目次

  1. あらすじ
  2. 終末世界の寺院
  3. お部屋の話
  4. 旅路で出会った女性
  5. まとめ

あらすじ

文明が崩壊した終末世界で旅を続けるチトとユーリ。都市の上層にたどり着いたふたりが、そこで目にしたものとは?

出典: WWW.AMAZON.CO.JP

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「一番明るい」日差しの当たった建物に入ったはずなのに、入ると真っ暗… 不思議に思って足を進める二人は、その先で人工的なキラッキラした『あの世の模造品』の数々を目にすることになりました…

終末世界の寺院

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真っ暗な道を歩きに歩き、ようやくたどり着いた光。どうやらそこはあの世をコピーした『寺院』であったらしく、キラキラしていました。
池もどき、金の魚、よく分からない装飾…独自の輝きを放っているそれらですが、ふてくされながら魚の置物に対して、「がっかりだよ」とこぼすユーリ。
彼女の発言にふと、幼いころレストランで食品サンプルに触った時と同じような肩すかし感を思い起こされました。

お部屋の話

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迷い込んだ廃墟の部屋の中。そこにはかつて使われていたらしい二段ベッドや気の利いた家具などが置いてあり、腰かけながらユーリとチトは「もしも自分の部屋があったら~」と言う話を繰り広げる。チトは本棚を、ユーリは食糧棚を所望するのに、それぞれの性格や好みを端的に表わしていて、非常になごまされるシーンです。

旅路で出会った女性

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旅の途中で出会ったのは、昔の人間が残した設計図を拾い集めて飛行機を作らんとする女性。
『成功だ』と虚勢を張って宣言する彼女だが、やはり所詮は過去の遺物、頑張って頑張って組み立てることはなかなか上手くはいかない… 
終盤・失敗して脱力の笑みを浮かべる彼女を見届けたユーリによる、「絶望と仲良くなったのかも」と言うコメントが印象的。

まとめ

寺院、飛行機、棚など現在の世界においてはちらほら見かけられるものを、あたかもない世界から思い描くようなかきざまが面白く、印象的でした。この先彼女たちはどのような過去の遺物に触れるのか、続きが気になりました。