日暮かごめ（犬夜叉・半妖の夜叉姫）とは【徹底解説・考察まとめ】

CV：山口勝平

人間と妖怪の間に生まれた半妖。
桔梗と恋に落ち人間として生きる決意をするも、奈落の策略により2人は引き裂かれ、犬夜叉は桔梗の手により封印されてしまう。50年間封印されていた犬夜叉はかごめに封印を解かれ、かごめとともに砕け散った四魂の玉のかけらを探す旅に出る。
桔梗に似ているためかごめの事は最初は嫌っていたが、かごめの優しさや逞しさに次第に惹かれ終戦後、かごめを妻にする。

弥勒（みろく）

CV：辻谷耕史

祖父の弥萢（みやつ）が奈落によって穿たれた「風穴」の呪いを受け継いでおり、この呪いを打ち破るため長いこと一人で旅をしていた。犬夜叉と出会ったことで一行に加わる。
かなりの女たらしで、出会った美女を口説くのは日常茶飯事でかごめもよく被害に遭っている。

珊瑚（さんご）

CV：桑島法子

妖怪退治を生業とする妖怪退治屋の少女。里では一番の手練れと言われるほどの実力者。
退治屋の里で暮らしていたが、奈落の陰謀により父や弟の琥珀（こはく）、里の人々を皆殺しにされてしまう。更に奈落に騙され犬夜叉たちを襲うが、誤解が解けたことで同胞の仇を打つために犬夜叉の仲間になった。

七宝（しっぽう）

CV：渡辺久美子

子狐妖怪。若年ながら人間型を取る格の高い妖怪。
父親の仇である雷獣（らいじゅう）兄弟を犬夜叉が討ったことで仲間になった。可愛らしい姿の子供だが少々おませな性格で、犬夜叉の核心をついたり余計な事を言ったりしてはいつも殴られている。強気でお調子者だが、本来は年相応な精神年齢のため、かごめに甘えたり自分より強い妖怪を恐れるなど、臆病で寂しがり屋な部分もある。

桔梗（ききょう）

CV：日高のりこ

50年前に四魂の玉を守護していた高い霊力を持つ美しい巫女。犬夜叉とはかつて恋仲であった。
かごめの前世であり、容姿は彼女と似ている。物語開始時は故人だったが、かごめの魂を利用して「死人」として甦らされてしまう事になる。

日暮かごめの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「もう一度犬夜叉に会いたい。」

犬夜叉のもとを離れて現代に戻ったかごめが、犬夜叉への強い未練と思いに気づいた場面。無意識に頭に浮かんだ「もう一度犬夜叉に会いたい」という気持ちで、かごめは犬夜叉への恋心にようやく気づく。何度も葛藤し辛い思いをしてきたかごめだが、それでも犬夜叉への思いが捨てきれない。そんなかごめの恋心がとても切なくてグッとくるセリフだ。

「あたしが犬夜叉を恨んだり桔梗に嫉妬したりすることは、人間だったら誰だって持ってる気持ちよ。」

犬夜叉の思い人である桔梗に嫉妬していることに気づいたかごめ。それを奈落の分身である赤子に指摘されたかごめが、「あたしが犬夜叉を恨んだり桔梗に嫉妬したりすることは、人間だったら誰だって持ってる気持ちよ。」と、素直で正直な気持ちを言い放った時の名言。嫉妬や妬みは人間なら誰だってあるし、それは呪いなんかじゃなく当たり前の気持ち。そして何よりも、犬夜叉が大好きだからこそ生まれた気持ち。誰かを好きになった時に生まれる嫉妬は、決して醜い感情ではないことを伝える名言だ。

「私になにができるかわからないけど、ずっとそばにいる。」

犬夜叉と桔梗の絆は断ち切れないことを受け入れ、それでもなお犬夜叉と一緒にいることを選んだかごめ。桔梗のために楽しんではならない、一緒に死ななければならないと思っている犬夜叉に、かごめは「私は犬夜叉に生きてほしい」、「楽しいことがあってもいい」と願う。とにかく犬夜叉の幸せを考えて出した答えが「私になにができるかわからないけど、ずっとそばにいる。」だった。まだ15歳でありながら、犬夜叉を大きな愛で包み込むかごめの優しさや想いの強さがぎゅっと詰まったセリフには、感動した人も多い。

日暮かごめの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話