アリス・ギア・アイギス(アリスギア)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリス・ギア・アイギス』とは、コロプラより配信されているスマートフォン用ゲームアプリである。機械生命体ヴァイスの襲撃により地球を捨て宇宙船団による航海を続ける人類は、ヴァイスに対抗し得る高次元兵装「アリスギア」を開発。それから3世紀、若い女性だけが操作できるアリスギアによって宇宙船団の平和は守られてきた。その船団の一つ「東京シャード」のヴァイス対策企業「成子坂製作所」に新たな隊長が赴任したことで物語が始まる。

声:内田真礼
属性:重力
得意ギア:スナイパー
準得意ギア:ランス

16歳、桃陰学園総合高校2年。10月18日生まれ。
成子坂製作所の初期メンバー。低身長褐色巨乳オタク女子と属性を盛り過ぎている感。同僚の百科文嘉とは喧嘩ばかりしているように見えるが大の親友。いつもおちゃらけている図々しいオタクを装っているが、本来の繊細で臆病な性格を隠すためのカモフラージュである。ニュースキャスターで元アクトレスの宇佐元杏奈の熱狂的なファンで、杏奈の子役時代から追いかけていた。シタラがアクトレスを目指したのも杏奈への憧れからである。アクトレスに復帰した杏奈が成子坂に所属した際は、本人の前で痛々しいオタクとしての言動を振り撒いて杏奈を困惑させていた。動画サイトに象の仮面をつけた歌い手「ぞーさん」として動画を投稿しており、その歌声は評価が高い。しかし、本人は人気が独り歩きし始めた「ぞーさん」のキャラクターを内心ではやや疎ましく思っている。
オタクだからこその交友関係の広さが役立つことも多く、小芦睦海や二子玉舞、バージニア・グリンベレーを人手不足の成子坂にスカウトしたのもシタラの手腕である。
モチーフは象。出自がインド系のせいか専用ギアのネーミング等にはインド神話にまつわるものが多く、名前の由来もインド神話の「ガネーシャ」とサンスクリット語で星を意味する「シタラ」である。

「アメとムチと百科事典」百科文嘉(ももしな ふみか)

声:石川由依
属性:冷撃
得意ギア:バズーカ
準得意ギア:両手剣

16歳、星条大学附属第一高校2年。11月22日生まれ。
成子坂製作所の初期メンバー。高身長クール眼鏡女子。融通の利かない生真面目な性格で何かと騒がしいシタラにツッコミを入れるのが日常。本人も家族もかつての名門である成子坂製作所のファンであり、当初は業績難からの人手不足で事務員も満足に置けない成子坂で事務員兼アクトレスとして多忙な日々を送っていた。豊富な読書量を誇り知識面では他者に負けないという自負はあるが専門外・想定外の事態に弱く、成子坂のスポンサー探しにおいてはギャル社長・萬場盟華の無茶振りに翻弄されていた。また夜露の言っていた「豚骨」をポンコツと聞き間違えて自分への陰口と思い悩むところも。
楓とは同じ高校の同学年であったが「大企業のトップアクトレスと比較されるのが嫌」という理由でわざと接点を持たなかった。このことを知った楓は文嘉に嫌われていると思っていたが、現在は誤解も解けて苦労人同士仲良くしている。
絆エピソードの進行によって専用アクセサリ「コンタクトレンズ」が入手可能であり、これを装備すると眼鏡を外した状態を選択できるようになる。
モチーフは鹿。専用ギア等のネーミングには哲学者の名前やケルト神話の要素が入る。名前の元ネタは「百科事典」。

「断罪大和撫子」吾妻楓(あがつま かえで)

声:安済知佳
属性:電撃
得意ギア:両手剣
準得意ギア:ライフル

16歳、星条大学附属第一高校2年。2月19日生まれ。
本作のもう一人の主人公的存在。東京シャードの民間企業所属アクトレスとしては最強クラスの実力者で度々メディアにも登場している。物語当初は叢雲工業に所属していたが、不正が発覚した叢雲工業がアクトレス事業から撤退した後は成子坂に移籍する。代々剣術家の家系ということもあってかストイックな武人タイプの人物で、夜露とはまた違った意味で他者を助けるために自身の力を振るうことを本分とする。半面、武人としての生き方が過ぎるゆえに年相応の女の子らしい振る舞いが苦手という面も。夜露には非常になつかれているが、尊敬の念が高じて「舎弟」として自分に対し下手に振る舞う夜露の態度があまり好きではなく彼女とは対等の仲間として接しようとする。
行方不明になったアクトレスの姉・京がおり、物語途中でAEGiSの特殊部隊メンバーとして登場する。
オーバーワーク気味の鍛錬を日課としているが、これは前述の「アクトレスであった姉が自分の前から姿を消した」ことに由来するトラウマの産物であり、身の回りにいる人に追い越され去られることを極端に恐れている。そのことを自覚して以降は無意味なオーバーワークは影を潜めた。
前年の学園祭で使用した狐の仮面を付けて「正義の味方・遮那仮面」として街の犯罪者を倒して回る奇行をしていることは重大な秘密である。(しかしリンにはバレたし父には怒られた)
モチーフは狐。専用ギアのネーミング等には源義経の逸話にまつわるものが多い。

「ワイルド・ワイルド・ムードメーカー」日向リン(ひむかい りん)

声:井澤詩織
属性:焼夷
得意ギア:ハンマー
準得意ギア:バズーカ

16歳、郷湾育英高校2年。11月19日生まれ。
楓のチームメイトで、叢雲工業が撤退した後は同様に成子坂に移籍した。天真爛漫でいつも腹ペコ、ちょっと頭が弱いが長兄がプロ野球、次兄がプロサッカーの有名選手というスポーツエリート一家の出身ということもあり身体能力に関してはアクトレスの中でも並外れて高い。五感も野生動物のそれに匹敵するほど優れており、またとんでもない強運も持ち合わせている。しかし思慮の足りない行動が多いために結果的に周りに迷惑をかけることも少なくない。思ったことをすぐ口に出してしまうせいで東京アクトレスニュース出演時には司会者である宇佐元杏奈のネタ振りをことごとく粉砕、進行を完全破壊し伝説の放送事故回となってしまった。陽気で裏表のない性格のせいか交友関係が広く、意外なアクトレスとも親しかったりする。勘違いから始まったことではあるがUMA(未確認動物)の捕獲に固執しているところがあり、特にツチノコを食べたいと考えていた。しかし実際にツチノコを捕獲したものの飼育しているうちに情が移り、結局は食べることなく逃がしている。
野生動物並みの五感は食べ物に対しても働き、隊長代行として赴任した山野薫子が作ってきたセンブリのシフォンケーキ(健康的だが悶絶するほど苦い)の危険性を食べる前に感じ取って隊長に押し付けたこともある。
彼女の裏表のなさに救われた友人は少なくなく、小鳥遊怜はリンをいちばん辛い時に助けてくれた親友として特別視している。また、藤野やよいも四谷ゆみとのわだかまりを解消してくれた大切な友人としてその後はよく遊び歩くようになった。
モチーフは猪。

「孤高の調停役」小鳥遊怜(たかなし れい)

声:ルゥティン
属性:冷撃
得意ギア:バズーカ
準得意ギア:両手剣

15歳、聖アマルテア女学院高等部1年。9月27日生まれ。
楓のチームメイトで、叢雲工業が撤退した後は同様に成子坂に移籍した。他の2人よりは1つ年下だが、クールで大人びた雰囲気の持ち主。両親が離婚し父は死別、母は失踪してしまい祖母と二人暮らしのため、祖母の金銭的負担を減らそうとアクトレスに志願した。リンとは幼馴染で親友。人づきあいの悪さは他者への不信感からで、そのため裏切りという行動に激しい憎しみを持つと同時に一度信頼した相手に対しては深入りするところがある。成子坂の隊長に対しては当初は距離を置いていたが次第に思慕に似た強い信頼を抱くようになり、不審な行動を見せた新谷芹菜を産業スパイと疑って執拗に問い詰めたのも芹菜は隊長の信頼を裏切ろうとしていると見做して激しく敵意を抱いたからである。ノーブルヒルズの件で芹菜が成子坂を助けたことを知った後は芹菜とも和解、成子坂へ帰ってくるよう促している。
聖アマルテア女学院の特待生だが、裏切りを嫌う性格のため経営陣である北条グループからの勧誘を拒絶している。
家計が厳しいせいか自分の服や小物は自作しており、そのためか裁縫に関してはプロ級の腕前。リンの持っているポーチも怜が作ったものである。
成子坂の面々と打ち解けてからは、四谷ゆみ・新谷芹菜・安藤陽子といった成子坂女子会メンバーに若々しさをネタによく絡まれるようになって困惑している。
モチーフは鷹。

「自信過剰ツンデレお嬢様」一条綾香(いちじょう あやか)

声:小澤亜季
属性:焼夷
得意ギア:片手剣
準得意ギア:デュアル

14歳、聖アマルテア女学院中等部3年。11月2日生まれ。
叢雲工業の二軍チーム所属で、叢雲工業の事業撤退後に楓からの要請もあって成子坂へ移籍した。裕福な家庭の令嬢でありアクトレスとしての収入を必要とはしていないが、「上に立つ者は下々の者を守る義務がある」としてアクトレスの道を選んだ。自己顕示欲が強く高慢だが、根がお人よしで少し抜けているため憎まれない。将来の夢がファッションブランド設立だけあってお洒落には人一倍うるさく、ダンスや歌唱力にも長けている。「ジーヤ」と呼ばれている執事を従えている。
チームメイトの愛花に対しては当たりが何かとキツく見えるが、叢雲に所属していた頃からの信頼の裏返しである。チームの主導権こそ自分が取ろうとしているが、「バーベナ」のネーミングなど愛花に任せるべきところは任せている。
移籍当初は軽んじていた成子坂の隊長に対しては次第に強い信頼を抱くようになり、隊長代行の着任をAEGiSによる隊長解任と勘違いして強く反発した。
モチーフは猫。

「お花大好き純粋少女」相河愛花(あいかわ あいか)

声:大空直美
属性:電撃
得意ギア:ライフル
準得意ギア:ハンマー

14歳、藍澄中学校3年。8月7日生まれ。
叢雲工業では綾香のチームメイトで、同様に成子坂へ移籍した。おとなしく物静かな性格で、気性の激しい綾香をなだめる役回りが多い。実家が花屋で本人も花を育てることが趣味のため、花や園芸に対する知識には非常に秀でたものがある。綾香・睦海とのチーム・バーベナの命名も愛花によるものである。また、園芸をやっているせいか意外に力が強い。肌が微妙に浅黒いのも、日頃から園芸で外に出る機会が多いことによる日焼けである。行動がスローペースのため団体行動ではワンテンポ遅れがち。内面は非常に頑固で一度こうと決めたら譲らないところがあり、綾香も本気になった愛花には押し負ける。泣き声が非常に強烈なのが特徴。
独特の美意識の持ち主で、愛用するハンマーのクロスギアを「かわいい」と思っており、それでヴァイスを粉砕することを「お花にしてあげる」と解釈している。
モチーフは羊。

「甘い誘惑、辛い散財」四谷ゆみ(よつや ゆみ)

声:松居恵理子
属性:重力
得意ギア:バズーカ
準得意ギア:両手剣

24歳、キャバクラ嬢。4月6日生まれ。
本来は成子坂製作所に所属しているが、所長の頼みでエンパイア中野へアクトレス兼戦闘指導担当として出向していた。金と男と酒にだらしないかなりのダメ人間だが事務員としてもアクトレスとしてもかなり優秀。エンパイア中野の藤野やよいから何度もMCバトルを挑まれているが、ゆみにはラッパーであるやよいの作法が分からないため相手にしていなかった。高校時代にアクトレス訓練を受けたものの、アクトレスという仕事に安定性を見出せず着任を諦めて大手企業に就職したという過去がある(しかし当時の恋人に貯金を全て貢がされた挙句捨てられ、反動からのホスト遊びで多額の借金を作り辞職し水商売とアクトレスの掛け持ちに至る)。当時の担当教官だったAEGiSの山野薫子のことは尊敬しており今なお頭が上がらないが、それでも薫子が隊長代行就任後に参加させられたバレーボール大会の時には初心者にも関わらず無茶なプレーを要求された挙句何度も顔面レシーブをする羽目になったため、さすがにキレかけていた。
仕事でもプライベートでもお酒が絶えない生活を送っているが「鉄の肝臓」を自称しているため滅多に泥酔には至らない。
24歳とアクトレス高年齢組の中では下の方にも関わらず、当初は歳上ポジションのアクトレスが少なかったため若いアクトレスから散々「BBA(ババァ)」呼ばわりされている。特に文嘉とシタラは新人時代にゆみにパシリ扱いされていたため、その仕返しなのか殊更ゆみを「BBA」呼ばわりするが仲の良さの裏返しでもある。
モチーフは鶴。本人曰く「鶴の恩返し」の鶴。すさまじく絵が下手で、本人が描いた専用ギア用エンブレムの鶴はとてもそうは見えない代物だったため使用されなかった。

「恥じらい妄想系バレリーナ」二子玉舞(にこたま まい)

yuku_sakana
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@yukusa_kana

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