目次

  1. あらすじ
  2. 「ファイナルデッド」つければなんでも良いってわけじゃない
  3. チープ感がどうしても抜けきれない映画でした
  4. まとめ

あらすじ

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祖父の死去を知った写真家:ブランドンは、祖父の資産相続人となった。遺体写真家だった祖父が住んでいた家に行ったブランドンは、そこで祖父が使っていた古い"カメラ"を見つける。ブランドンは早速そのカメラで写真を撮り始めるが、そのカメラにはすさまじい呪いが込められていることを知らなかった。写真に写った夫婦やアシスタントは次々と謎の怪死を遂げ、その魔の手は遂にブランドンの息子にも及ぼうとしていた……。

出典: TOWER.JP

「ファイナルデッド」つければなんでも良いってわけじゃない

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ファイナルデッドシリーズの流れを汲んだとか説明されているくせに、全くその片鱗さえ見えませんでした。本家本元はピタゴラスイッチのような抜群の連鎖で引き起こされる理不尽な死にざまが特徴なのに対し、本作は完全にオカルト。何もない所で全身の皮をはがれ、何もない所で焼死します。理不尽だけれども、グロいんだけれども、方向性がやっぱり違います。

ちなみに画像に示した通り、ファイナルデッドシリーズも最初は「ファイナルデスティネーション」とデッドがついてないんですね。途中からデッドが付き始めてそれが定着しました。最近この手のタイトルパクリ映画多いですよ。これなんて原題「Dead Still」ですよ。完全に人気シリーズにあやかろうとしているじゃないですか。

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ちなみに私はこれにも騙されました。原題は「Donkey Punch」です。いやいや、全然違うじゃないですか。もう本当にこういうことは止めて頂きたい。ファイナルでもデッドでもないんですもん。クルーズはギリギリ合っていましたが。

チープ感がどうしても抜けきれない映画でした

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まあタイトルのことは一旦置いておいて、内容のみを鑑みての感想なのですが、割とひどいです。冒頭に「実話を基にした」という説明文が入るんですが、実話部分完全に土台だけですよねこれ。呪いのカメラがあるというちょっとしたニュースを頑張って膨らませてみました、みたいな作品です。オカルトチックな内容にするならあまり実話を基にってのは説明しない方がいいですね。そもそもオカルト自体が非現実的なわけですし。

ただなぜかこの作品、グロいシーンはきちんと見せてくるんですよね。普通ならブラックアウトするところだなあと思うところでも舐めまわすように映してきます。葉巻の端を切り落とす手動のギロチンみたいな装置で、男が一本一本自分の指を切断していくシーンは思わず目をそむけたくなりました。そむけてはないんですけどね。見事人差し指から小指までの切断シーン全て映してみせましたよ。うん、他に見せるべきところあるでしょうよ。

まとめ

ネタ映画として見るなら、ギリギリオッケーかなという映画です。ただやっぱりファイナルデッドを騙ったのは許せません。騙される方も悪いんでしょうけど、映画はやっぱり中身を見なきゃ分かりませんからね。タイトルに惹かれて観てみたら意外に面白かった、なんて出会いもあったりするわけです。今回は失敗に終わりましたが。

ファイナルデッドシリーズではないことに注意して、それでも観たい方はどうぞご観賞ください。一応ホラーとしては成り立っている、はずです。