佐藤晴美（Flower・E-girls）とは【徹底解説まとめ】

1. 秋風のアンサー
2. Flower Garden
3. 白雪姫 remix
4. 秋風のアンサー instrumental
5. Flower Garden instrumental

「秋風のアンサー」は初めて彼氏を持った女性の恋への甘酸っぱい気持ちを歌った楽曲である。「秋風に吹かれながら」「赤く広がった夕焼け」などの歌詞からは、紅葉で彩られる秋の風景の中を好きな人と歩いている様子を想像させる。
「Flower Garden」は、好きな人と毎日過ごせる幸せを歌った楽曲である。「あなたがいて、私がいて、それだけでもうLike a flower garden」と、幸せな気持ちと色とりどりの花をイメージして作詞された。このシングル作品は週間オリコンチャート・ランキングでは3位を獲得している。

『さよなら、アリス / TOMORROW～しあわせの法則～』

1. さよなら、アリス
2. TOMORROW ～しあわせの法則～
3. あの日のさよなら feat.鷲尾伶菜(Flower/E-girls)
4. さよなら、アリス instrumental
5. TOMORROW ～しあわせの法則～ instrumental

Flowerのシングル曲の「さよならアリス」と、映画『ANNIE／アニー』の日本語吹替版で初の映画主題歌を務めた「TOMORROW～しあわせの法則（日本語版）」が収録されている。「さよなら、アリス」はFlowerがリリースしてきた楽曲の中で初めて、恋する男性目線の気持ちを歌った曲である。彼女と別れた後悔、寂しさを持ちつつも、もしも生まれ変わって彼女に再会できたら結ばれたい、と未練を抱えている。
映画『ANNIE／アニー』の主題歌の「TOMORROW～しあわせの法則」は原曲の「Tomorrow」から付け足されてオリジナル性を出した楽曲である。映画『ANNIE／アニー』の主人公アニーが両親に捨てられ、めげずに頑張って生きる姿を応援する曲となっている。 ミュージックビデオのダンサーにEXPG東京校と横浜校に通う生徒総勢40名が加わり、Flowerのパフォーマンスと加わった40名のダンサーで視聴者の夢を後押しするような明るい楽曲だ。

『Blue Sky Blue』

1. Blue Sky Blue
2. Clover
3. さよなら、アリス baroque remix
4. Blue Sky Blue instrumental
5. Clover instrumental

「Blue Sly Blue」は春の青い透き通った空をイメージして、温かな春の季節に好きな人を思って作詞された楽曲である。また「Clover」も同様に好きな人に恋するピュアな気持ちを歌っており、恋するときの緊張感、楽しさを味わえるシングルになっている。「Clover」では「君のこと好きみたい」「この世界に君しかいない」など、好きな思いを素直に、率直にメロディーにのせている。

『瞳の奥の銀河』

1. 瞳の奥の銀河（ミルキーウェイ）
2. ラッキー7
3. Imagination
4. Virgin Snow
5. 花時計 (version 2016)
6. 瞳の奥の銀河 (Instrumental)
7. Virgin Snow (Instrumental)

「瞳の奥の銀河」は、アニメ『金田一少年の事件簿R』のエンディングソングとなった。好きな男性がたまに見せる悲しさ、寂しさの原因を知って寄り添ってあげたい、と願う女性の気持ちを歌った楽曲である。また、一方で「ラッキー7」は片思いする男性に駆け引きを挑むようなスリルのある恋を歌っている。「ラッキー7が出たなら、あなたに私をあげるわ」と、トランプのカードに恋の結末を委ねている。純粋に好きな相手のことを考えて感じる気持ちを歌う楽曲がFlowerには多いが、リスクのある恋を描いた「ラッキー7」からはFlowerのまた違った恋愛観を楽しむことができる。

『やさしさで溢れるように』

1. やさしさで溢れるように
2. 紫陽花カレイドスコープ
3. 太陽と向日葵version2016
4. 秋風のアンサーversion2016
5. やさしさで溢れるようにinstrumental

シングルの表題曲である「やさしさで溢れるように」は、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の主題歌として起用された。もともとはシンガーソングライターであるJUJU（ジュジュ）の楽曲であり、カバー曲になっている。好きな相手を自分のやさしさで包んであげたい、と思って歌った楽曲であり、Flowerのメンバーそれぞれが「好きな人を包み込むやさしさ」をイメージしてパフォーマンスした楽曲である。Googleが発表した「2016年トップトレンド音楽動画（日本）」では11位を獲得した。

『モノクロ/カラフル』

1. モノクロ
2. カラフル
3. 人魚姫 ～五重奏～
4. モノクロ (instrumental)

「モノクロ」は失恋した女性のやるせない気持ちを黒色で表現し、それとは対照的に「カラフル」では、女性が恋をした時に持つピュアな恋心を暖色系の世界観で演出している。CDのタイトルが「モノクロ／カラフル」と対比されており、叶わぬ恋、叶う恋の真逆の立場でメンバーは表情を変えて演出をする。また、「モノクロ」はダンスメンバーのの藤井萩花が出演する、化粧品会社のコーセーの「ファシオ」のCMソングで使われた。

『MOON JELLYFISH』

1. MOON JELLYFISH
2. とても深いグリーン
3. カラフル“a touch of jazz”mix
4. MOON JELLYFISH (instrumental)

シングルの表題曲である「MOON JELLYFISH」とはクラゲのことであり、海の中を自由奔放に泳ぎ回るクラゲの様子を、なかなか幸せを掴むことができない恋する人間に例えている。相手のことを好きなのに、それを気づいてもらえず一生懸命追いかける様子を、クラゲの泳ぎになぞらえた。単に恋愛をテーマに楽曲を作るのではなく、恋愛を生き物の動きに例えているところにFlowerの楽曲の面白みがある。TBS系テレビ『ひるおび』エンディングテーマにも使われている。

『たいようの哀悼歌』

1. たいようの哀悼歌
2. Stranger
3. たいようの哀悼歌 instrumental

「たいようの哀悼歌」は果てしなく続く砂漠の中を1人でさまよい歩く旅人を主人公に作詞・作曲された。生まれてからずっと一人で過ごしてきた旅人は誰からも愛してもらったことがなく愛したこともない、という悲しい曲となっている。パフォーマーとしてダンスの振りを決めるアプローチの仕方をこの楽曲では変えている。それまでは与えられたメロディーに合わせて振りを決めてミュージックビデオの撮影をしていたが、「たいようの哀悼歌」の撮影では撮影本番にフリースタイルで踊る場面が多くなった。パフォーマーの佐藤は「ロケーションと、曲と歌詞と、その時の自分の気持ちも含めて、その状況になった時に初めて感じたものを表現するように意識しました」と、1人のダンサーとして気持ちを体で表現したと話す。
また、この楽曲はアニメ『将国のアルタイル』のエンディングテーマにもなった。それまでの楽曲以上に人気を集め、Flowerにとっては初となる、オリコン週間チャート1位を記録した。

配信シングル