした巨大なネコ。間延びした声を出して戦意喪失や脱力まで誘いますが、敵味方関係なく効果が出てしまうのが難点。

Magic05

ベームベーム召喚

LV.15
劇中登場した攻撃系統のグルグルとしては最強ではないか、との声あり。初期に登場し、初めて光によって描かれたグルグルでもあります。発端はニケに買ってもらった防具兼髪飾りが、ククリを敵の攻撃から守ったことで砕けたこと。「勇者様が買ってくれたのに」と怒りを覚え「神聖な踊りの、尻の動き(本来の踊り手は若い女性だったんですが、色々あって現在はオッサンが一人・・・)」として封じられていたこのグルグルを使用。

Magic03

現れたのは「地下の魔神」とされるベームベーム。無数にある目から雷を発して敵モンスターを攻撃。その光景に恐れをなしたククリによる必死の制止により、攻撃を止めて地面に引っ込みました。ニケは味方と認識しましたが、その後もククリにとってトラウマになっていたようです。「勇者様ラブ」の状況でないと発動しないことが明らかになります。後に「妖精村」でニケがピンチに陥った際臆せずに使用しました。名前が分かったら「ちゃん付け」もされるほど頼りになってたりします。