目次

  1. Berntholer「My Suitor」
  2. Linda Perhacs「Chimacum Rain」
  3. Kirsty MacColl「They Don't Know」
  4. Gaze「So Sad」
  5. Laura Marling「Ghosts」

Berntholer「My Suitor」


ベルギー出身のバンド、ベントーラ。ボーカルであるドリータの歌声は、耳の奥にひっそりとはまっていくような感覚がやみつきになります。

はきはきと楽しげな雰囲気ではなく、むしろ気だるくあいまい……だからこそ心地よい!
お洒落な楽曲というよりはむしろクラシカルな印象の楽曲は、眠る前の密やかな時間を心地よく演出してくれるはず。

Linda Perhacs「Chimacum Rain」


アシッドフォークの王道とも言われるリンダの歌声は、なによりそのかび臭さに魅力があります。

女性の声と言えば「甘い」「切ない」「柔らかい」といったポジティブなイメージが一般的かと思いますが、リンダの場合寂しく、かび臭い印象を与えるのです。

それでも聞いていて不快になるではなく、我々を心地よく精神世界へいざなってくれるよう。
陰鬱なメロディラインなのに、「久しぶりに来たおばあちゃんち」のような安心感も与えてくれます。

Kirsty MacColl「They Don't Know」


イギリスの女性シンガーソングライター、カースティ・マッコールのデビューシングル。
若干20歳とは思えない堂々とした歌声に、パワーをもらうはず。

80年代に数々のヒット曲を生み出した彼女は、2000年にボート事故でこの世を去ってしまうのですが、今もなお世界的に愛されている女性ボーカリストのひとりと言えるでしょう。

Gaze「So Sad」


こちらは対照に、甘くやさしくポップなメロディが魅力です。
「So sad」というタイトルからは考えつかないほどのまろやかな心地は、目を瞑って耳を傾けることでよりじっくりと体感できるはずです。

日ごろの疲れも甘い声に癒されながら、じっくりぐっすり休みたいという人へおすすめ。

Laura Marling「Ghosts」


ギターを片手に淡々と歌い上げる彼女の声には、密やかな寂しさと力強さが同時に潜んでいます。
デビュー当時はまだ10代でありながら、その貫禄はライブ会場に居合わせた大人たちをひたすら圧倒させたのだとか。

大きな音や過激なプレイでオーディエンスを脅かすのではなく、真摯さがぐさぐさささる彼女の声は、同時に子どもたちを寝かしつける母の母性も持ち合わせています。とにかく恐ろしい!