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rin-shan5のレビュー・評価・感想

ヴィンランド・サガ / VINLAND SAGA
8

歴史好きの人におすすめ!ヴィンランド・サガをご紹介

皆さんは歴史漫画は好きですか?歴史漫画にはキングダムやゴールデンカムイなどオリジナリティー溢れる人気作品がたくさんあります。歴史を学ぶ第一歩としては入り込みやすいという利点もあります。
本日は『ヴィンランド・サガ』を紹介いたします!
舞台は11世紀の北ヨーロッパ。略奪を得意とするヴァイキングが台頭していた時代です。
主人公のトルフィンはアイスランドの平和な農村で育ちます。トルフィンはいつしか外の世界を冒険したいと夢を持っていました。
しかしその夢を変えてしまう出来事が.....。それは父親の死です。
父親のトールズは元ヴァイキングで伝説の戦士!戦鬼(トロル)の異名で周りから恐れられていました。
そのため多額の賞金をかけられていたトールズ。同じくヴァイキングであるアシェラッドに彼の処刑が依頼されます。お金さえもらえば何でもするアシェラッド一団はトールズを処刑。
それを目の前で見たトルフィンは父親殺しのアシェラッドに復讐心を燃やします。
アシェラッドはどういう風の吹き回しかトルフィンを傭兵として雇い、略奪や戦などに参加させます。
敵対しながら仲間として戦っているという不思議な関係。なぜアシェラッドはトルフィンを仲間として迎えたのでしょうか?
行動を共にするにつれて変化する、トルフィンのアシェラッドに対する心情が細かく描写されています。
漫画の主人公というと明るい人物が多いですが、トルフィンは真逆。作品の中で一貫して暗く、笑顔は見せません。
そんな主人公が冒険を通してどう変わっていくのか是非ご覧ください。
今回は『ヴィンランド・サガ』を紹介しました。
いかがでしたか?
歴史が好きな人も興味がある人も是非読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

Dragon Ash / ドラゴン・アッシュ
10

革命者達

1999年彼等は日本の音楽シーンに革命を起こした。
それまではパンク、ラウド、オルタナティブなどを色濃く取り入れた3ピースバンド。
ほぼ全ての楽曲の作詞作曲を担う若干17才の降谷建志を中心に東京で結成された。
後に世間を騒がせる事となる彼の血縁関係も非公表で活動、何のタイアップも無かったがその音楽性の高さから徐々に注目を集める。
2ndシングル「陽はまたのぼりくりかえす」で世間の認知度を高め、4ndシングル「」で自身初のオリコントップ10入りを果たす。その後
DJ BOTSをメンバーに迎え、当時日本の音楽シーンではまだまだアンダーグラウンドだったHIPHOPを強く取り入れた楽曲を次々とヒットチャートに送り込み、HIPHOPファンのみならず当時ラップにあまり馴染みのなかったリスナーにも衝撃を与えた。
その勢いそのままに世に放った5ndアルバム「」でまさに革命を起こした。
HIPHOPとROCKを見事に融合し、オリコンチャート1位に駆け上がりミクスチャーロックというジャンルを完全に確立させたのだ。
ミクスチャーロックとは何もHIPHOPとの融合だけではない。事実Kj(ボーカル.ギター)こと降谷建志はその後も数々のジャンルの音楽を取り入れ、吸収し、融合させた。本気で音で遊んでいるのだ。
2003年にはATSUSHI、DRI-Vをダンサーとしてメンバーに加え、極めて珍しい体制のミクスチャーロックバンドとなった。(2020年脱退)
現在ではテレビ出演はほとんど無く、ライブを中心に活動している。革命当時からの根強いファンは勿論、10代20代のファンも多い。その圧倒的なライブパフォーマンスやカリスマ性で多くのファンを獲得し続け、ライブハウスや大型ロックフェスでの彼等のステージは常に超満員、異様な盛り上がりをみせている。これからも日本音楽シーンのトップに君臨し続けるだろう。

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
10

エリート主人公

私はロボットアニメがあまり好きではなく、コードギアスの聞いたことはあったけどロボットが出ているのを知っていたので見るのを敬遠していました。ですがおすすめアニメなどをネットで検索すると必ずと言っていいほどコードギアスがあり、つまらなかったら見るのやめればいいやと言う気持ちで見始めてみました。結果として「なんで今までこんな神アニメ見てなかったんだ!」ってなりました。
神聖ブリタニア帝国との戦争に負け、植民地支配された日本が主な舞台となっています。簡単にあらすじを話すと、ブリタニアの皇子である主人公ルルーシュは妹のナナリーとともに政治利用され日本に飛ばされます。ルルーシュはC.C.という謎の少女からギアスという強大な力を得て、ブリタニア帝国を壊し、妹のナナリーが望む優しい世界を創るというお話です。ブリタニア帝国を敵にするということは父である皇帝シャルルやその他の皇子、皇女も敵にすることになります。ルルーシュは皇女の一人ユーフェミア(以後ユフィ)も当然敵として扱っていたのですが、ユフィの説得により手を取り平和の道を歩もうとします。しかしルルーシュのせいでユフィは死んでしまいます。めっちゃ泣きました。
強大な力を得ても手に入れられないものがあることを知ったり、裏切りを経て成長していくストーリーも最高です。

キングダム / KINGDOM
10

読まず嫌いな方は早く読まないと後悔します。それほどまでに面白い。

キングダムは中国の春秋戦国時代をテーマにした物語で、秦の国王、贏政(えいせい)と主人公である下僕の信(しん)が身分の垣根を超え”中華統一”という誰も成し遂げたことのない夢を成し遂げるまでのお話です。

秦という国がかつて中華統一を成し遂げたことは、皆さん知っていると思います。つまり、キングダムという作品はゴールが決まっているのです。
結末が分かっている作品であるのに、私を含め、多くの方が心を掴まれています。なぜキングダムがそれほどまでに人気なのか?これから読む方向けにキングダムの魅力をお伝えできたらと思います。

魅力1「原先生が描く迫力満点の戦争シーン」
原先生の絵は、中華統一という壮大なテーマにも負けないほどの迫力です。なぜ週刊誌でこれだけのクオリティを維持し続けられるのか?不思議でなりません。
特に、万単位の軍がぶつかり合うシーンや将軍が一騎打ちをするシーンは必見です。自分がその場にいるかと錯覚させられるほどの没入感は、まるで映画を見ているかのようです。

魅力2「魅力的な人物が多数」
本作品の登場キャラクターは500名以上。味方キャラに感情移入することは他の作品でもありますが、敵キャラにもここまで心を揺さぶられたのは、キングダムが初めてです。キャラクターそれぞれにストーリーや価値観があって、皆自分の人生の主人公なんだなと思い知らされます。あなたも読み進めていくうちに、好きなキャラクターが増えていくこと間違いなしです。

魅力3「主人公の熱さに心打たれる」
上に書いたように、キングダムには登場キャラクターが多数いますが、やはりその中でも別格の魅力を見せるのが主人公の信です。下僕の身でありながら、”天下の大将軍”になるという大きな夢を持ち、周りからは馬鹿にされます。それでもその夢に向かって真っ直ぐに走り続け、挫折も味わいながらも少しずつ夢に近づいていく。そんな信の姿を見てあなたも信を応援したくなるでしょう。また、自分の隊を持った後も最前線に立ち、部下たちを鼓舞する信の姿は、理想のリーダーシップ像。こんな男についていきたい、こんな人間になりたいと思わせてくれます。

以上のように、魅力たっぷりなキングダム。少しでも興味が出たら一度手にとって読んでてはいかがでしょうか?
絵が苦手かもと思って中々手を出せていない方、私もかつてそうでした。でも読み進めていくうちに、その絵が本当にかっこよく見えてくるし、むしろこの絵じゃないとダメだと思わされます。もっと早くから読んでおけばよかったです。
巻数も非常に多いですが、心配いりません。一度読んだら止まらなくなりますから。