キルミーベイベー(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キルミーベイベー』とはカヅホによって、2008年より芳文社の月刊誌『まんがタイムきららキャラット』に掲載されている日常系4コマ漫画である。ごく普通の学校に通う「殺し屋」・ソーニャと、その友人・折部やすなが織りなす日常生活をコミカルで少しバイオレンスに描く本作。登場人物が基本的に3人(+1人)と極めて少ないことが特徴である。「殺し屋」のソーニャに自らの危険を顧みず、いつもまとわりつくおバカなやすな。たまに「忍者」のあぎりも登場。仲が良いのか悪いのか今日もやすなが煽ってソーニャがキレる。

2012年に『キルミーベイベー』の放送が終わると一部の熱狂的なファンが「燃え尽き症候群」にかかりネットに書き込んだ言葉である。全文は「キルミーベイベーは死んだ いくら読んでも帰ってはこないんだ もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ」。激しく共感したファンから爆発的にこの言葉が広められ、『キルミーベイベー』を象徴する言葉となった。スヌーピーに出てくるチャーリーブラウンのAAに添えられていてあたかもチャーリーが言った名言のようになっている。
そして2015年には呉織あぎり役の声優高部あいの逮捕によって続編の制作が絶望的に感じたファンはこれを「二度目の死」と呼んだ。

テーマソング(OPとED)の考察

本作のテーマソングは意味を含めた歌詞で話題となっている。
OPに使われている『キルミーのベイベー』はロシア民謡調でやすなの気持ちの歌詞になっていると言われている。
「キルミーベイベー!どしたの?わさわさ」というフレーズが特に印象的でキルミーベイベーのスレなどでよく使われている。
「わさわさ」とは歌詞では「ワサワサッ?」とカタカナと疑問符が書かれていることから「What's up?What's up?」と捉えられ、訳すと「どーしたの?」や「調子どう?」と言った言葉になる。それに対して「ナーミン」は「nah mean?」で訳は「言ってることわかる?」というニュアンスの言葉である。OPはやすなの気持ちを歌っていると言われている。やすなの人懐っこさが現れているような曲である。
一方、ED『ふたりのきもちほんとのひみつ』では太鼓など和風なテイストである。「好きよあなたが、殺したいほど」という歌詞はソーニャの気持ち(やすなのことが好き)だろうと言われていて百合要素を匂わす曲になっている。しかし本作は恋愛要素など日常を乱すものは全て排除されているので、この解釈については賛否両論となっている。

『キルミーベイベー』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):やすなとソーニャ!(cv赤﨑千夏、田村睦心)『キルミーのベイベー』

OP、ED共にやすなとソーニャの声優が歌っている。テンポが早く勢いのある楽曲である。

ED(エンディング):やすなとソーニャ(cv赤﨑千夏、田村睦心)『ふたりのきもちほんとのひみつ』

EDもやすなとソーニャが歌っている。やすなとソーニャが踊っている奇妙なダンスは「キルミーダンス」と言われている。パロディや踊ってみた動画によく使われている。

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