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tmiyauchi5のレビュー・評価・感想

SPY×FAMILY / スパイファミリー
9

SPY×FAMILYのポイントについて

マンガをメインにアニメも放映されている「SPY×FAMILY」のポイントを伝えていきます。結論から言うと3点です。

・スパイ作品
・擬似家族の物語
・老若男女でも触れやすい多要素なジャンル設定

「SPY×FAMILY」は名前の通りスパイがメインの作品です。主人公はスパイです。ミッションをクリアすることのためにはなんでも行います。
ミッションを日々こなす中で、ある人物の調査が条件付きで依頼されます。「子どもをつくり、子どもを利用し対象の人物に近づき調査をする」という条件です。
そのミッションをクリアするために子どもをつくり、結婚し、ミッションを進めていくストーリーです。
作り上げた擬似的な家族(ファミリー)も独特で特徴的です。
奥さんは「殺し屋」、子どもは「超能力者」という家族です。
子どもを有名校に入学させ、対象人物の子どもと仲良くさせ、接近するという物語となっています。
子育てについて、本当の家族になるための考え方など日常的な物語もあれば、非日常のスパイや殺し屋、ギャグ的な要素もあり老若男女に読みやすい作品です。
まずは、1巻だけでも無料で配信されているアプリが多いので、手に取って読んでみるといいかもしれません。
敷居は高くありませんし、読みやすい作品です。

検察側の罪人 / KILLING FOR THE PROSECUTION
7

思った以上にクライム系。

思った以上にクライム系の話で、クライム系が好きな私には合っていました。元となる事件もなかなか謎があって、どういうことなのかサスペンスとしても楽しめました。木村拓哉さん主演の映画で、彼が悪いことをするんだろうとは思っていたけど、思った以上に悪かったです。
彼の気持ちもわかりますが、なんか証拠を偽造して逮捕させるとかそういうことかと思っていたので、あの展開は意外でした。木村さんは教場で怖い教官役をしていましたが、こういう上の人が似合う年代になったんだなと感慨深く思います。
検察というのは強くならなきゃなれないのでしょうが、ちょっと圧が強すぎて、こういう話を見ると冤罪ってだから起きるんだろうなと思って嫌な気もします。二宮君の取り調べとかほんと嫌でした。でも、上の者から早く自供をみたいなことを言われれば、ああなっちゃうのも仕方ないのかもしれません。
その後、二宮君が改心するところがよかったです。木村拓哉さんの気持ちもよくわかりますが、それならなぜ正々堂々と自首しないのかと思います。本当殺されても仕方のない人はいるかもしれませんが、人を殺していい人なんていないと思います。キャストもキムタク、二宮君以外の人も皆癖がある感じで、見ていておもしろかったです。

L'Arc~en~Ciel / L'Arc〜en〜Ciel / ラルク アン シエル / L'Arc-en-Ciel
8

ラルクアンシエル

90年代から活動している日本のロックバンドです。
界隈では大変有名で知らない人はいないと思います。
ジャンヌ・ダルクやブレイカーズ等後発のロック、ビジュアル系バンドに大きな影響を与え親交があります。
作る音楽のイメージは個人的には海外のミューズやレディオヘッドっぽいなと思います(リーダーのtetsuyaはレディヘの大ファンです)。
このラルク、聞いてみればわかると思いますが、楽曲の引き出しの幅が広いです。
なんかみんな同じような曲だな…いうような金太郎飴的なものを感じさせません。
それは4人いるバンドメンバーそれぞれが作詞家であり作曲家であるからだと思います(作詞はほとんどhydeですけど)。
メンバーそれぞれ個性があり、この曲は●●が作ったんだなというのが何遍も聞いているとわかるくらいです。
長年活動しているというのもあり、アルバムに収録される楽曲の内容も発売された時期により変化がありますが、楽曲のクオリティーは担保されています。
全盛期より目立った活動はしなくなり落ち着いてきた感がありますが、過去の遺産で十分楽しめると思います。
ラルクを聞いたことがない今の若い世代に聞いてほしいです。ささる人にはめっちゃささると思います。

トモちゃんは女の子!
7

女の子扱いされない男勝りヒロインと、朴念仁な幼なじみの愉快な恋愛模様

背が高く格闘技や運動が得意で、中身もなかなかに男らしい。
そんな女子高生の相沢智(トモ)は、幼なじみ男子の久保田純一郎(ジュン)に告白するも「親友として好き」と解釈されるだけで、女性として認識されず苦悩の日々を送ります。

ジュンには女の子扱いされないトモですが、そのプロポーションから男子から人気があり、その男らしく裏表のない性格から女子にも人気があります。
当初は、ジュンに異性としてまったく意識されていないように見えるトモですが、男子がトモの胸について話しているのを聞いたジュンが、静かに怒りをあらわにしたり、意識が変わっているからこそ今まで男友達のように気軽に肩を組んできていたジュンは、うかつにトモを触らないようになるなど、互いに戸惑いと気遣いが生まれます。

男女として意識はし始めても、今の親友同士であるという関係を変えたくない気持ちもある二人は三歩進んで二歩下がる。
しかし着実に関係を進めていきます。

ボーイッシュで体格もよく、腕っぷしが強くて格闘技も習得、しかし女子として恋に悩む姿は男らしい女らしいなどという性別を超えた人間的魅力を持ち、それでもやはり女の子として魅力的で、好きな人に女の子として見られたいトモちゃんは女の子!なのです。