今、人気急上昇中のマンガがある、平本アキラ氏の監獄学園だ。
このマンガを始めて見た時、思った事はとにかく絵が上手いという事だった。この漫画家は始めから高クオリティの絵が売りの作家だったのか?
過去の作品を調べてみると意外な事実が判明した。

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アゴなしゲンとオレ物語

これが初期の作品「アゴなしゲンとオレ物語」。どうであろう、今の作風とは似てもにつかない、いやそれ以前に(失礼だが)漫画家として最低限必要な画力しか備えていない様に思われる。
勿論、ギャグマンガなのでそこまで絵のクオリティは求められていないのだが、それでも検索した時に驚いた。ここからどうやって今の画力まで高めたのか。

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俺と悪魔のブルーズ

続いて発表したのが「俺と悪魔のブルーズ」。
初期の作品と比べると大分クオリティが上がって来た、いやそれでもまだ、監獄学園レベルにはほど遠い様に思われる。

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やりすぎコンパニオンとアタシ物語

続いての作品「やりすぎコンパニオンとアタシ物語」。
初期の作品と見比べてどうだろう? もはや別人とさえ思える程の絵の上達具合である。
殆どの漫画家は初期の作品から絵はどんどん上達していく、という事が多々ある。しかし、それもいずれは頭打ちとなるのである。そこには超えられない壁、という物が存在している様に思われる。
勿論、画力だけが全てではない。しかし、小説でも映画でもなく漫画なのだ、絵のクオリティが高いに超した事はない。

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最新作である「監獄学園(18)」。
敢えて内容については言及しないようにした。勿論、初期作品と比べるとストーリーの構成、セリフの言い回し、作り込まれた起承転結など目を見張る進歩がある。
なぜ純粋に画力だけを見てきたのか? 初期から絵のクオリティの変移を見てきて思う事がある。
誰しもがいずれ打ち当たるであろう壁、殆どの漫画家がいずれ頭打ちになり諦めてしまうであろう画力の問題、それらを払拭するように平本アキラ氏は漫画の内容ではなく純粋な画力で語りかけて来ているように思われる。
【越えられない壁はない】のだと。