倒錯的な愛憎を描く衝撃的な映画まとめ!『コレクター』など
ここでは倒錯的な愛情や病的な偏執が生み出す悲喜劇を描いた映画をまとめた。セレブや芸能人から採取したウイルスに感染することに喜びを感じる人々を描いた『アンチヴァイラル』、蝶を集める男がある女性をコレクションする『コレクター』などを紹介している。
▼『クラッシュ』
出典: www.amazon.co.jp
バラードの原作が詩情豊かに謳い上げる「金属と肉体とオイルと体液の融合」を一枚の画としてラストに提示し、この映画がラブ・ストーリーであったことを確認させる。
出典: www.geocities.jp
特殊な嗜好を極めようとする人間の末路は悲しかった。そういう意味では、クローネンバーグ監督が一貫して描いてきたテーマの作品でした。特殊な人間の悲劇ですね。
主人公役のジェームズ・スペイダーは「この役が正直怖かった」と喋っているし、妻役のデボラ・アンガーは「精神的にも肉体的にも裸にされる経験はなかった」と答えている。
出典: blog.livedoor.jp
『クラッシュ』鑑賞終了~。交通事故の衝撃に絶頂感と似た悦楽を得た主人公と恋人を含むグループの物語。いかにもクローネンバーグなメタファー映画。観ているうちに車のフォルムや色まで艶めかしく感じてくるから不思議。感受性強い人はいつの間にか精神汚染されるので注意w 勿論、R-18です。
— おばかキツネ (@obaka_kitsune) August 21, 2013
ゲオで18禁コーナー行ったけど、AV見るのも面倒だなーって思った。ので、普段全く見ないセクシーのコーナー眺めてたら、クローネンバーグのクラッシュあるやん!!ってなったので、常に視野を広く持たねばと学びました
— UMA (@konno03498651) August 19, 2013
クローネンバーグ『クラッシュ』大傑作。自動車事故をここまで艶めかしく魅惑的に撮った倒錯的映画って他にあるのかな?内容が変態過ぎて他人には容易に好きだとは言い辛いけど。
— tatara (@tatara530) 2013.08.19 00:26
▼『血を吸うカメラ』
出典: www.amazon.co.jp
大衆レベルでは失敗作だが、マーティン・スコセッシやブライアン・デ・パルマを始め、多くの映画監督に影響を与えたカルト・ムービーであることだけは確かである。
“早すぎた”んだろうね。正直、出来は皆がいうように「サイコ」程ではないけれど、主人公の特異性、ストーリー展開&底辺に流れるエロ(笑)で最後まであきずに観られる。
出典: d.hatena.ne.jp
文芸作品を撮ってきたマイケル・パウエルだが、この作品を最後に事実上映画界から干されてしまう。低俗映画との扱いを受けたのだ。
出典: www.jion-net.com
『血を吸うカメラ』 予告編 (2:27) #sm16124029 http://t.co/KQpPlIix5e いろいろ鬱屈した時期に最も殺人鬼に共感した映画
— 御花畑るん (@ohanabatakerun) April 20, 2013
サイコと云えば、同じく1960年イギリスで公開されたマイケル・パウエルの『血を吸うカメラ』の事もたまには思い出してあげて下さい http://t.co/qVRFn0pfDc
— 大崎広小路 (@skysenser) April 18, 2013
今日はマイケル・パウエルの誕生日。「赤い靴」などで英国映画界の名匠と称されたが、ホラー・ファンにはおなじみの倒錯した性と暴力で有名な「血を吸うカメラ」を発表して一気に落ち目に。だが今やその悪趣味なサイコ映画で名を残すことに。皮肉なもんだね。http://t.co/DkjpFnOa
— 風間賢二 (@k_kazama) September 30, 2012
▼『フィギュアなあなた』
出典: www.ent-mabui.jp
出典: www.ent-mabui.jp
途中から、物語の底が抜けて緊張感ゼロの世界に突入して行く。そしてその状態を取り繕うでもなく、完全に開き直っている。この開き直った底抜けっぷりこそ、この映画の見どころであり魅力だろう。
非リア充なオタク青年の妄想では?という描写に終始するため、物語としてはいささか通俗的だ。。もちろん石井隆監督は意図的にそうしているのであり、美しい人形に魅せられた男のサイコな精神状態を描くことこそが本作の狙いなのだろう。