upopo1029@upopo1029

upopo1029
upopo1029
@upopo1029
24 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
upopo1029

upopo1029のレビュー・評価・感想

メガマインド
9

悪党なのに主人公?概念を超えていく隠れた名作

『カンフーパンダ』『シュレック』などでお馴染みのドリームワークス社がこの作品で主人公に選んだのは、宇宙人!
肌の色は青く、瞳は輝き、頭部が膨らんでいるその姿は誰からも好かれるヒーローとは真逆の存在。
その名もメガマインド。

彼は悪党として日々を過ごし、ヒーローをどう倒してやろうかと研究に研究を重ねていたが、
ある日ライバルであるヒーローを本当に倒してしまう事となる。

勿論、街の住民からはバッシングの嵐。
当初は心の底から喜び、全てを支配したメガマインド自身も、自分を倒そうとしていた相手がいなくなった事で張り合いがなくなり、悪党としてのやり甲斐を失っていく事となる。

この映画の良いところは何と言っても、誰も想像することのなかった悪党の目線に立った作品という事。
街の人を困らせ、沢山の人々から嫌われ、ヒーローと対峙するメガマインドは、どうして悪の道を進むことになったのか。
その背景と、悪事を全うしようとするメガマインドにきっとあなたも涙します。
そして、ヒーローがいなくなった事をきっかけに始まった、メガマインドの新たな生活と変化。

笑いあり涙あり、そして考えさせられる、どの年齢の方も楽しめる私がおすすめしたい作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

アニメで良さを再確認、漫画「鬼滅の刃」

週刊少年ジャンプといえばなんといってもワンピースが人気でしょう。
ジャンプは人気順に掲載されるのはよく知られた話ですが、ワンピースを凌いでよく巻頭の方に掲載される激アツな漫画が「鬼滅の刃(きめつのやいば)」です。
タイトルの通り、悪事をはたらく鬼をやっつける剣士たちの物語です。
白熱する鬼とのシリアスな戦いももちろん面白いのですが、この漫画はほどよくギャグ要素も散りばめられていて、読んでて疲れすぎることなく、クスクス笑えます!
漫画はもちろん面白いのですが、とにかくアニメが凄かった!!
残念ながらアニメは終わってしまったのですが、通常1クールが多い中、2クールの放送、更にアニメの続きの映画化も決定され、気合が入っているのをひしひしと感じます。
アニメの作りも非常に丁寧で、映像の美しさや作画の乱れがないのはもちろん、世界感とうまく合っている主題歌も最高でした。
バトル系の漫画は、紙の上だとどうしても動きの表現に限界があるものですが、アニメではそれをとてもうまい具合に補完していました。
なるほどね、こういう動きでこういう風に技を発動して、こうやって敵にダメージを与えてたのね~と、見ていてすごく納得しました。
美しい音楽と映像が、鬼滅の刃の世界をより一層素晴らしく表現していて、クライマックスは鳥肌モノです。
これは映画も物凄く期待できると思います。

久保田利伸 / Toshinobu Kubota
10

日本が誇るトップアーティスト

久保田利伸と聞くと、多くの人はLA・LA・LA LOVE SONGを思い浮かべると思う。しかし、久保田利伸は他にも数多くの曲を世に出している。最近だと、情報番組であるバイキングのテーマ曲に使用されたりとメディア露出は少ないが幅広い活躍をしている。

実際に日本で活動している時間よりも海外で活躍している時間が多く、日本でのライブではチケット購入が困難である。

では、なぜ久保田利伸はそこまで人気があるのか。その答えは彼のストイックさにある。1990年代に日本で活躍していたが、その活躍していた場から離れ海外で活動することを選んだ。その理由は彼が選んだ曲の種類がr&bであることが関係している。r&bとはリズムアンドブルースの略であり、黒人が発祥の曲である。その黒人発祥の曲を学ぶためにアメリカに行き、発音から発声まで一から見直し、彼は生まれ変わった。

生まれ変わった彼は日本に戻り輝きを増した美声を日本で再び轟かせた。以前までの彼はがむしゃらに歌っている印象であったが、生まれ変わった彼の歌声は、聞く人すべを包み込む優しい歌声から力強く聞く人の体が思わず動き出してしまうもものまで幅広い表現力を手に入れていた。

もはや生まれ変わった彼に勝てるアーティストはこの日本にはいないと言っても過言ではない。