ウーブ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウーブとは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズの登場人物である。純粋な地球人で、人造人間でもないが、高い戦闘力を持ち、天下一武道会では、主人公・孫悟空と互角の戦いを繰り広げ、悟空の家族や仲間たちを驚愕させた。悟空たちと戦った凶悪な化物・魔人ブウの生まれ変わりだが、前世と違い、純粋で素直な心を持った少年である。原作漫画やアニメ『ドラゴンボールZ』の最終盤が初登場だが、続編である『ドラゴンボールGT』や漫画版『ドラゴンボール超』にも登場し、活躍している。

『ドラゴンボール超』は、魔人ブウとの戦いからしばらく経ってからの悟空たちの物語が描かれている。原作や『ドラゴンボールGT』よりも後に出たシリーズであるが、原作の最終エピソードである魔人ブウとの戦いの10年後よりも作中の時系列でいえば前の話となっている。
一見ただの気まぐれで星々を消滅させることで宇宙の秩序を保つ役目を果たしている破壊神(はかいしん)・ビルスが長い眠りから目覚めた。ビルスは、夢で見た自分を楽しませてくれる戦士・超サイヤ人ゴッドを探して悟空やベジータのところにやってきた。超サイヤ人ゴッドには、5人の正しい心を持つサイヤ人が、1人のサイヤ人に心をつなぐことでなれると知った悟空たちは、実際にこの方法を試した。その結果、悟空は神の気を持つ赤髪の姿をした超サイヤ人ゴッドに変身することができ、ビルスと戦った。ビルスとの戦いをきっかけに、悟空やベジータはこれまで以上に高い次元で戦うようになっていった。ビルスやその付き人の天使・ウイスと関わる中で悟空たちは、自分たちの宇宙の他にもいくつかの宇宙が存在することを知る。やがて悟空がきっかけとなり、それらの各宇宙の代表メンバーが出場し宇宙の命運をかけて戦う武道大会「力の大会」が行われることになった。出場する戦士を探す中で、地球の神・デンデにより悟空は魔人ブウの生まれ変わりの少年の存在を知ることになる。デンデは悟空に、ウーブに正しい力の使い方を教えてほしいと頼み、悟空は承諾する。
力の大会による消滅の危機を乗り切った後、銀河の秩序を守る警備隊「銀河パトロール」が拘束していた凶悪な囚人「星喰いのモロ」の脱獄によって再び地球は危機に陥る。モロは、はるか昔に宇宙の星々を荒らした邪悪な魔術使いであり、人や星から生命エネルギーを吸収する能力を持つ。かつてモロを捕えたのは大界王神であり、銀河パトロールは魔人ブウの中に眠る大界王神の力を利用するために地球にやってきた。悟空とベジータも力を貸すことになり、モロと戦った。悟空もベジータも苦戦する中、魔人ブウの中の大界王神の意識が目覚め、モロと戦う。しかし、かつてほどの神力のない大界王神は、モロを捕らえることができなかった。モロは銀河パトロールに捕まっていた他の凶悪な囚人も解放し、地球へと攻め込む。モロを倒すために修行していた悟空とベジータが不在の地球で、戦士たちと銀河囚人の戦いが始まり、モロと悟空・ベジータも地球で再戦することとなった。悟空に追いつめられたモロは、地球と一体になり、パワーダウンした悟空は危機に陥る。しかし、仲間たちの気を集めても、銀髪の「身勝手の極意」の状態にはなれず、状況は好転しなかった。このとき、悪の魔人ブウの生まれ変わりであるウーブの存在に気づいた大界王神が、ウーブのところに行き、ウーブの神力を悟空に送ったことで、モロを倒すことができた。ウーブ自身はまったく状況を理解しておらず、大界王神に「君は宇宙の救世主だ」と礼を言われてとまどっていた。

『ドラゴンボールGT』

修行を終えた悟空とウーブは、天界の神の宮殿にある精神と時の部屋で戦った。満足した悟空とウーブは、再戦を約束し、一旦、別れを告げた。ウーブが悟空よりも一足先に帰っていき、悟空も家に帰ろうとしたが、神殿への意外な侵入者を発見する。この侵入者とは、かつてドラゴンボールを利用して世界を手に入れようとし、少年時代の悟空たちによって阻止されたピラフ一味である。ピラフらの目的は、先代の神がその悪の心の化身であるピッコロ大魔王と分裂する前につくったドラゴンボールだった。ピラフは、悟空が子どもの頃だったら勝てたという旨の発言をし、これがドラゴンボールへの願いとして叶えられてしまった結果、悟空が子どもの姿になる。さらに、界王からの知らせにより、願いを叶えた後、ドラゴンボールは宇宙に散らばっていったことと、一年以内に再びドラゴンボールを集めなければ地球が消滅することが明らかになった。
悟空は、トランクス、パンとともに宇宙を冒険し、すべてのドラゴンボールを集めることに成功し、地球へと帰還する。しかし、ドラゴンボール探しの途中で遭遇し戦った人工生命体・ベビーが先に地球に来ており、地球中の人々を、体内に卵をうみつけることで支配下においていた。一般人だけでなく、悟飯や悟天、トランクスら戦士たちをも支配し、ベビー本体はベジータに寄生して身体を乗っ取った。悟空はベビーと戦うが、宇宙で戦ったときよりもはるかに力を増していたベビーに圧倒されてしまう。そして、ベビーがとどめに放った「リベンジデスボール」によって、悟空は消えてしまった。
悟空がいなくなった後、ベビーは、悟空たちが宇宙から集めてきたドラゴンボールに願ってつくった新しいツフル星へと支配下においた地球の人間たちとともに宇宙船で移住する計画を実行に移した。パンはサタンとともにミスター・ブウの体内に潜み、宇宙船に侵入し、ツフル星に到着すると、家族や人々を解放しようと行動を起こすが、ベビーに洗脳された父・悟飯に殺されかける。このとき、パンを助けに登場したのがウーブだった。最初はベビー相手に善戦したかに見えたが、本気を出したベビーにウーブは圧倒されてしまう。ベビーは悟空を倒したリベンジデスボールでウーブにとどめを刺そうとしたが、ミスター・ブウによって救われる。ブウは、自分とウーブはもともと一つの存在だったことを告げ、再びウーブと一つになった。この合体によりウーブは、ベビーを驚かせるほどパワーアップしていた。ベビー相手に攻勢に立ち、相手をチョコに変える光線による攻撃を次々に放つ。しかし、ベビーとの光線の撃ち合いで押し負けたウーブは、自らの技でチョコになり、ベビーに食べられてしまった。
ベビーのリベンジデスボールによって消滅してしまったかに思われた悟空だったが、キビトとポタラ合体した界王神の星から星へと瞬間移動する能力により助かっていた。移動の途中で、界王神たちでさえも手を出すことのできない「すごろく空間」という異空間に落ちてしまったものの、空間が崩壊したことにより、界王神界へとやってくることができた。悟空はベビーを打倒するために、界王神で尻尾を生やすための修行をし、尻尾を手に入れることに成功する。再びベビーに挑んだ悟空だったが、特に強くなってはおらず、再び圧倒されてしまう。戦いの舞台となっていたツフル星から地球を見た悟空は、尻尾の生えたサイヤ人が「ブルーツ波」により変身する巨大な猿のような形態である「大猿」となって、見境がなくなり暴走する。しかし、孫であるパンの涙によって心を取り戻し、全身を赤い毛で覆われた形態「超サイヤ人4」へと覚醒し、ベビーとの戦いの形勢が逆転した。しかし、サイヤ人であるベジータの身体に寄生しているベビーもまた大猿に変身し、手段を選ばない戦い方をすることで、悟空の体力が消耗してしまう。悟空は、洗脳が解けた悟飯・悟天・トランクスからサイヤ人のパワーをもらうことで大猿となったベビーを倒そうとするが、激しい攻撃によりこの作戦は妨害されてしまっていた。そのとき、チョコになって食べられたウーブが、体内からベビーへの攻撃を始めた。ベビーはこの攻撃に抵抗し、ウーブは吐き出されてしまったが、その間に悟空は悟飯・悟天・トランクス、そしてパンからパワーをもらうことができ、ついにベビーに勝利する。
ベビーとの戦いの後、地獄では、宇宙で悟空たちが出会った悪の天才科学者であるドクター・ミューと、地球の悪の天才科学者で、悟空を倒すために人造人間をつくったドクター・ゲロが出会い、協力して二人目の人造人間17号をつくり、悟空への復讐のために動き出した。地上の人造人間17号に呼びかけ、二体の人造人間17号の力によりあの世とこの世をつなぐと、これまで悟空たちが倒してきた悪人たちが地球にやってきてしまう。ウーブはこの際に、トランクスや悟天たち以上に積極的に活躍した。また、二体の17号が合体したスーパー17号に対しても果敢に挑んでいった。
スーパー17号との戦いの後、人造人間17号に殺された悟空の親友・クリリンを生き返らせるために使おうとした地球のドラゴンボールに異変が生じ、ドラゴンボールから7体の邪悪龍たちが出てきてしまう。悟空は順調に邪悪龍を倒していったが、最後に現れた一神龍(イーシンロン)には、苦戦を強いられる。超サイヤ人4に変身した悟空でさえも、ドラゴンボールを体内に取り込んだ一神龍にはかなわず圧倒される中、ウーブは悟空のピンチにかけつけ助け、かなわないながらも一神龍と戦った。

ウーブの関連人物・キャラクター

孫悟空(そんごくう)

CV:野沢雅子

幼少期に侵略のために地球に送り込まれた戦闘民族・サイヤ人。地球では、武術の達人である孫悟飯に育てられた。少年時代から、銃で撃たれても平気な頑丈な身体と常人離れした身体能力を持っていた。ドラゴンボール探しの旅や、孫悟飯の師匠である亀仙人(かめせんにん)の下での修行、天下一武道会への出場などを経て、さらに大きく成長する。また、ドラゴンボールを狙う悪の組織・レッドリボン軍を壊滅させたり、ピッコロ大魔王による世界征服を阻止するなど、地球の平和のために大きく貢献した。亡き育ての親の孫悟飯のことは慕っており、後に自分の息子に同じ名前をつけている。
地球襲来に来たサイヤ人や、宇宙の星々を侵略する組織を率いる悪の帝王・フリーザ、レッドリボン軍の悪の科学者が悟空への復讐のために生み出した人造人間たちといった、次々と登場する強敵たちとの戦いをきっかけに、さらに高い戦闘力を手に入れていった。また、フリーザとの戦いの舞台となったナメック星から地球に帰還する途中でたどり着いたヤードラット星で修行し、瞬間移動の能力を獲得した。しかし、悟空たち武術の達人の細胞を集めてつくられた人造人間であるセルとの戦いで、怒りによって真の力を解放した悟飯により追いつめられたセルの自爆に巻き込まれ、命を落としてしまう。
セルとの戦いから7年後、青年となった息子の悟飯が天下一武道会に出場することになったことをきっかけに、死後の世界である「あの世」から、大会当日の一日だけ戻ってきた。魔人ブウの復活を阻止しに向かった界王神らに協力してバビディの手下たちと戦った。魔人ブウの復活後には、あの世に戻るまでの間、まだ少年ながら非常に才能ある戦士であるトランクスと悟天に、大幅なパワーアップを実現する合体技である「フュージョン」を授けて希望を託したり、時間稼ぎのために当時の自身の最強の変身形態である「超サイヤ人3」になって、短時間ながら魔人ブウと戦ったりした。あの世に戻ってからは、界王神界で修行中の悟飯の気を感じて、瞬間移動により悟飯や界王神、キビトらと合流する。その際、悟飯が修行で使いこなせるようになろうとしていた界王神に伝わる伝説の剣・ゼットソードの切れ味を試そうと提案し、ゼットソードが折れるきっかけをつくってしまい、結果的にソードに封印されていた界王神の先祖(老界王神)を復活させることとなった。老界王神によって潜在能力を限界以上に引き出してもらい、地球に魔人ブウと戦いに行った悟飯が、悟天とトランクスがフュージョンした姿・ゴテンクスを吸収して新たな形態となった魔人ブウによりピンチに陥った際には、悟空は老界王神に命を譲ってもらい、再び現世に戻ることとなる。悟空は、老界王神から授かった、フュージョン以上のパワーアップ効果があるとされる合体を実現する耳飾り・ポタラによって、魔人ブウと戦うために地獄から現世に一日だけ戻ってきたベジータと合体し、「ベジット」となり、悟飯を吸収したブウを圧倒する。
体内で悟空とベジータが、吸収された仲間たちと太った魔人ブウを切り離したことで、本来の姿に戻ったブウと、破壊された地球から界王神界へと舞台を変えて悟空は戦った。生きている状態で超サイヤ人3に変身して戦ったことで激しく消耗し危機に陥るが、最後は、人々や生命から集めた気を放つ技「元気玉」によってブウを消滅させた。この際に魔人ブウに語りかけた「いい奴に生まれ変わってまた戦おう」という言葉を聞いていた閻魔大王によって、凶悪な魔人ブウは、ウーブへと転生することになる。
ブウとの戦いからしばらく経ってからは平和な日々が続くが、破壊神・ビルスと天使・ウイスの登場などをきっかけに、さらに高い次元での修行や戦いの日々が始まる。悟空たちの宇宙の他にも存在する他の宇宙の戦士たちと、宇宙の命運をかけた武道大会「力の大会」が開催されることになり、悟空は出場メンバーの戦士を集めるために奔走する。人造人間17号をスカウトするために悟空は、神の宮殿で神・デンデに17号の居場所を聞きに行った。その際、神の付き人であるミスター・ポポに「宇宙のことばかりに気が行き過ぎて地球のことが見えていない」との指摘を受ける。ポポの意味した地球にもいる強い戦士の一人は17号で、もう一人がまだ幼い少年だったウーブのことだった。デンデはウーブが「悪い方の魔人ブウの生まれ変わり」であることを悟空に教え、力の使い方を教えてほしいと頼み、悟空も約束した。アニメ版ではこのシーンでウーブの姿は描かれていないが、悟空は魔人ブウの生まれ変わりと戦うのを「ずっと待っている」と、再戦を楽しみにしていたことを口にしている。
天下一武道会では、ウーブと体力がフルのうちに対戦したいという理由でミスター・ブウにくじ引きを魔法で操作してもらう。また、本気を出させるためにわざと悪態をついて怒らせようとしたりなど、修行のために途中で試合を放棄するなど、ウーブとの戦いを楽しむためになりふりかまわない様子を見せる。修行を終えてウーブとの全力での戦いを終えてからも、お互いにさらに強くなってからの再戦を約束し、ウーブも約束が果たされるのを楽しみにするなど、師匠・悟空を尊敬し慕っている。

renote.net

魔人ブウ

CV:塩屋浩三

魔道士ビビディによって生み出されたとされる、高い戦闘力を持つ魔人。相手を吸収して力や能力を取り込んで姿を変える。吸収や分裂によって様々な形態をとった。元々の形態は、理性がなく衝動的に破壊を行うため、ビビディも手を焼いていたが、温厚な性格の大界王神を吸収したために、かろうじてコントロールが可能となった。それでも、惑星から惑星へと移動する際には、封印の玉に封じ込めなければならない。ブウを封印から復活させたバビディも、いうことを聞かせるために、逆らえば再び封印するという脅しを使っていた。大界王神を吸収した姿の魔人ブウは無邪気な性格ではあるが、相手を痛めつけることや破壊行為を楽しむなど、残忍な一面も持っていた。ビビディやバビディのことは「嫌な奴たち」だと思っており、バビディのことは自ら殺したほどだが、彼らから教わった遊び方である、壊したり殺したりして遊ぶというやり方は、バビディの死後も続けていた。しかし、地球の救世主として人々に崇拝される格闘技世界チャンピオンのミスター・サタンとともに暮らし友情が芽生えていく中で、ブウは殺しや破壊をやめることを宣言する。こうしてブウは善良な心を持つようになったが、ケガを治してかわいがっていた犬(のちの「ベエ」)を人間に撃たれた怒りによって悪の部分が分裂しもう一体の別の魔人ブウを生み出し、善良なブウの方が吸収されてしまった。より洗練されて戦闘的な姿になった悪の魔人ブウは、悟天とトランクスが合体した戦士・ゴテンクスや、潜在能力を限界以上に引き出した悟飯、そして悟空とベジータが合体した戦士・ベジットと、次々と吸収により姿を変えながら戦った。ブウの体内に侵入した悟空とベジータによって、吸収してきた者たちを剥がされてしまった結果、魔人ブウは本来の姿に戻った。界王神界での決戦で悟空に消滅させられたのはこの本来の姿の魔人ブウである。戦いの途中で、体内に取り残されていた大界王神を吸収した姿の善良な魔人ブウが吐き出され、二体のブウで戦う場面もあった。善良な魔人ブウは、ドラゴンボールによって人々の記憶から魔人ブウのことが消された後、ミスター・サタンの弟子「ミスター・ブウ」として天下一武道会に出場し、サタンに協力するようになる。
『ドラゴンボール超』の時点では、魔人ブウの記憶は地球人たちから消えているが、仲間たちからはまだ「魔人ブウ」と呼ばれている。モロとの戦いの際には、一時的に大界王神の意識が戻り、姿も大界王神に変えていた。しかし、大界王神の神力の大部分は、本来の姿の凶悪な魔人ブウに受け継がれており、そのブウが消滅した後は、その神力は生まれ変わりのウーブのものとなっていた。善良なブウ自身には、大界王神の意識が戻っている間の記憶はない。
ベビーによって地球が支配された際には、卵による洗脳を拒否し、ミスター・サタンを体内に隠して守った。ツフル星での戦いでは、サタンを避難させた後、サタンに別れを告げてウーブと融合するために戻っていった。

renote.net

デンデ

CV:鈴木富子→結城比呂→平野綾

上空にある宮殿に住む地球の神。先代の神と同じナメック星人で、ドラゴンボールをつくったり、ケガを治して体力を回復させることができる。地球のドラゴンボールをつくった先代の神が、自身の悪の心の化身である初代ピッコロ大魔王の生まれ変わりである二代目ピッコロ大魔王と、融合により再び一つの存在となったために消滅していたドラゴンボールを復活させるために、ナメック星から悟空が連れてきた。
魔人ブウとの戦いの際には、ブウが地球を破壊する寸前に、悟空、ベジータとミスター・サタンとともに界王神界に瞬間移動することで生き残っており、界王神界での魔人ブウと悟空たちとの決戦を界王神らとともに見守った。
悟空が力の大会のメンバー集めのために人造人間17号の居場所を教えてもらうためにデンデの下に訪れた際には、17号がよい人間になっていることや、さらに力を増していて「敵のままでは恐ろしいことになっていた」ことを悟空に伝え、17号が動物保護官として働いている島の上空まで神殿を移動させた。その途中でウーブの住む村の上空を通過し、武術の素晴らしい才能を持った少年が存在すること、その少年は「悪い方の魔人ブウの生まれ変わり」であり名前はウーブであることなどを話した。また、このとき悟空はデンデに、少年がもう少し成長したら正しい力の使い方を教えてほしいと言われ、承諾している。

renote.net

ウーブの名言・名セリフ/名シーン・名場面

家族の悪口を言われて怒る

悟空の挑発に怒り、強力な蹴りを放つウーブ。

ウーブの本気の実力をみたい悟空は、わざと挑発して怒らせる作戦を採った。ウーブをイナカもの扱いしただけでなく、両親の悪口を言った。
とどめに悟空が蹴りを入れると、ウーブは怒りにまかせて突進していき、悟空を蹴った。この攻撃で悟空の腕はしびれている。自分のことよりも両親のことで怒っているところが、純粋な家族想いの少年であるウーブらしいと言える。
続く激しい打ち合いの後、ウーブは気合砲も放っている。直後に悟空が宙に浮いていることに気づき、我に帰ったウーブに悟空は悪口を言った理由を説明し、二人は徐々に打ち解けていった。
純粋な地球人の少年でありながら、ウーブが悟空相手に、悟空の関係者たちですら驚愕するほどの戦いを繰り広げたことは、確かに魔人ブウの生まれ変わりであることを実感させるものだった。また、試合前後の悟空とのやりとりから、無軌道で危険極まりない存在だったブウから、確かにウーブという良い人間に転生したこともわかる。悟空との試合は、こうしたウーブ少年の出自や純朴な性格と秘めた実力、そして悟空のわくわくする気持ちがよくわかる名場面である。

ベビーとの戦い

ブウとの合体によりパワーアップし、再びベビー相手に挑むウーブ。

パンを助けにベビーの前に姿を現したウーブは、ベビーから悟空を消したと聞かされ怒りに燃え、戦う。一度目の戦いではまったくかなわなかったが、ミスター・ブウとの融合後は、はるかにパワーアップし、ベビーを追い詰める。相手をチョコに変える光線を跳ね返されて食べられてしまったが、実はこれはウーブの作戦であり、わざとチョコになって食べられることで、体内からベビーを攻撃するつもりだった。ウーブのこの作戦のおかげで、悟空が仲間たちからパワーを分けてもらうための時間を稼ぐことができ、勝利につながった。
チョコにしたはずのウーブが体内から自分を攻撃していることに驚いていたベビーに対してウーブは、「これ以上ないくらい熟知している自分の得意技でやられる馬鹿がいるものか」と言い放った。チョコに変える技はブウと合体したことで手に入れたものだが、これを「得意技」と認識しているのは、ブウの記憶を受け継いでいるためだと考えられる。
危機一髪のところでパンを助けたり、ブウとの合体で大幅にパワーアップして頼もしい姿を見せるなど、ベビー戦におけるウーブには名シーンが多い。特に、悟空を消されたことで再戦の約束が果たせなくなったという怒りからベビーに攻撃していく姿は感動的である。ベビーの方も、ウーブを「悟空の弟子」と認識しており、興味を持っている。また、超サイヤ人4となった悟空でさえも危機に陥ったことで絶望的に思われたタイミングで、ベビーの体内から攻撃を始めることで勝利に決定的に貢献した功績は大きい。悟空がかつて言っていたように、地球を守る戦士へと大きく成長したことがわかる感慨深い名シーンである。

ミスター・サタンとの試合で本気で勝とうとした

tetuko_fes1
tetuko_fes1
@tetuko_fes1

Related Articles関連記事

ドラゴンボール(DRAGON BALL)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンボール(DRAGON BALL)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画作品。雑誌「週刊少年ジャンプ 」にて、1984年から1955年まで連載されていた。山奥で暮らしていた主人公・孫悟空が、7つ集めると願いが叶うといわれるドラゴンボールを探しに旅に出たことから始まった物語が展開される。書籍として単行本が全42巻、完全版が全34巻発売された。東映動画(現・東映アニメーション)によってアニメ化されたほか、ゲームソフトも多数発売されている。

Read Article

ドラゴンボールZ 神と神(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンボールZ 神と神(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンボールZ 神と神』とは、2013年3月30日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作品である。原作者の鳥山明が初めてアニメシリーズに脚本の段階から深く関わっている。物語は、原作の魔人ブウ編にて、孫悟空が魔人ブウを倒してから約4年後に起こったエピソードが描かれている。平和に過ごしていた地球だったが、破壊神ビルスが目覚めスーパーサイヤ人ゴッドを探し出すという話である。

Read Article

ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンボールDAIMA』(ドラゴンボールダイマ)とは、鳥山明による世界的人気漫画『ドラゴンボール』シリーズのアニメオリジナル作品。「DAIMA」とは漢字で「大魔」、英語では「Evil」を意味する造語。2024年秋に放送される。 ただ純粋に強さを求め、強い者との戦いを心から楽しみ、幾度となく地球を宇宙を救ってきた孫悟空。ある時、彼とその仲間たちは何者かの陰謀によって子供の姿に変えられてしまう。元の姿に戻るため、真犯人を突き止めるために、悟空たちは時空を超えた大冒険を繰り広げる。

Read Article

ドラゴンボールZ 復活の「F」(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラゴンボールZ 復活の「F」(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2015年4月18日に公開された劇場公開アニメーション映画作品である。前作の『ドラゴンボールZ 神と神』の直接的な続編となっている。原作者の鳥山明は前作に続き、キャラクターデザインを担当すると共に、本作では初めて単独で脚本も務めた。4月18日に全国328館で公開され、興行収入37.4億円を記録した。悟空に殺された悪の帝王フリーザが復活した後、初めての過酷な修行を経て悟空に復讐するために地球へ向かった話である。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の人造人間まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の人造人間まとめ

『ドラゴンボール』とは、及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めることでどんな願いも叶えるドラゴンボールを巡る冒険活劇から、主人公の孫悟空や鳥山明による漫画、仲間たちが強敵と戦うストーリーがメインとなり、世界的な人気を得た。本項では、強力な戦闘力を持った人造人間と呼ばれるキャラクターをまとめる。人造人間たちは、悪の科学者ドクター・ゲロにより戦う為に作られ、悟空たちと敵対する立場だが、中には争いを好まない者や、戦闘をゲームと捉える者もおり、各個体が際立った個性と魅力を持つ。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ

『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』とは、鳥山明による漫画、及びそれを原作としたアニメ、ゲームといったメディアミックス作品である。七つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せるドラゴンボールを巡り、主人公の孫悟空と仲間たちが戦う物語。格闘物の少年漫画に多大な影響を与えた作品で、連載終了後も衰えぬ人気を誇る。個性豊かなキャラクターの他、多彩な必殺技が繰り出される戦闘シーンも人気の一因となっている。『ドラゴンボール』の戦闘シーンを彩る必殺技をまとめる。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

『ドラゴンボール』とは鳥山明による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。世界に散らばる七つのドラゴンボールを探す冒険活劇から、主人公孫悟空らのバトルに重きを置いた作風にチェンジすることで世界的な人気を獲得。中でも悟空も含めた戦闘民族サイヤ人の変身形態、超(スーパー)サイヤ人は外見的特徴や戦闘力の高さから当時のファンに衝撃と興奮を与えた。超サイヤ人は、今尚シリーズの人気を誇る理由の一つである。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。

Read Article

フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

Read Article

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

Read Article

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

Read Article

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

Read Article

人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

Read Article

破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

Read Article

セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

Read Article

孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

Read Article

ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

Read Article

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

Read Article

魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

Read Article

孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

Read Article

亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

Read Article

全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

Read Article

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。

Read Article

神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

Read Article

ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

Read Article

ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

Read Article

モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

Read Article

トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクスとは、『ドラゴンボール』に登場する、戦闘民族サイヤ人のベジータと地球人のブルマとの間に生まれたハーフの男性。薄紫色の髪色で青色の瞳をしている。トランクスは本編時代と未来時代でそれぞれ登場し、育ってきた環境が異なるため性格も異なっている。トランクスの家はカプセルコーポレーションという大企業で、幼い頃から機械などに接していたため頭も良く、強さだけでなく知的な面も持っている。

Read Article

ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

Read Article

目次 - Contents