Battlefield V(BFV・BF5)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Battlefield V』は2018年にエレクトロニック・アーツから発売されたファーストパーソンシューティングゲームで、『バトルフィールドシリーズ』の通算13作目。第二次世界大戦を題材にした作品であり、連合国と枢軸軍の戦闘を描いている。
本作にはシリーズで初めてマルチプレイにバトルロイヤルモードが導入された。「ファイアストーム」というバトルロイヤルではソロ、スクアッドの2つのモードをプレイできる。

『Battlefield V』の概要

『Battlefield V』は2018年11月20日にエレクトロニック・アーツから発売されたファーストパーソンシューティングゲームであり、『バトルフィールドシリーズ』の通算13作目にあたる作品。『バトルフィールド1943』以来となる第二次世界大戦を題材にした作品で、連合国と枢軸軍の戦闘が描かれる。従来の『バトルフィールドシリーズ』では描かれなかった場面も登場する。
本作の特徴として、シリーズで初めてマルチプレイにバトルロイヤルモードが導入された点が挙げられる。このバトルロイヤルは「ファイアストーム」というルールで行われる。ソロ、スクアッドの2つのモードに分かれており、マップ上で武器を探し最後まで生き残ることが目的となる。他のバトルロイヤルとは異なり、ビーグルが設置されている。
しかしバトルロイヤルモードの実装が後回しになったことなどもあり、発売当初の売り上げは伸び悩んだ。

『Battlefield V』のあらすじ・ストーリー

本作は「大戦の書(War Story)」と呼ばれるエピソード構成が導入されている。

プロローグ(Prologue)

シングルプレイにおける導入部分。1940年の連合軍によるノルウェー・ナルヴィク強襲、1941年の北アフリカ戦線におけるドイツ軍戦車部隊の戦車戦、1942年のチュニジアでの自由フランス軍セネガル人部隊の戦いなど、第二次世界大戦の様子を時系列順に追っていく。操作する兵士や戦場、陣営が次々と入れ替わっていくのが特徴。

旗なき戦い(Under No Flag)

1942年の北アフリカが舞台。強盗や爆発物使用などの罪で収監されたイギリス人ビリー・ブリジャーが、イギリス海兵隊特殊舟艇部隊への配属を持ち掛けられて北アフリカにあるドイツ軍の飛行場での航空機の爆破任務に参加する。

北極光(Nordlys)

イギリスによるノルスク・ハイドロ重水工場破壊工作(ガンナーサイド作戦)がモチーフ。イギリス軍の支援を受けたレジスタンスのソルヴェーグと母のアストリッドが、ドイツの重水生産工場の破壊に挑む。

ティライユール(Tirailleur)

黒人部隊(ティライユール・セネガレ)を描いたエピソード。自由フランス軍の歩兵隊に配属されたセネガル人の志願兵ディーム・シセが、ドイツの精鋭降下猟兵が守る強固な防衛線へと侵攻する。

最後の虎(The Last Tiger)

2018年12月5日に配信されたエピソード。枢軸国側の視点で描かれており、「ステファン」の愛称を持つティーガー237号車に乗るペーター・ミューラーとハートマンが、市内へ侵入する米機甲師団と戦いを繰り広げる。

『Battlefield V』のゲームシステム

大まかに3つのモードに分かれる。

1つ目は大規模な戦闘が特徴のコンクエスト。これは大きなマップ上で複数の拠点を占領し、敵チームよりも多くのポイントを獲得することを目指すモードだ。
プレイヤーは様々な車両や兵器を駆使して戦うことができる。もちろん銃器だけでなく投げ物と言われる爆弾も使用できる。

2つ目がグランド・オペレーション。これは数日間にわたる架空の戦役をシミュレートしたもので面白いポイントとして毎日の戦いが次の日のシナリオに影響を与える。
このモードは戦略的思考とチームワークを要求される。つまり戦況によっては同じ流れでプレイできないということである。

3つ目がブレイクスルー。攻撃側と防衛側に分かれ特定の領域を巡って戦う。
時間内に攻撃側が全てのセクターを制圧すれば勝利となる。防衛も特攻も必要とされるゲームモードである。

『Battlefield V』はそのグラフィックスの美しさとリアリティがとても素晴らしい。
戦場の雰囲気が非常にリアルに再現されており、視点も実際の戦場にいるかのような感覚を味わうことができる。
さらに単に敵を撃つだけでなく、戦略的な思考やチームワークが重要になる。
さらに、様々な兵科や車両を駆使することによって、戦闘スタイルを自由に変えることができる。

戦車や航空機もあり、陸戦だけでなく空戦も楽しめるのが飽きのこないポイントである。

『Battlefield V』の登場人物・キャラクター

プレイヤーは各自兵科という役割に分類される。
突撃兵、衛生兵、援護兵、斥候兵の4つが用意されており、主な役割や特徴は以下の通りである。

突撃兵

出典: www.ea.com

主な武装はアサルトライフルまたはセミオートライフル。
また対戦車兵器を携帯できるので戦車や飛行機などに対抗できる。
さらに対人にもグレネードランチャーや吸着爆弾などで有利に立てる。

衛生兵

出典: www.ea.com

主な武装はサブマシンガン。
ガジェットには医療キットとスモークグレネードランチャーが含まれる。
医療キットには味方か自分の体力を回復させることができる。

全体状況の把握をし、適宜医療キットを味方に渡していくのが最適な動き。

hththt
hththt
@hththt

Related Articles関連記事

BFシリーズの作品一覧まとめ【バトルフィールドシリーズ】

BFシリーズの作品一覧まとめ【バトルフィールドシリーズ】

『バトルフィールドシリーズ』は架空の戦争をテーマにしたFPSである。2002年に一作目となる『バトルフィールド1942』が発売され、2021年には『バトルフィールド2042』が発売される。どのシリーズでも大きなマップやチームワーク、車両戦争、オンラインマルチプレイに焦点を当てており、多大な人気を誇る。ここではそんな『バトルフィールドシリーズ』をまとめてみた。

Read Article

BF1とBF4の違い・変更点まとめ【バトルフィールドシリーズ】

BF1とBF4の違い・変更点まとめ【バトルフィールドシリーズ】

『バトルフィールド1』は「1」とナンバリングされているものの、『バトルフィールド4』よりも後に発売された作品である。この2作の間に発売された『バトルフィールド ハードライン』が他のシリーズ作品とは少し毛色が異なることもあって、『1』と『4』は比較されやすい。ここでは『1』と『4』の違い・変更点についてまとめた。

Read Article

BFシリーズのかっこいい壁紙・画像まとめ【バトルフィールドシリーズ】

BFシリーズのかっこいい壁紙・画像まとめ【バトルフィールドシリーズ】

『バトルフィールドシリーズ』は架空の戦争をテーマにしたFPSである。大きなマップやチームワーク、車両戦争、オンラインマルチプレイに焦点が当てられ、ド派手で大迫力な銃撃戦が魅力。またグラフィックにも力が入れられており、リアルと比べても遜色のない映像を楽しめる。ここではそんな『バトルフィールドシリーズ』のかっこいい画像をまとめた。

Read Article

『バトルフィールド1』の制作が決定!舞台はシリーズ初の第1次世界大戦!!

『バトルフィールド1』の制作が決定!舞台はシリーズ初の第1次世界大戦!!

『バトルフィールド』シリーズとは、スウェーデン発のファーストパーソン・シューティングゲームである。実際の戦争や架空の戦いをテーマにした大人数でのマルチプレイや、キャンペーンモードを主としている。今回紹介するのは、2016年に発売され、シリーズ初となる第一次世界大戦が時代背景であることが話題になった『バトルフィールド1』について。前作『バトルフィールド ハードライン』から1年、初代となる『バトルフィールド1942』の発売から14年の時を経て制作が発表された当時の情報を伝えていく。

Read Article

目次 - Contents