目次

  1. あらすじ
  2. とにかくロバート・デ・ニーロが素敵すぎる!
  3. リアリティのなさ、それもまたこの映画の魅力の1つ
  4. まとめ

あらすじ

Sub2 large

ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり……。

出典: MOVIES.YAHOO.CO.JP

とにかくロバート・デ・ニーロが素敵すぎる!

1

この作品は脚本もさることながら、主演である2人、特にロバート・デ・ニーロによって評価を上げている部分が多いはずです。それほどまでに彼のキャラクターは素晴らしい。愛嬌があって、ユーモアも持ち合わせていて、それでいて頼りがいがある。こんな人いるわけがない。でもどこかにはいて欲しい。そんなキャラクターです。70歳という年齢設定も絶妙。この手の映画だと安易にラブストーリーに走る傾向があったりするのですが、その点を心配しなくても済みますから。ある程度は恋愛描写がありますけどね。でもそれも微笑ましいものとして描かれています。

日本の会社でいきなり70歳のインターンがやってきたことを想像してみてください。あまり良い気持ちはしませんよね。それは日本の会社の体質のせいもあるでしょう。舞台となる企業は自由闊達な社風が特徴で、その前提があるからこそ、70歳のインターンという設定が活きてきます。出てくる人みんなコミカルで、どこか憎めない人達ばかり。嫌な人は全く出てきません。最初から最後まで、鼻歌でも歌いたくなってしまうくらい楽しめる作品でした。

リアリティのなさ、それもまたこの映画の魅力の1つ

Sub4 large

個人的に私は映画や小説といった物語にリアリティをことさら求めたりはしません。面白ければそれで良い、というスタンスがあるからです。もちろんリアリティを重視すべき物語も中にはあるでしょうが、この作品はそれに当てはまりません。架空の世界の、架空の会社で起こる、架空の物語。この認識で十分なはず。リアリティを求め続けたら何もできなくなってしまいます。あり得ないと決めつける前に、まずは想像してみよう。そう言われているような気がしました。

作中の中で何回か日本語が使われるシーンがあります。使われる言葉は「サヨナラ」という一言のみ。しかし、それだけだとしても日本人としては嬉しくなってしまいます。吹き替えでも何でもなく、俳優本人が実際に言っているのですから嬉しさもひとしおです。「サヨナラ」という言葉の暖かみ、語感の良さに改めて気づけました。さすがに発音は拙い感じでしたが、それもまた良いエッセンスとなっていました。

まとめ

俳優ありきの映画と言われれば、確かにそうかもしれません。でもこの映画ほど俳優の魅力を出し切った映画は他にないでしょう。この優しい物語は後世に語り継がれるものとなるに違いありません。とにかく明るくて、優しくて、元気がもらえる映画です。こんな人が側にいたら、おじいちゃんだったら。想像を逞しくしてしまいます。観る人をハッピーにしたいと願われて作られた物語なんでしょうね、きっと。この映画を作った人全員に、感謝の言葉を述べたいくらいです。