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sayashi0002y8のレビュー・評価・感想

吸血鬼すぐ死ぬ / 吸死
9

何も考えずに何度も観れるアニメ

1期、2期合わせてどちらもノリとテンポがいい。1話完結なので気軽に観れる。キャラの一人ひとりにちゃんと個性があり、キャラごとの回もあってファンを飽きさせない魅力がある。主人公以外のキャラにもちゃんと設定があり、回を増すことに味が出ていい。
ファンタジー要素があるのに新横浜が舞台で、たまにディスったり地域ネタがあり所々でわかる人にはわかるネタが面白い。ほぼ日常ギャグなのに、たまにあるシリアス展開も最後はちゃんとオチがあって安心して見れる。
吸血鬼、ハンター、幽霊なんでもありなのにちゃんとまとまっているのが凄い。作者の努力の成果だと思う。話がが進むごとにキャクターが増えるけれど、置き去りにせず、位置付けがしっかりしている。

1話の吸血鬼(ドラルク)とハンター(ロナルド)の出会いから同居までの流れも面白く、話を重ねるごとに友情が深まって、お互いに思い合って行動する姿を見てどんどんキャラに情が出てきます。
そこから周りがどんどんドラルクとロナルドに集まってくるのだが、吸血鬼ゆえにドラルクの少し孤独な過去も忘れてしまうくらい賑やかな生活をしていくのもいい展開。
アルマジロのジョンが毎回可愛いく癒される。ドタバタ劇に巻き込まれるジョンも、コスプレにモノマネにノリの良さが可愛いさを増していっている。

アリスとテレスのまぼろし工場
8

恋する衝動と、生々しい人間のうつくしさ

岡田麿里監督作品の『アリスとテレスのまぼろし工場』。
このかわいらしいタイトルとは裏腹に、作中においては人間の生々しさや繊細でリアルな内面が描かれています。
「恋する衝動が世界を壊す」というキャッチコピーにもあるように、この物語を動かすキーは、さまざまなキャラクターたちの純粋な“恋する衝動”です。作品には、お互いの関係を発展させられないもどかしさや、報われない恋をしたときの苦しい気持ちが凝縮されていて、共感できるシーンやセリフがいくつも散りばめられています。
ただ、哲学用語が出てきたり、独特な世界観の表現があったりするので、人によっては観ながら「今のはどういうことだろう?」とやや混乱してしまうかもしれません。並行世界ものや、考察するタイプの映画が好きだという方であれば、そのような引っかかりもなく存分に楽しめる内容だと思います。
そんな『アリスとテレスのまぼろし工場』のいちばんの注目ポイントは、主人公の菊入正宗と佐上睦実、そして製鉄所に閉じ込められている少女・五実の関係性です。この三人にどんな繋がりがあるのかを知る前と知った後とでは、作品に対するイメージががらりと変わります。中島みゆきによる主題歌「心音」の歌詞の解釈もひときわ違うものとなるでしょう。
「恋って何だっけ?」「人を好きになるってどういうことだっけ?」と忘れがちな大人にぜひオススメしたい作品です。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
10

人気投票No.1はまさかのポップ!?

ダイの大冒険は、幼き主人公ダイが隠された能力を秘めながら旅をし、師や仲間と出会い、大魔王を倒すまでの戦闘漫画として知られていますが、裏ストーリーとして異名がついているものでもあるんです。
それが「ポップの成長物語」。さて、ポップとは誰なのか。
主人公であるダイの最初の仲間であり、幾つもの困難を共に乗り越えてきた準主人公、それがポップです。
ポップは一般家庭で産まれた武器屋の息子で、仲間達の中で唯一の一般人でもあります。
初めは敵に怯え泣きながら仲間を置いて逃走するような臆病者でしたが、戦闘を重ねるうちに仲間を守り立ち向かう大魔道士となりました。
ドラゴンの騎士である主人公だけではなく仲間たちの中には、一国のお姫様、光と闇の戦闘のサラブレット、僧侶と戦士の間に産まれた娘がいたことから、元々自分には戦闘において才能がないと嘆き苦しむ場面は誰もが頬を濡らしてしまうことでしょう。
そんなポップが人間界を救うため、そして自身を犠牲にしてでも仲間を守り戦い抜く漢らしい成長をぜひ見届けてほしいです。
主人公のダイも自身の生い立ちや敵に対する非力さから立ち上がり成長しますが、やはりそこには必ずポップがいます。
度重なる困難から逃げてきた少年が、周りに勇気を与えられる存在になる過程をお楽しみください!

アラジン(1992年の映画) / Aladdin
8

ジャスミンの改変がよい

アニメ版で、青いジーニーをどう演じても不自然だろうと思っていたけど、全然自然でびっくりです。歌もよかったです。やっぱ、アラジンはジーニーの歌が大事だと思うので、そこが変わらずよくてよかったです。あと、出てくる風景がまんまアラビアンナイトで、すごい綺麗でした。最初のオープニングでアニメファンをがっちりつかんだと思います。話はアニメとほぼ同じですが、ジェファーが若くイケメンだったり、ジャスミンの友人の女の子が出てきたり違いもありました。ジェファーは、アニメだと、おっさんだし、ジャスミンと結婚って頭おかしいなと思いましたが、実写版だとありうるなと思いました。まあ、敵がかっこいいというのもありだと思うので、この改変はありだと思いました。ジャスミンは、アニメ版より、自我が強いというか、国民のこと考えている感じがしていいです。これはアニメと実写の違いというか、時代の違いではないかなと思います。王国がジェファーに乗っ取られそうになって、捕らえられそうになった時に歌う彼女の歌が素晴らしいです。アニメにはない曲で、泣けます。それだけでも見る価値ありだと思いました。アラジンもぜんぜんイケメンだし、違和感なく見ることができました。