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punisuke12348のレビュー・評価・感想

DAEMON X MACHINA / デモンエクスマキナ
7

ロボゲーファンにオススメのメカアクション『DAEMON X MACHINA』

アーマード・コアシリーズに近いアクションと長く遊べるハクスラ要素が特徴のアクションゲームです。
パーツを集めてオリジナルのロボット「アーセナル」を組み上げ、ミッションに挑み、その中でまたパーツを発見し、アーセナルをさらに強化し、そしてまた次のミッションへ、というのが大まかなゲームの流れです。アーセナルによるスピーディーな空中戦を楽しむことができます。
各ミッションはかなりルーズなつくりになっていて、その気になれば初期装備でゴリ押すこともできます。この手のゲームが初めてだという方でも問題なく進められるでしょう。ロボゲー慣れしている方にとっては、カスタマイズの必要性の薄さや、ミッションのバリエーションの少なさが物足りなく感じられるかもしれません。
本作はオンライン(Nintendo Switchではローカルでも)マルチでの協力プレイが搭載されていることも大きな特徴です。最大4人で協力して巨大なボスロボットに挑むことができます。が、Switch版のオンラインマルチは2020年9月時点では過疎気味です。CPUにマルチプレイの相手をさせることもできるので、そちらを利用するのが良いでしょう。
欠点も散見されますが、光る部分も確かに存在し、ロボットが好きなら楽しむことができるゲームに仕上がっています。

ひとりぼっちの異世界攻略
8

異世界転生物好きに読んでほしい『ひとりぼっちの異世界攻略』

男子高校生の主人公・遥がある日、異世界に転生することになり、「ぼっち」として異世界で奮闘する漫画です。
クラスの同級生たちと同時に異世界に転生するのですが、遥だけ転生に遅れて使えないスキルしか手に入れることできません。遥は「ぼっち」でひきこもりながら洞窟で生活をしたいと周りに言いつつ、同時に転生された同級生たちとともに協力して近くの村や町を救っていき、異世界を生きていきます。遥は他の同級生に比べて転生時に使えないスキルばかりしか手に入れることができませんでしたが、その使えないスキルを工夫したり、試行錯誤したり、努力したりすることで強い魔物たちを撃破していく様子が爽快です。また、同級生の女子や物語の途中で使役するアンジェリカとの掛け合いも読んでいて面白い点です。ただ魔物を倒していくだけでなく、錬金術を手に入れて装備品を作ったり、手に入れたスキルで村や町のお店や壁を強化していったりなどという描写もあります。主人公・遥が異世界でひとつひとつ作り上げていく様子が読者をこの作品に引き込んでいきます。MMORPGなどのゲームをコツコツとプレイする人、地道に少しずつ努力して何かを成し遂げていきたい人にはハマる作品だと思います。

哲也~雀聖と呼ばれた男~ / 勝負師伝説 哲也
8

とにかくすごい麻雀アニメ

戦後間もない頃の話で、もちろん全自動卓はなく、手積みのため、イカサマありの麻雀です。イカサマ技が炸裂します。
「麻雀こそ俺の生き様」と、麻雀技に打ち込む姿勢には感服させられます。賭博麻雀というダーティな世界での男達のドラマは、見る者の心を熱くさせます。イカサマ有りの賭博麻雀を通して激闘を繰り広げる麻雀アニメですが、麻雀というよりかはまるで時代劇を見ているかのようなコテコテ&見え見えの展開、濃すぎるキャラクター、でもそこが良いのです。
死神・印南との対戦がお勧めです。ダンチというキャラは居てくれるだけで楽しかったです。彼の存在が暗い話に明るさを足してくれました。また、主人公の哲也がツバメ返し ・積み込み ・エレベーター ・左手芸 などなどの沢山の技を見せてくれました。作画に関しては原作に忠実と言いますかあまり凝ったものでは無いですが、演出は上手く作られていて引きこまれます。物語も原作そのままです。しかし作中かなり端折られている部分があるので、是非原作も読んで頂きたいです。
非道徳な世界観が良く表現されていて絵とのバランスが良いですが、あまり万人受けする内容ではないです。同じギャンブル系のアニメとして、アカギやカイジが好きな方にオススメです。

黒執事 / Black Butler
10

今まで出会った中で圧倒的1位の漫画

『黒執事』は、ヴィクトリア女王が君臨する1890年代のイギリスが舞台となっています。幼くして英国名門貴族のファントムハイヴ家の当主となったシエルは、両親を殺害されたうえに自分自身も誘拐され、慰み者になってしまうという残酷な過去を有しており、その際に自身の魂を対価に悪魔と契約を結びました。その悪魔こそが、シエルのもとでファントムハイヴ家の執事長を務めているセバスチャンです。両親を殺害した敵への復讐を果たすべく、正体を追いつつ、英国裏社会の秩序を保つための「女王の番犬」としての任務もこなしていくというのがこの物語の大まかな流れです。
私がこの漫画をオススメする最大の理由は、とにかく絵が綺麗だということです。人物の顔はもちろんのこと、彼らが身に付けている洋服、建物内の装飾品の細部まで抜かりなく綺麗な絵で構成されています。時折出てくる戦闘シーンも綺麗なままなので、少年漫画などにありがちな、何が起こっているのかわかりづらい、ということもなく非常に読みやすいです。また、ストーリーも作り込まれており、読み始めるとハマってしまうこと間違いなしです。ただ、内容が少しグロテスクな部分もあるので、人によっては軽くトラウマになるかもしれません。グロい系が苦手な方にはオススメできません。