KAN（木村和）とは【徹底解説まとめ】
「KAN（カン）」とは日本のシンガーソングライターである。本名は木村和（きむらかん）。ピアノを弾いて歌うスタイルのミュージシャンである。1987年にシングル『テレビの中に』でデビューした。1990年に発表した『愛は勝つ』が大ヒットし、200万枚を超えるCD売上を記録。その後も『言えずのI LOVE YOU』『まゆみ』といったヒット曲がある。オリジナルアルバムは17枚を発表している。2023年3月にメッケル憩室癌を患っていることを発表したが、同年11月12日闘病の甲斐なく病没した。
『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』
1999年11月25日発売
収録曲
1. 今年もこうして二人でクリスマスを祝う
2. 天使～ANGEL～ （Bon Marché）
3. 迷宮～LABYRINTH～ （Bon Marché）
『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』は1999年の高島屋クリスマスキャンペーンCMソング。
『天使～ANGEL～』『迷宮～LABYRINTH～』は、前作に続きハイビジュアル系バンドBon Marchéによる迷曲。
『CLOSE TO ME』
2001年1月24日発売
収録曲
1. CLOSE TO ME
2. 小羊
3. ロック試練の恋 (Live)
『CLOSE TO ME』は中期ビートルズを目指して作られた曲。ジャケットもビートルズっぽいサイケデリック風になっている。
『Superfaker』
2001年9月26日発売
収録曲
1. Superfaker
2. カラス
3. ときどき雲と話をしよう (Live)
非常にテンポの早い『Superfaker』だが、ライブではKANやバンドメンバーが、右へ左へ走り回りながら演奏するのが見もの。
このCD発売後、フランス・パリへ移住する。
『カレーライス』
2006年2月22日発売
収録曲
1. カレーライス
2. アイ・ラブ・ユー
3. カレ－ライス（歌ぬき）
フランスから帰国後、前作から4年半ぶりにリリースされたシングル。
『世界でいちばん好きな人』
2006年11月29日発売
収録曲
1. 世界でいちばん好きな人
2. チェリ− （スピッツ）
3. 東京熱帯SQUEEZE (Live / Unplugged)
4. 世界でいちばん好きな人 (Instrumental)
表題曲である『世界でいちばん好きな人』も当然名曲だが、それよりもスピッツの『チェリー』のアレンジ、歌唱へのチャレンジがファンから注目された。
『よければ一緒に』
2010年2月10日発売
収録曲
1. よければ一緒に
2. バイバイバイ (Live)
2009年12月25日浜離宮朝日ホールにてライブ録音
3. よければ一緒に (Instrumental)
『よければ一緒に』は最後に観客に「よければ一緒に」歌わせることを想定している曲。
『Listen to the Music』
2011年12月7日発売
収録曲
1. Listen to the Music
2. Christmas Song （Gilbert O’Sullivan）
3. Listen to the Music -instrumental-
4. Christmas Song -instrumental-
「Listen」の読みは「リッスン」ではなくイギリス英語の「リストゥン」が正しい。
『桜ナイトフィーバー』
2015年2月25日発売
収録曲
1. 桜ナイトフィーバー
2. 表参道
3. 桜ナイトフィーバー (instrumental)
4. 表参道 (instrumental)
カップリングの『表参道』は世界的にヒットしたフランスの楽曲「オー・シャンゼリゼ」とビートルズの「All You Need Is Love」をミックスしてできている。このビートルズマニアックアレンジは、KANが紛れもない天才だということがよく分かる1曲。
目次 - Contents
- KANの概要
- KANの活動経歴
- デビューから『愛は勝つ』まで
- 『愛は勝つ』の大ヒット
- 毎年アルバムを出し、全国ツアーを回る日々
- 2年間のパリ生活
- 帰国後から
- 突然の最期
- KANのプロフィール・人物像
- KANのディスコグラフィー
- シングル
- 『テレビの中に』
- 『BRACKET』
- 『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』
- 『OVER YOU』
- 『東京ライフ』
- 『REGRETS』
- 『健全 安全 好青年』
- 『愛は勝つ』
- 『イン・ザ・ネイム・オブ・ラウ゛』
- 『プロポーズ』
- 『こっぱみじかい恋』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『死ぬまで君を離さない』
- 『丸いお尻が許せない』
- 『まゆみ』
- 『いつもまじめに君のこと』
- 『SUNSHINE OF MY HEART』
- 『すべての悲しみにさよならするために』
- 『東京に来い』
- 『MAN』
- 『涙の夕焼け』
- 『Songwriter』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦』
- 『サンクト・ペテルブルグ〜ダジャレ男の悲しきひとり旅〜』
- 『英語でゴメン』
- 『HAPPY TIME HAPPY SONG』
- 『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』
- 『CLOSE TO ME』
- 『Superfaker』
- 『カレーライス』
- 『世界でいちばん好きな人』
- 『よければ一緒に』
- 『Listen to the Music』
- 『桜ナイトフィーバー』
- 『ポップミュージック』
- オリジナルアルバム
- 『テレビの中に』
- 『NO-NO-YESMAN』
- 『GIRL TO LOVE』
- 『HAPPY TITLE -幸福選手権-』
- 『野球選手が夢だった』
- 『ゆっくり風呂につかりたい』
- 『TOKYOMAN』
- 『弱い男の固い意志』
- 『東雲』
- 『MAN』
- 『TIGERSONGWRITER』
- 『KREMLINMAN』
- 『Gleam & Squeeze』
- 『遥かなるまわり道の向こうで』
- 『カンチガイもハナハダしい私の人生』
- 『6×9=53』
- 『23歳』
- ベストアルバム
- 『めずらしい人生』
- 『The Best Singles FIRST DECADE』
- 『IDEAS the very best of KAN』
- 『Songs Out of Bounds』
- ライブアルバム
- 『LIVE 弾き語りばったり #7 〜ウルトラタブン〜 全会場から全曲収録』
- 『弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえ掛かれば』
- ストリングカルテットアルバム
- 『la RiNASCENTE』
- 『la RiSCOPERTA』
- KANの代表曲・ミュージックビデオ（PV/MV）
- 『東京ライフ』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『愛は勝つ』
- 『まゆみ』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦 ～ドイ・ドイ・ドイナカ大農村～』
- 『よければ一緒に』
- 『ポップミュージック』
- 『エキストラ』
- KANの名言・発言
- 「1人で正々堂々とできないことが非常にかっこ悪いな」
- 「思いついちゃった責任があるじゃない」
- 「やっている方は非常に楽しいんですけども」
- 他力本願独立独歩
- KANの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 幅広い楽曲
- KANのライブは「音楽ギャグエンターテイメントショー」
- 舞台衣装は意表を突くコスプレショー
- 旅行に行ってもダジャレを忘れない
- 他アーティストとの交流
- aiko
- ASKA
- 桜井和寿（さくらいかずとし）
- 佐藤竹善（さとうちくぜん）
- 塩谷哲（しおのやさとる）
- スキマスイッチ
- 杉山清貴（すぎやまきよたか）
- つんく♂
- TRICERATOPS（トライセラトップス）
- 根本要（ねもとかなめ）
- 秦基博（はたもとひろ）
- 馬場俊英（ばばとしひで）
- 平井堅（ひらいけん）
- 藤井フミヤ（ふじいふみや）
- 山崎まさよし（やまざきまさよし）